「オーガニック1%キャンペーンを始めましょう!」Good for people Good for the Earth

But, take it easy and have a dream(でも、気楽にそして夢を持って)

1%をオーガニックに変えよう!

2015-03-15 | できることから1%

三月(弥生)

 

東日本大震災から4年

福島原発事故の影響が未だなお続く中で、

原発への再稼働に向けて動き始めた日本政府

 

先週来日していたドイツのメルケル首相のことば

「(福島第一原発の)事故のあと、ドイツは脱原発という決断をし、

現在、再生可能エネルギーに力を入れている。日本も同様の道を歩むべきだ」

 

 

今から3年前(2012年2月)、

二つの目的をもってこのブログをスタートしました 

ひとつは、ホンモノのオーガニック農産物を目指す生産者達との交流から、

被災地支援の一環として、

福島原発事故のあと、風評被害を受けていたお野菜販売の手伝いをするためでした

 

当時は、とにかく東日本で生産されたものは販売しない(できない)・買わないという流れの中で、

放射性物質検査を受けて、その結果が基準値以下だとしても、「消費者が県名を聞いたら購入しないので」と、

取引先から拒否され困っていた生産者が沢山いました。

また、福島の生産者の産物は、放射性物質検査の結果、流通にストップがかかってしまっていて、

私たちが支援したくても、ある意味、何もできない状態でした。

 

写真は、今年の3月11日の夜、駅で販売されていた福島産のリンゴです

「放射性物質検査はしています。大丈夫です」と大きな声で行き交う人に、

安全性を訴えていました・・・

          

3月11日の夜のニュースでは、

店頭で福島産と明記して販売されている生産品を、

支援の一環と思って積極的に購入する消費者の姿が映し出されていましたが、

除染に何十年かかるかわかならい地域がそのまま存在している事実、忘れてはいけないですね。

 

あの日をきっかけに、自分たちが使っているエネルギーがどのように生み出されていたのか、

知らないことが多すぎて、唖然としつつも、

身近なこととして友人たちと語ったり、勉強したりしていたのですが、

4年の歳月が過ぎ、のど元過ぎれば・・・というところにいる自分にハッとさせられます。

 

“災害列島”

 

先日何気に見ていた番組で耳にしたことば

 

東日本大震災以降も、各地で自然災害がおこり、

その度に、自然災害の被害を大きくした人災も、目にしてきました

 

私たちひとりひとりの中には、想定外で起こりうる自然災害への備えや心構え、

また、原発については、地震国の住人としてどうあるべきか、

結論が出ていない人も、心の中でくすぶり続けていると思います

 

いろんな出来事が日々起こる中で、まずは、無関心にならず、引き寄せること、

感ずることがスタートだとは思いますが、感じたら、次はどうすればいいのでしょう?

 

“自分ができることを見つけて行動する”

頭ではわかっていても

“行動する・続けること”は、

勇気と強い心、エネルギーも必要ですね。

 

想いだけを抱き、外へ向けて、不平不満の種にしてしまわないよう、

改めて、原発関連について感じていること、

できることを見つけて行きたいと思っています。

 

震災復興については、

石巻の仮設住宅にお住まいのAさんとご縁を頂いて、

仲間たちと行ってきたこと、これからも続けていきたいと思っています。

ひとりでは・・・、きっと、こちらも、のど元すぎれば・・・になっていたと思うのです。

仲間がいるってことは、ありがたいですね。

一緒にともに動いていると続けられる・・・そんなありがたみを感じています。

 

 

 

そして、このブログをスタートしたもう一つの目的は、

ホンモノのオーガニック(環境にも人にも優しい栽培・飼育方法による)の普及

「1%をオーガニックに変える」提唱の為でした

      

当初から、3年間を一つの区切りにする・・・と、決めていたので

この形式でのブログは、今回で一旦終了させていただきます(^’^)

(無肥料無農薬栽培のお野菜販売は掲載続けます)

 

 

“ホンモノのオーガニックの世界を覗いてほしい”

“できるところから関われること見つけてほしい”

という思いで、ブログスタート時に、

長年の友人であるmihoさんとLapisさんに彼女たちが届けたい世界の共有・協力をお願いしました・・・。

「花」や「色」は、毎回私自身もたのしみにしていました。

 

「花」は、お野菜販売に絡み、季節をお伝えする為に

「色」は、当初は、日本からホンモノのオーガニックを発信していきたいという思いもあり、

日本の色名の由来を私自身が知りたい(^_^;)ということでお願いしました・・・。

二人の友情のお蔭で、私自身、毎回楽しく構成にも関わらせていただきましたし、

知らない世界を共有させて頂き、本当にありがたく思っています(*^_^*)。 

 

ホンモノのオーガニックを伝えることは今後も別の形で、

或いは、単独ブログ形式でお伝えすることもあると思いますし、

現在進行形のオーガニックセミナーを通じても行っていきます(^_-)

 

実食できる体制ができたお蔭で、私も毎回楽しく

ホンモノのオーガニックについて熱く語り(笑)

参加者の皆様とセミナー後の懇親会では、

美味しく頂いております(*^_^*)

(セミナーについては、オーガニックバンクレポートをご覧ください)

 

最後に

毎月、このブログを覗いてくださったみなさま

“楽しみに待っていました”・・と云ってくださったみなさま

コメントを送ってくださったみなさま

本当にありがとうございました(^’^)

 

次世代への引き継ぎ・・・

ホンモノのオーガニックは、地球環境と密接なつながりがあること、

永続的に続けられる方法であること、

そして、何より、ホンモノは美しく、美味しいこと、

少しでもお伝えすることができたのなら、幸いです(F.M)

 

Let’s change 1% into Organic !!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記;

3年間を通じて、ブログの冒頭にはいろんなこと書いてきましたが、

私自身が一番印象にのこっているのが、昨年(2014年)五月の

『レジリエンス(Resilience逆境力・回復力)“折れない心”の育て方』でした(^_-)

 

そして、最近、はまったのは、写真の本です

子供から大人まで、誰が読んでも、ホッコリしますが、

ちょと疲れている方、

自分が他の人とどこか違っているのでは?と悩んでいる(?)方に、特ににお勧め!

「すみっこくらし」のキャラクターには癒されますよ(^_-)。

 


1%キャンペーンに参加しませんか?

2015-03-15 | できることから1%(お花・カラーetc.)

3月の花:スィートピー

 

英名: Sweet Pea(=香りの良い豆)

和名:「麝香連理草/ジャコウレンリソウ」

別名:「麝香豌豆/ジャコウエンドウ」、「花豌豆/ハナエンドウ」、「匂い豌豆/ニオイエンドウ」

学名: Lathyru odoratus(香りの良い連理草という意味)

原産地:地中海沿岸

花言葉:

「優しい思い出」「優美」「デリケートな喜び」「永遠の喜び」「私を覚えていて」「門出」「繊細」「別離」

 

 

スィートピーは豆科の仲間らしく、

葉軸の先端がくるくると巻きひげとなり、他の植物に絡まりながら成長します。

蝶のようにひらひらと舞うかのような可憐な花びら、

Sweet Pea という名前通り、ほのかな甘い香りも春らしさを感じさせてくれます。

 

品種改良により、様々な色が溢れているスィートピー・・・

 

 

店頭で見かけるたくさんの彩りに圧倒されてしまうのか、

実は、可憐な花びらもほのかな香りにも、魅力をあまり感じることがなく

「春色の汽車に乗って~♬」(赤いスィートピー)

私の中ではこの歌詞がすぐに浮かぶ花・・・くらいのイメージでした。

 

ところが、先日そのイメージが大きく変わる出来事がありました!

それは母を亡くした私の為に、友人から贈られたスィートピーの花束でした。

小振りながらもたくさんの花びらと蕾がついているのですが、

ふんわりと優しく膨らんだ小さな蕾は空豆にも想えて

豆科の花であることをさり気なく(?)アピールしている姿もいじらしい(#^.^#)

 

ほんのりと淡いピンク混じりのスィートピーは初々しく、

まるで花の赤ちゃんのよう・・・

その愛らしい花姿にすっかりメロメロ♥になりました。

 

母の写真に供えながら、心がほぐれるような優しさと楽しさ、

そして何よりも友人の温かい想いを感じることができました。

 

1週間程過ぎた朝、いつものように花瓶の水を替えようとしたときのこと、

枯れかけた花びらの中に若草色の小さなサヤを発見!

新たな命を感じさせてくれたサヤもまた、たまらなく愛おしくなりました。

 

そして、この楽しいひと時を写真の母も一緒に過ごしてくれている・・・

この花を贈ってくれた友人への感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

 

 

ありがとうの言葉と一緒に赤ちゃんサヤの写メを友人へ✉

するとその友人から心のこもったコメントが届きました。

 

『今日はとても嬉しかったです。

昨日とても落ち込むことがあり、今朝も憂鬱な気持ちでした。

メッセージと写真をみて、思わず涙してしまいました。

勇気づけられ、今日一日を過ごすことが出来ました。』

 

心を込めて花を贈ること、心を込めて想いを伝えることの意味を

これまで以上に大切に感じた出来事でした❀

 

 

さて、今回でこのブログは最終回を迎えました。

花を贈るような気持ちでこのブログに参加出来れば・・・という想いでしたが

実際には、好きな花でも知らないことが沢山あって、

私自身が新たな発見と感動で一人勝手?に楽しんでいたようにも想いますが

『楽しむためにこの世にやってきた~♪』

・・・と、感じることが出来る素敵な時間でした(#^.^#)

 

今回の友人から贈られたスィートピーのように

枯れた花から新しい命の元となるサヤが生まれる姿・・・

植物の短い命のサイクルは、

終わりと始まりが繋がっていること教えてくれました。

そして、

・・・たくさんの人々の命の繋がりの中で、今の私がいる・・・

 

『2011.3.11』がきっかけとなったこのブログを続けて、

感じた植物からのメッセージです。

 

最後になりましたが、

拙い文章にお付き合いいただいた全ての皆様に感謝の気持ちを込めて♥

「どうもありがとうございました❀」By Lapis


オーガニックバンクからセミナーのご案内

2015-03-15 | セミナーと食品購入のご案内

オーガニックバンクレポート

「セミナーと食品購入方法のご案内」

 

第二回“学んで食べて・・・楽しく賢くなるセミナー”

2月21日(土)に、第二回目、開催させていただきました・・・(^’^)。

今回は、オーガニックとは本来何を意味している言葉なのかを理解することから見えてくること、

現在日本でも実施されている検査・認証制度のはじまり、

そして、オーガニック農産物(ホンモノは形も美しく、美味しい・・・その理由)についてお話しさせて頂きました。

 

前回に続き参加された方々との再会、

また、今回、初めて参加された方々との新たな出会い・・・

懇親会も含めて、参加者のみなさまと貴重な時間と空間をシェアさせて頂きました。

ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

 

今回初参加された方の中に、健康関連の専門雑誌を発行されている方々がいらっしゃいました。

“書き、伝える”というご職業の視点も加味され、オーガニック認証(認定)制度の仕組み、

特に、制度としての信頼性をどう得ているかについて関心をもたれたようでした。

 

確かに、どんな制度であれ、それを利用する目的がそれてしまったり、行う人がルールを守らなければ、形骸化してしまいますね。                                           

1993年頃の話ですが、「日本で初めての民間オーガニック認証機関を立ち上げるためにご協力いただきたい・・・」と、

ある大学教授を訪れたのですが、「日本は契約社会ではない(袖の下の文化がある)から、

そんな制度を作っても機能しない(客観性、信憑性が薄いという意味)のでは?」と、その大学教授に云われたことがありました・・・。

また、有機検査・認証制度がスタートしてから約10年間、

認定を取得しなければならなくなった企業20数社のコンサルタントをしていたのですが、

その中には「書類だけ書いておけばいいのでしょう?」と、おっしゃる方もいて、愕然としたこともありましたね(+_+)。

 

現在、世界中で定着しているオーガニック認定の仕組みのベースとなっているのは、

1970~1980年代に欧米で確立されたシステムですが、

それは、“生産者が自分たちで作った産物の質を下げないため”にスタートしたものでした。

つまり、国の制度として押し付けられたのではなく、慣行農法との違いを明確にし、

そのことを消費者に伝える為に生産者自らシステムを作り、

そして、国の制度にするために自ら動いた・・・という歴史があるのですね。

 

また、認証システムを作った生産者たちの想いは、

認定を取得することが最終目的ではなく、

「このようなシステムで作っています、何か問題がおきても、トレースバックできます・・・」と、

自分たちの生産方法・産品を消費者に信頼してもらうことが最大の目的だったわけです。

 

初めてこのシステムが日本で紹介されたころ、

「そのようなシステム自体必要ない」、

また、前述の大学教授のように「契約を重視する社会背景があってこそ成り立ったシステムであり、

日本は文化も違い機能しないだろう」とおっしゃった方々の中には、

表示規制の枠組みで成立させてしまうことに意見を述べる・・という立場の方も多くいらっしゃいました。

日本の「有機食品の検査認証・表示制度」が、法律として罰則の適用をスタートしたのは2001年ですが、

欧米同様、国として動く前に日本にも民間初のオーガニック認証機関が設立されていました。

当時、その事務局を務めさせていただき、その後、国として罰則の伴う制度になっていく過程を見てきたひとりとして、

現在日本でオーガニック食品をできるだけ取り入れていきたいと思っている人たちにとって、

本当の意味でメリットをもたらすことができる制度かどうか、

実際にオーガニック食品を購入する際の選択基準として生かす方法(有機JASマーク=無農薬表示ではないこと、実施されている制度の内容(基準や仕組み)、有機JAS認定マークはどのような手順で貼付される?最終決定をするのは誰?など)、

セミナーを通じてお伝えしています。

4月から制度としてスタートする「機能性表示食品」などは、まさにどのようにその信頼性を得ていくのか注目されていますが、

自分にとって必要な商品を購入するための判断基準にするためには、まず知ること、これが第一ステップだと思います。

 

このオーガニック認証(認定)制度も世界をみればまだまだ進行形です。

日本でも、それぞれの立場(認定取得する側、認定されている製品を販売・購入する側)でのメリットや利用価値を明確にしていくことが、“信頼できる仕組み”として成長させていくひとつの要素ではないかと感じています(^’^)。

 

さて、今回のセミナーからもうひとつ、

これは、私自身がセミナーをさせていただいている一番大きな理由なのかもしれませんが(^’^)、

ホンモノのオーガニック産物は見た目も美しく、そして美味しい・・・ということです。

 

“曲がったり、虫食い穴のある野菜は農薬をつかっていない証拠で安心だ~”という大誤解の世界を正したい~!

 

私ごとですが、農家で生まれ育った母は、自宅の前の空き地を借り、自然農法栽培でお野菜を作っておりました。

真っ直ぐに伸びる太くてみずみずしいキュウリや黒光りする形のよい茄子、

真っ赤に実った形の整ったトマトの数々を見て、食べて育ったため、

「有機栽培野菜は、農薬を使用していないので虫も食べる。だから虫食い穴があるのは安心」説(?)を耳にするたび、

それは・・・違うと発信したくなるのです(笑)。

 

“健康な野菜は美しい・・・”

セミナーでは、その根拠となる土壌構造の違い、植物の細胞列の違いを、写真をご覧いただいて説明させていただいています。

 

その写真を見た主催の関由佳ドクターの感想は、「人間の肌と同じですね・・・」

そう、健康な肌のキメは整っていて美しい・・・、野菜たちも同じなんですね。

 

セミナー主催者、関由佳さんのセミナー感想は、由佳さんのブログ(下記)でご覧に慣れます。

http://ameblo.jp/dr-yuka/entry-11993617224.html

 

そして、次回は、いよいよ・・・オーガニック畜産についてのお話です(^’^)。

“ホンモノは美しい~そして、美味しい!”~これは、農産物だけではなく、畜産物にも当てはまります(^’^)。

 

セミナーのあとの懇親会「Purely」http://biopurely.com/ですでにオーガニックビーフを食べている方々も、

オーガニックのビーフって実際どんな風に育てているの?と思っていらっしゃるようで、

また、なぜ美味しいのか・・・ホンモノの味の秘密にも関わるお話しとなりますよ(^'^)。

  

☆次回のセミナーは、3月28日(土)

第三回「オーガニック&ナチュラル畜産物」 

肉食大好きな方はもちろんですが、

牛の飼育が環境問題に負荷を与えていると考えている方々(これが理由でベジタリアンになった・・と云う方は結構いらっしゃる)にも、ホンモノオーガニックビーフの飼育は環境保全とかかわってきたこと、お伝えしたいとおもっています。

もちろん、ビーフだけではなく、ポーク・チキンについてもお話しさせていただきます。

今回は、畜産関連なので、オーガニックバンク設立者の大浦さんもセミナーに登場します(^_-)。

 

セミナーは、どなたでも参加お申込みできます。

セミナー終了後、Purelyで懇親会を行います(^’^)。

こちらも予約制になっております。

席数にかぎりがありますので、お早目にお申し込みくださいね。

 

☆セミナー・懇親会参加のお申込みご希望の方は、

下記にアクセスしてお申込みください。

http://kokucheese.com/event/index/256489/

 

さて、最後に、写真について説明いたします(^'^)。

サンプルでいただいたオーガニックビーフ使用のハンバーグです。

赤みの旨みと香辛料が効いているので、

冷えても美味しい!お弁当のおかずにもなります(^’^)。

 

広い意味で“オーガニック農産物”は

店頭や通販・宅配などで入手する方法も増えました。

1%キャンペーン事務局として、オーガニックへの1%の入口として、

無肥料無農薬栽培のお野菜はブログ上でご紹介しておりますが、

ナチュラル・オーガニック畜産品については、

オーガニックバンク設立会社アースアンドライフ社提供の通販をご案内することにしました。

下記のURLにアクセスしてみてくださいね。

http://earthandlife.shop-pro.jp/

 

 

※セミナーについて;

現在、オーガニックバンク主催の定期的なセミナーは行っていないため、

少人数のプチセミナーからお受けしています。

「セミナー&実食」をご希望の場合は、日時・人数などに制限はございますが、場所(セミナールーム・レストラン)はご準備させていただきます。

まずは、お気軽にご相談ください。

お問い合わせは、下記メールアドレスにご連絡ください。

 

sobfng@gmail.com 1%キャンペーン事務局

☆メールアドレスはお手数ですが入力お願いいたします。

 

作る人も販売する人も、購入する人も、
1%からホンモノのオーガニックへ

1%キャンペーンに参加しませんか?

2015-03-15 | 心と身体にやさしいメニュー

・・・心と体にやさしいレシピ・・・

レシピのラストは、S.H.さん特製のスコーンです(^’^)。

材料にこだわっていますので、カッテージチーズも手作り (^'^)ですよ。

実は、今回スコーンのレシピを頂いたときに、オーブントースターを処分したばかりで、

そのことをS.H.さんにお伝えしたところ、

『フライパンでもできますよ~』とのお返事が返ってきました。

と、いうことで、今回のレシピはフライパンを使ってもできるスコーンです。

(もちろん、オーブンやオーブントースターで作っていただいて結構です) 

また、この3年間貴重なオリジナルレシピを提供してくださった

S.H.さんの手作りスコーンとお料理への想いも合わせてご紹介させて頂きます。

 

≪パニール(カッテージチーズ)スコーン≫

『今月は、皆さんと一緒に、スコーンを焼いてみようと思います。分量は厳密にする必要はありませんし、粉をふるう必要もありません。フライパンで作るとても簡単なレシピです。英国ではスコーン、アメリカに渡ったスコーンは、ホットビスケットと呼ばれますが、私のスコーンは、ホットビスケットに近い味かと思います。

アメリカの開拓時代に作られていた素朴なレシピにはとても興味を持ってきました。

食べる分だけ作り、焼き立てで召し上がって下さい。作りおきすると固くなってしまいます。パンがわりになります。カッテージチーズが入っているので、滋養はたっぷりです。出来上がったスコーンを焼きたてで食べられるのは、手作りならではです。

出来立てのカッテージチーズを添え、お好みのジャムも添えます。』By S.H.さん

 

材 料:

粉(地粉、強力粉、大麦粉、ライ麦粉等)     200グラム

(※粉の配合は季節によって、体質によって変化させます)

ベーキングパウダー(アルミフリーのもの)      小さじ 2杯(8~10グラム)

無塩バター(或いはオイル*1)           30~40g(オイル:大さじ2~3杯)

糖分(*2)                      大さじ1杯

パニール(=カッテージチーズ)        60グラム位

ホエー(カッテージチーズを濾したあとにできる水分)    90~100cc                     

塩                                         適量

 

(*1)オリーブオイル、グレープシードオイル、ココナツオイル等。

(*2)ラカンカ、やし花糖、メープル、黒糖、甘酒、酵素シロップなど。

『オイルや糖分は、お体に合わせてえらんでください。 糖分に、酵素シロップを用いますと、生地の発酵が促されソーダブレッドとは違う美味しさが生まれます。活性した甘酒も同様です』By S.H.さん

 

作り方;

  1. ボールに粉を全部入れてベーキングパウダーも入れてよく混ぜまる(ふるう必要はありません)。
  2. バター(或いはオイル)、ホエー、糖分、パニールを加える。

☆無塩バターを使う場合;バターは冷たいものを加えて、手で粉の中にもみこむ。

粉の真ん中を泉のようにくぼませ、ホエー、糖分、パニールを入れて、周りの粉を崩しながら、ざっとまとめる。(パサパサする位でちょうどいい)

☆オイルを使う場合;;粉の真ん中を泉のようにくぼませを、ホエー、オイル、塩(ひとつまみ)、パニール、糖分を入れて、周りの粉を崩しながらまとめてゆく。

  3.生地をまとめるが、手にべたべたすることはなく、粉っぽい生地を(手で丸めず)二つ折りにしては手で伸ばし、90度方向を変えて二つ折りにする。これを数回繰り返すと、生地は滑らかになってゆく。

※このまとめ方だと、焼いた時、サックリとして、パイ風に仕上がる。

 4.生地を少し手で伸ばし、生地の厚さは焼く方法※で決め、形は四角、丸型など好みにする(角切りなら生地を適当な四角にして、四隅の面を薄く切り取る)。

 ※フライパンで焼く場合は、生地は薄めにして火の通りをよくする。

 

☆フライパンで焼く場合の手順;

  1. アルミホイルを揉んで凸凹を大きく作り、フライパンに敷く(お鍋でオーブンを作る気持ち。熱をやわらげるように空間を大きくするため)。
  2. 揉んだアルミホイルの上にもう一枚アルミホイルを敷き、小さめの生地を、間を開けて並べて蓋をする。
  3. ガスコンロにガスマットを置き(火を遠くするため)、弱火で焼き、膨らん  で焦げ目が付いてきたら、途中でひっくり返して両面を焼く。

※少しの量であれば、ガスマットを敷き、熱をやわらげることで、オーブンと同じく、ひっくり返さず、上まで色づきます。

火加減によるが、20分くらいで焼上がる。あまり強い焦げ目がつかないよう、余熱を使い、火を止めてそのまま置く。

 

☆フライパンや厚手のお鍋を使って焼くとき時の注意点;
1. 熱を柔らかく(アルミフオイルの凸凹で空間をなるべく大きく)、火を遠くする(ガスマットを置く)。
2.蓋をキチッとして温度を保つ(ガラス蓋は中がよく分かるのでお勧め)。
3. 生地は薄切り、なるべく小さくスコーンを型どる(オーブンやオーブントースターで焼くと大きめのものが出来るますが、フライパンや厚手のお鍋を使う場合、大きく型どると中が生焼けになるので注意してくださいね。)
 

 

≪バニール(カッテージチーズ)の作り方≫

材料
牛乳(低脂肪でないもの) 1リットル
生クリーム(乳脂肪100%のもの)(*3) 150cc~200cc

 レモン 1個

(*3)生クリームは好みですが、今回は、クロテッドクリームがわりになるカッテージチーズが欲しいので、生クリーム入りのカッテージチーズをつくります。

 作り方:

  1. 鍋に牛乳と好みで生クリームを入れて、温める。
  2. レモン汁を1個分加えて暫く置くと分離するので、ストレーナーで濾す。  

☆手作りパニールについて;

*作る時の注意点:レモンを加えたあと、あまりいじらないこと。

熱が足らないと分離されないので、分離しないようなら、煮立ててください(お豆腐のようにモワモワとなれば大丈夫です)。

*200グラム弱のカッテージチーズが出来、冷蔵庫で数日間持ちます。

*分離したホエー(少し黄色く半透明な感じの水分)は、生地をふっくらさせるためにスコーンの材料として使用します。

使いきれないホエーは(数日間もつので)スープやピラフ、パンケーキに使えます。

*生クリームを入れると、パニールがマスカルポーネのようになり、クロテッドクリームのかわりにスコーンに添えられます。

*パニールをお料理に使う時は、重しをかけ豆腐のように水分を切って使ってください。

 

≪酵素シロップの作り方≫

材 料:

季節のフルーツ

糖分(甜菜糖、さとう等を 材料の1.1倍)米麹(材料の1~2%)

作り方:

瓶の中に刻んだフルーツと糖分を入れて米麹を加えてそのまま置く。

翌日、水が上がるので(20度位の暖かいところにおき)、毎日1~2回かき回す。1週間位で濾して使う。

 

 

つくってみました~

(もちろん!)初めての挑戦ですが、カッテージチーズは、かなり気に入りました・・(^'^)。出来立て(左)も冷やしたもの(右)も、お・い・し・い(*^_^*)。

あっという間に胃の中です(笑)。手作りカッテージチーズは、常備品の一つになりました。

ただ、“スコーンをフライパンで焼く”・・・、やはり、これは何度も挑戦しないとS.H.さんのようにうまくできないなあ~と苦戦しまた(^_^;)。

写真は2回目の挑戦、ひっくり返さないでもできるように、ひと口サイズで焼いたみましたが、

お手本の写真とは随分ちがいますよね~(笑)。

でも、S.H.さんから『私も、最初にフライパンを使った時、失敗しました!

有るものを使って、何でも出来るものですが、始めは上手くゆかないものですよ』とのコメント通り、コツをつかむには失敗しながら挑戦を続けるということですね(^’^)

 

 

・・・S.H.さんのスコーンとお料理に対する想い・・・ 

『スコーンは、とても手軽な焼菓子です。ジャムやカッテージチーズを添えたり、お食事のパンにもなります。

酵素シロップを加えて焼いたスコーンは特別に美味しいです。200グラム位の粉に、玉子半分を入れるとよりお菓子らしくなります。

ドライフルーツ、スパイス、カボチャやサツマイモなど、スコーンの中に色々なものを加えて楽しめます。

塩味の場合は、野菜の炒めたものも美味しいです。

 

英国からアメリカに渡り、ホットビスケットと呼ばれています。

開拓時代のレシピを見ると、本当に素朴なもので、私はそれに心をひかれます。

私の作るスコーンは、全くバターもオイルも使わない、そんなホットビスケット的なものや、

英国の古いレシピ的なミルクスコーン、あとは、ココナツミルクやオイルを使うトロピカルな風味のものです。

 

スコーンを色々作ってみますと、生地を少し発酵させた時、一番美味しいです。

アメリカの開拓時代には、サワードウを加えて、ふっくらさせた素朴なホットビスケットがありました。粉と塩と水が材料です。

捏ねた生地は、冷蔵して置くと、発酵して美味しくなりますし、焼き立てが美味しいので、食べる分だけ焼いて下さい。

バターを多くしても普通には宜しいですが、バター(油脂分)少な目ですと、寝かせた生地の美味しさが際立ちます。

 

スコーンは色々と変化を楽しめる手軽さが、家庭的です。

私は、結構、野菜のピュレや蒸し野菜の残り、ポタージュ用の残り利用として、スコーンを重宝してきました。

 

料理は、全て、関連しています。

特別、お菓子が切り離されたものではないのです。

主婦の立場は、家族の命を預かっているようなもので、台所は薬局です。

毎日、家族を楽しませて、あぁ美味しかった!という声を聞くのが幸せなんです。

その食事の中を充実させたい!という気持ちが、料理する原動力のように感じます。

特別、お料理を習った訳ではないですが、下手でも何でも、家族を喜ばせたい、健康にしたい、という思いで料理しています。』

 

✲S.H.さんのオリジナルスコーンは、粉の種類・配合、糖分やオイルは、

季節や体質によって変化させることがポイントです。

アーユルヴェーダ的見地、大麦の効力、レシピ応用編は、会員専用で紹介しています。

尚、会員専用にはパスワードが必要です。

お野菜ほか「1%キャンペーン事務局推薦商品」お買い上げのみなさま、また、セミナーに参加された方で、

パスワードが不明の方は、下記メールにご連絡ください。

sobfng@gmail.com 

 

 

さて、今回でS.H.さんのレシピと私のつたない挑戦結果(笑)を掲載するのも最後になりますが、

この3年間で学んだことは数知れず、

特に、S.H.さんご自身で長年工夫されてきた“心と体にやさしい”シンプルなクッキング方法は、目からウロコ・・・の連続でした。

このコーナーは、福島原発事故の風評被害を受けた生産者の無肥料栽培野菜をご購入いただいた皆様へ、

“お料理レシピをお届けしたい~”という思いと、

ブログのもう一つの目的、“できることからスタート!1%をオーガニックに変えましょう!”と、

みなさまに呼びかけるのであれば、私自身も何かできることを見つけて挑戦!しなきゃ・・・(笑)

という思いの2つがあってスタートしました。

 

“食べることは大好き!”、でも、“必要だからお料理する”というレベルの私(+_+)。

“作ることも楽しくできるようになれるといいなあ~”という自分への挑戦でもありました。

 

技術的レベルが低いわりに、望むことが高い私(^_^;)は、ただ、単に味付けを主体にしたお料理を学びたいとはあまり思わず、

また、マクロビオティック料理は一応マスターしているので挑戦にはならず・・・ということで、

アーユルヴェーダを教えていただいていたS.H.さんに、ご協力をお願いしたのでした(^’^)。

味を付けるというより、素材の味を最大限に引き出すクッキング方法、

アーユルヴェーダの基本=「消化力を高める」クッキング方法、

そして、季節や体質に合わせた材料の組み合わせや香辛料・調味料の使い方は、

作ってみて、食べてみると、本当に“心が癒される”・・・感動がありました。

日々の食事にホンモノオーガニックの材料を取り入れることはベースになっていますが、

S.Hさんのクッキング方法は、その素材の味をさらに引き出すことも実感しました。

 

「食」は、本当にいろんな視点で語ることができる幅の広い、そして深いテーマですね。

ファッションのように、今年の流行食(流行色ではなく)も定着しつつあり、今年は、時短食品やハイブリットスイーツなどがあげられているそうですが、一体だれがどのように決めているのでしょうね?

また、「健康・アンチエイジング」との関連で、スーパーフードと云われるものも含めた機能性を謳う食品の情報があふれています。

後者の効果・効能は、体質や生活スタイル・環境という視点をきちんと押さえてこそ得られるのでは?と常々感じていますが、

食品の「効果・効能」については、表示規制も変わる中で、ますます混沌としていくように感じています。

三年間にわたり貴重な情報を提供してくださったS.H.さんの想い(前述)も含め、

ここでご紹介したレシピや情報が、みなさまの食情報のひとつとしてお役に立てることができれば、嬉しく思います。By F.M.

 

・・・Let’s change 1% into real Organ


1%をオーガニックに変えよう!

2015-03-15 | 野菜申込方法

・・・Let’s change 1% into real Organic・・・

3月のお野菜(無肥料・無農薬栽培)のご案内

地球と共存でできることのひとつ

・・・・・ホンモノオーガニックを取り入れること・・・

ホンモノのオーガニック(地球と共存できる生産方法)の産物は、健康な土づくりから

ホンモノオーガニック野菜づくりを目指す生産者からお届けします(^’^)

 

※無肥料無農薬栽培野菜3月お届け野菜の内容;

大根、切り干し大根、サトイモ、ブロッコリー、ベビーリーフ、ネギ、ごぼう、ダイコン菜、春菊、じゃがいも、かぶ、人参この中からお届けいたします

(注)明記していない農産物に変わる場合もあり、収穫できる状態に応じて、生産者にお任せしておりますことご了承願います。)

※到着日指定ください(下記の中から日程のみご指定ください);

注)時間指定は午後2時以降からお受けします

午前中指定はできませんご了承願います)

・3月21日、28日(土曜日着)

・3月22日、29日(日曜日着)

※代金は、送料・税込 2500円

 

※お申し込みとお支払方法について※

※お申込者は、1~3まで明記の上、下記アドレスまでメールでお送りください。

メールアドレス「sobfng@gmail.com」(1%キャンペーン事務局/益田)宛

1.名前

2.ご住所とお電話番号

3.到着日時指定明記

*各到着日のそれぞれ一週間前までのお申し込みとなります。

尚、3月21日(土曜日)、22日(日曜日)到着希の方は、今週火曜日3月17日までにお申し込みください。

時間指定は午後2時以降可能です。地域によっては時間指定お受けできない場合もあります。ご了承願います)

☆数量限定の為、ご注文日、お届け日によっては、ご希望に添えない場合があります。ご了承願います。

「お申し込み確認メール」を頂いたアドレスに返信致します。

☆お支払:「お申し込み確認メール」受取り後、3日以内に下記へお振込み願います。

(ご入金確認させて頂いた方へ発送手続きさせて頂きます)

「ゆうちょ銀行」:口座名義「1%キャンペーン事務局」

記号「10220」・番号「11990691」

 ※尚、ゆうちょ銀行以外から、ゆうちょ銀行口座にお振込み頂く場合、

 店名「〇二八」、店番「028」、「普通預金:口座番号「1199069」をご指定ください。

・・・Let’s change 1% into real Organic・・・