「オーガニック1%キャンペーンを始めましょう!」Good for people Good for the Earth

But, take it easy and have a dream(でも、気楽にそして夢を持って)

オーガニックバンクから提案

2014-10-05 | 無肥料自然栽培勉強会

・・・安心して食せるたべものを増やす社会を作るために・・・

生産者向け勉強会のご案内

消費者は「声」をあげていきましょう(^_-)

 

8月のロータリークラブでのオーガニック小セミナーのあと、主催者のお一人の感想の中に「(ホンモノオーガニックを選ぶには)・・・どのような事柄に注意したらいいのでしょか・・・」というご質問がありました。

日々の食生活と健康は関連しているという認識をお持ちの方は多いかと思います。ホンモノオーガニック食品のお話しをすると、普段意識する機会があまりない“自分が日ごろ口にしている食べ物には、何が使われ、どのように生産されているのだろうか・・”という点に関心を持っていただけるようです。

前述のご質問に対応できるお返事として、ちょっとした知識と見方を身につければ、卵や加工食品(乳製品も含む)は商品の表示を読みとることで、安心して食せる食べ物を選ぶことができる・・とわかっていただけます。

ただ、第一次産品(肉や野菜など)は、一般市場に流通している商品表示だけではなかなか読み取ることは難しく、また、まだまだ一般市場での流通量が少ないため、セミナーでは、入手方法、販売者名なども具体的に紹介させていただく場合があります。 

セミナーに参加された方々の感想をお聞きすると、ほぼ全員の方々が、漠然ではあっても、「生産方法の特徴は選択基準の一つとして必要~」までは、感じていただけるのですが、次の段階・・・、実際に購入する場合、(特に)第一次産品の場合、通いなれたスーパーや近くのお店ではなく、わざわざ注文して・・となると、やはり、続かなくなる方が多いですね。

消費者が、本当に安心して食せる食べ物を求めるのであれば、消費者としても労力を使っていただきたい・・・というのも本音ですが、日本でのホンモノオーガニック食品の普及率を高めるためには、生産してくださる方々を育成する場、流通・販売に関わる方が学ぶ機会を増やす必要性も、オーガニックバンクの活動を通じて、感じています。

 

加工食品生産・流通(販売)の方々へのセミナーはこれまでも提供させていただいていますが、第一次産物の生産者育成勉強会は、今回も、来年の1月に開催される無肥料自然栽培普及協会主催の勉強会を案内させていただきます。

 

日程:2015年1月24日(土)~25日(日)

締切日:2014年12月26日(金)

参加費用:15,000円(予定)

対象:無肥料自然栽培に一部でも生業として携わっている生産者、

今後生業として本気で栽培を考えられている生産者

すでに携わっている小売業者、他業種、学識者等

場所:東京都江東区内の会議室(予定)

 ☆応募方法:メール又は電話

事務局 (有)サン・スマイル
〒356-0052 埼玉県ふじみ野市苗間1-15-27
Tel.049-264-1903 携帯:090-8891-8212(松浦)
Fax.049-264-1914
e-mail: ms@sunsmile.org(本企画専用アドレス)
 

私は、一昨年、初めて参加しましたが、生産者の方々の熱気に圧倒され、このような方々がいらっしゃれば、日本の農業の未来は明るいなあ~と感じたことを今でも覚えています。写真は昨年の勉強会の模様、松浦さんから送付頂きました。

  

さて、安心して食せる食べ物を増やす社会を作るために、私たち購入者側の努力も・・・やはり、大切だと思うのです。

冒頭のご質問、「・・・どのような事柄に注意・・」とも関連していますが、自分の選択基準をもち、その選択基準に合致した製品を扱っているところをみつけること。 そして、できるなら、おいていただくように働きかけること。

つまり、受け身ではなく消費者も自分たちが参加してこそ「安心して食せる食べ物を増やす社会を実現できる・・」と、捉えていただきたいと思っています。

 

今月のレシピに使用する本葛を求め(ナチュラル・オーガニック食品販売の専門店まで行く時間がなく)、通勤途中にある“販売しているだろう”と予測した大手スーパーやデパートの食品売り場めぐりでは、「くず粉」と書かれているのに原材料が「葛」ではないものばかり(+_+)。ようやく見つけたのは、想定外(!)の引っ越したばかりの住まいから一番近い中規模スーパでした。他のお店で販売していたまがいもののくず粉はなく、本葛のみ販売しており、『この商品はお客様からのご要望があり販売しています』というメッセージが添えてあり二度ビックリ!!でした。
 
このスーパーと規模的には同じほど、系列の異なる(以前の住まいの近くにあった)中規模スーパーにはなかったお客様への心配りにふれ、こういうスーパーがあることを知って、しかも、自宅近くにあることがわかり、とても嬉しかったです。
 
後者のスーパーでは、定期的に購入していた添加物の入っていない加工食品がどんどん店頭から消えていき・・・「なぜ、販売停止になるのですか?いつも購入している商品なので困るのですが・・・」と、お店の方にお聞きしたことがありました。「すいません。売上数量が少ない商品なので・・・」と口を濁して終わりでした。もちろん、その後も、そのスーパーでは、その商品たちは復活しませんでした・・(補足:今回の「本葛」探し、やはり(!)この系列のスーパーには販売していませんでした・・)。
 
前者と後者の違いはなんでしょうね?
 
本葛は生鮮食品や日配品とは違うので、そんなに頻繁に購入する食品ではないとは思うのですが、お客様の声、つまり、購入する人たちが、求めるものに耳を傾ける姿勢があるかどうか、また、流通業(販売店含む)って生産者と消費者の間に立つ重要な立場であり、消費者へ正しい情報を提供する役割も担っているという意識があるかどうか・・の違いにも関連してくるのでは?と、個人的には感じています。
 
沢山の商品から、安心して食せる食品を選ぶには、基準を持つことが必要な時代になった・・・と同時に、求める側が声を上げて、耳を傾けてくれるお店を選んでいくことも、安心して食せる食べ物を購入するために、私たち購入者ができることの一つだと思います・・・。
 
・・・日本の伝統食品でもある本葛を求め、改めて、どこで購入するか、
購入側が販売者を選ぶべき基準がまたひとつクリアになった次第です(^’^)・・・。
 
作る人も販売する人も、購入する人も、1%からホンモノへ

 

・・・Let’s change 1% into real Organic・・・