「オーガニック1%キャンペーンを始めましょう!」Good for people Good for the Earth

But, take it easy and have a dream(でも、気楽にそして夢を持って)

1%をオーガニックに変えよう!

2014-09-06 | できることから1%

九月(長月)

9月を迎え、(たとえ日中の気温がまだ高くても)、

真夏とは明らかに違う空気の感触・・・

 

8月の大雨は各地で土砂災害・浸水をもたらし、多くの方が犠牲となりました。

犠牲となられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます

 

気象庁は、西日本各地に大規模な被害が出た記録的大雨を、

「平成二十六年八月豪雨」と命名したと、8月22日に発表しました。

 

“顕著な災害を起こした自然現象(気象現象、地震・火山現象)に関し、

大規模災害の経験や教訓を将来に共通認識として伝える観点から”、

気象庁は統一的な名称を定めている・・・そうです。

 

8月20日に起きた広島地方豪雨・土砂災害の被害状況を取り上げた某局のテレビ番組で、

「まさ土」と「黒土」の実験をしている場面に釘づけになりました。

透明な容器に同じ量のそれぞれの土を入れ、上から水を流し、その容器を傾ける・・・黒土は表面の水だけが移動するのに対し、

「まさ土」は土全体が動きはじめ、傾けた方へ土も一緒に移動していく・・・・。

今回の土砂災害の原因の一つである「まさ土」の流出状況をみる実験でした。

 

「まさ土」・・・花崗岩の風化が進み(もろく、くずれやすくなり)、砂質に変質したもの・・だそうです。

 

この実験を見ているとき、6月号でご紹介したハザカプラント創設者の葉坂さんと、土に関する数々の著書(「はじめに土あり」「土を知る」「土といのち」など)を残された故中嶋先生との間で交わされた話を思い出しました。

葉坂氏;『急斜面で土壌がない硬い粘土板に、しだれ桜を植え付けようと、どんな土壌を木の周囲に置いても流れ落ちて駄目なのに、この堆肥(コンポスト)を置いて押えておいたら雨でも流れず木が育っている。これはどういう訳ですか?』

故中嶋先生;『それは当然です。あなたの堆肥(コンポスト)には1g15億匹~20億匹(最新データーでは1グラムに100億匹)の微生物たちが居て、土壌の流亡を支え合って守っているのですよ』(「オーガニックプレス」2000年版より抜粋)。

 

“微生物たちが居て流亡を支え合って守っているのですよ”

 

健康な作物を育むためには、生きた土壌(いのちある土)でなければならず、『土壌は単に地球の地殻、すなわち岩石が風化したものではなく・・・生物を媒介としてはじめて土壌となり、生命(いのち)を育む力を持つようになっていく』(同上)、それが「土」と言われるもので、そこには無数の微生物の存在がある・・・。

故中嶋先生は、『土に起きた変化が作物にどのように影響し、また、結果、我々人間の体にどのような影響を与えているか』を述べるために、講演会でも、いつも、「土」とは何であり、その「土の成り立ち」から説明されていらっしゃいました。

 

「土が変質することの意味」、「土と砂では性質自体が異なっていること」

 

“健康な土づくりがホンモノオーガニックの原点”・・・と、繰り返し伝えている私ですが、今回の土砂災害を通じて、改めて「土」の定義や「土」の種類、そして、風化などによっておこる変質がもたらす我々の命に係わる現象、「まさ土」の存在など、いのちある食べ物を育むための「土」とは別の角度から、改めて、「土の成り立ち」・・・読み返しはじめました。

 

 

『地球の気候のメカニズムがくずれている』

『知識がいのちを助けてくれる社会』

 

冒頭の番組に出演していたゲストのお一人がおっしゃった言葉ですが、思わず書き留めました

『都市に住んでいる人には地下にいるときの危険性、地下街は火災や爆発への対策はできているが、ゲリラ豪雨の対策はできていない・・・』とも。

 

「知識が助ける社会」とは・・・

土の構造が変質していく

 なぜ、明け方に豪雨が多くなるか

1時間に50ミリ、90ミリという大雨が降るとどういう現象がおきるか

 

今回、私は前述の実験を見ていて、自然災害がもたらす現象について、そのメカニズムについて、また、自分が住んでいる環境とどのように関わってくるのか、本当に知らないことが多く、愕然としました。 

そして、「いのち」に関わる知識、「いのちを守るため」に生かすことができる知識だけでなく、“直観”“とっさの判断”、大切な人たちを守るためには“決断する勇気”も必要であること・・・・、

何も起こらないことを前提に生きるのではなく、“ことは起こる”前提で生きることが、これからますます求められるのかな~と個人的には感じています。

 

 

・・・「地球の気候のメカニズムが壊れている」・・・ 

地球に住んでいる私たち

次世代にバトンタッチしていく世代になって、何ができるのだろうと感じている人たちも沢山いる・・・

 

できることは、まだ、たくさんあると思うのです

地球と共存できること、身近なことで、今日からできること、みつけて、そして、始めませんか?

 

Let’s change 1% into real Organic!!

 


1%をオーガニックに変えよう!

2014-09-06 | できることから1%(お花・カラーetc.)

9月の花:ティートゥリー/Tea Tree

学名:Melareuca /メラレウカ

原産地:オーストラリア

開花時期:5~7月(日本)/9~10月(オーストラリア)

花言葉:清潔

学名のMelareucaはギリシャ語でMela(黒い)とleucas(白い)の意味を現し、

樹皮が白と黒に近い茶色であることに由来しています。

ユーカリと同じフトモモ科で、ティートゥリーという通称は

メラレウカ属(ニアウリ、カヤプテ等)の植物全般をさして使われることが多いようです。

 

 

 

精油としても有名なティートゥリーには

すっーとした清潔な香りの中にも癒されるような優しさを感じていました。

ティートゥリーが自生する湖がオーストラリアにあることを知ってから

どうしても訪れてみたい♥・・・と想いが高まるようになりました。

 

今年の7月、その想いを叶えるべきオーストラリアへの旅が実現\(^o^)/♥♬

日本で花を咲かせたティートゥリーに出会えぬまま

日本とは季節が真逆のオーストラリアへ✈✈✈

 

ティートゥリーが自生する湖

『LAKE AINSWORTH/エインズワース湖』(通称ティートゥリー湖)は、

ゴールドコーストの少し南にあります。

事前調査(!)では、観光スポットとしての情報も少なく、

『ただただ心で体感したい!』という想いだけで

今回の旅の最後に訪れることに決めたのです。

 

『LAKE AINSWORTH』の看板を見つけただけで、小躍りしてしまった私(^_^;)

そんな私のワクワクと期待感・・・♬

逆光で黒いシルエットとなるティートゥリーの向こうに

真っ青な湖を見つけました!!!!!

 

湖のほとりまで行くと、湖水は透き透った紅茶色、

岸から離れるほどに湖面が青く見えるのは

爽やかな青空が透き透った湖水に映っていたから。

湖を囲むように岸辺に自生するティートゥリーも鏡のように湖面に映しだされています。

・・・爽やかでいて神秘的、静寂の中で心がほぐされていくような優しさを感じる光景・・・

 

 

紅茶色の水に手を触れてみると

肌に優しい水あたりで、触れたあとの肌はすべすべ・・(#^.^#)

この湖で泳ぐと髪がサラサラになるそうです。

 

紅茶色の秘密は・・・

湖を囲むように自生しているティートゥリーのエキスが

湖水に溶け込んでいるからだそうです。

 

また、こちらは個人的な解釈ですが

精油としてティートゥリーには清浄効果があることも

透き通るような湖水の一因なのかもしれません。

 

 

この地域には湖や湧水がたまって出来た池が沢山あるそうです。

真冬とはいえ、昼間は20°を超え、ウエットスーツで湖を泳ぐ人もチラホラ・・・

もともと沼地を好むティートゥリーにとって、

この温暖な気候と春に降る沢山の雨が成長を助けるため、

多くのティートゥリーが自生するようになったようです。

 

また、ゴールドコースト周辺には

先住民である『Bundjalung people/バンジャラ族』(アボリジニ人の種族)の聖地もあり、

ティートゥリー湖を含むこの地域の水辺は

『Magical Lagoon/マジカルラグーン』と呼ばれる癒しのスポットとなっているそうです。

 

この水の不思議な力を知っていた先住民たちは

ケガや虫さされなどの傷を治すために、子供たちには水浴びをさせ、

子供を産む時にも、ここに来たそうです。

また狩猟の後もここを訪れ、狩りの旅の疲れを癒していたそうです。

 

・・・爽やかでいて神秘的、静寂の中で心がほぐされていくような優しさを感じる光景・・・

私が湖のほとりで感じた感覚こそが『Magical Lagoon』そのものだったのです。

 

何千年もの間、先住民たちの伝統と文化として大切に引き継がれてきたスポットには

現在でも湖畔のティートゥリーを囲むように、様々な植物が自生し

様々な生き物達との生態系が続いています。

 

 

 

オーストラリアでも開花の時期には早く、

ティートゥリーの花には出会うことができませんでしたが、

出発前に日本で花に出会えずに感じた残念な気持ちは残っていません。

 

植物の目的が花を咲かせることではなく、そこに生きて、命を繋いでいくこと、

そしてその繋がれた命の輪の中で私たちも人間も恩恵を受けている、

・・・心で感じる旅でした✈✈✈       by Lapis

 

 

 


1%をオーガニックに変えよう!

2014-09-06 | 野菜申込方法

・・・Let’s change 1% into real Organic・・・

9月のお野菜(無肥料・無農薬栽培)のご案内

夏野野菜たちも、今月でお別れ・・・ですね。後半はサトイモが出てきていよいよ秋へと向かいます。大雨の影響で野菜の生育にも影響がでていますが、写真のように、無肥料栽培のお野菜たちは、キラキラ輝いて我が家に届きました(^’^)。     (注:写真は前半のお野菜です)

地球と共存でできることのひとつ・・・・・ホンモノオーガニックを取り入れること・・・

・・・Let’s change 1% into real Organic・・・

 

無肥料無農薬栽培野菜9月お届け野菜の内容;

ジャガイモ、玉ねぎ、キュウリ、ナス、シシトウ、ピーマン、空芯菜、オクラ、ゴーヤ、かぼちゃ、(後半~生ラッカセイ、サトイモ)この中からお届けいたします。

(注)明記していない農産物に変わる場合もあり、収穫できる状態に応じて、生産者にお任せしておりますことご了承願います。)

※到着日指定ください(下記の中から日程のみご指定ください);注)時間指定は午後2時以降からお受けします(午前中指定はできません。ご了承願います)

・9月13日、20、27日 (土曜日着)

・9月14日、21、28日 (日曜日着)

※代金は、送料・税込 2700円(クール便代200円が含まれます)

 

※お申し込みとお支払方法について※

※お申込者は、1~3まで明記の上、下記アドレスまでメールでお送りください。

メールアドレス「sobfng@gmail.com」(1%キャンペーン事務局/益田)宛

1.名前

2.ご住所とお電話番号

3.到着日時指定明記

*各到着日のそれぞれ一週間前までのお申し込みとなります。

例:9月20日(土曜日)到着希望の方は、ご希望到着日明記の上、9月13日(土)までにお申し込みください。(時間指定は午後2時以降可能です。地域によっては時間指定お受けできない場合もあります。ご了承願います

尚、13日(土)14日(日)到着ご希望の方は9月8日(月曜日)までにお申し込みください)

☆数量限定の為、ご注文日、お届け日によっては、ご希望に添えない場合があります。ご了承願います。

「お申し込み確認メール」を頂いたアドレスに返信致します。

☆お支払:「お申し込み確認メール」受取り後、3日以内に下記へお振込み願います。

(ご入金確認させて頂いた方へ発送手続きさせて頂きます)

「ゆうちょ銀行」:口座名義「1%キャンペーン事務局」

記号「10220」・番号「11990691」

 ※尚、ゆうちょ銀行以外から、ゆうちょ銀行口座にお振込み頂く場合、

 店名「〇二八」、店番「028」、「普通預金:口座番号「1199069」をご指定ください。

・・・Let’s change 1% into real Organic・・・

 


1%をオーガニックに変えよう!

2014-09-06 | 心と身体にやさしいメニュー

・・心と体にやさしいレシピ・・・

“酷暑”の続く中で、身体も心も相当疲れてきていませんか?

なるべく胃に負担をかけない消化力の良い・・・

でも、暑さにしっかり対応できる・・・

そんな食事をとりたいですね。

 

≪夏野菜のオーブン焼き≫

『ラタトゥイユよりあっさりと軽く、でも食べ飽きることがないお料理です。暑さで疲れた身体を癒します(by S.Hさん)』

 材 料  (2人分)

・ズッキーニ   1本

・玉ねぎ   中 1個

・トマト   大  1個

・塩、胡椒、オリーブ油、(あれば)ハーブお好みのもの

 

作り方

  1. 野菜を7~8ミリ厚さ位に切る。トマトは皮と種を取る。
  2. 食卓に出せる焼き皿に少しずつずらし、交互に野菜を重ねてぐるりと入れる。
  3. 軽く塩、胡椒して、オリーブ油を振りかける。
  4. オーブンで焼く(野菜の量で違ってきますが、中火で30分~40分位)。

 ※厚手の鍋で作る時は、始めは蓋をしますが、途中から蓋を取り、野菜の水分を煮飛ばして下さい。

(写真はバーミキュラでしたのですが、ガスマットを置いて、弱火で10分足らずで火が入ります。蓋を取り少し煮詰めて仕上げましたが、水分たっぷりもまた美味しい!野菜のうまみのスープを野菜と一緒に頂くと考えてくださいね)                                                       

☆バジル等のハーブを少し入れる、また、お好みで、ニンニクを少し入れても美味しいです。

☆カボチャ、玉ねぎ、トマトの組合せも美味しいです。

つくってみました~

炒めて煮込むラタトゥイユより、身体にやさしい~ですよ。もちろん、作るのも“ラク”()。オーブン料理をほとんどしないので「多重構造のステンレスのお鍋でつくりたい~」とわがまま(^_^;)を言った私に、『オーブン料理だけど、こんな風に厚手のお鍋でもできますよ~』と、

上記の写真は、S.H.さんが送ってくれたものです。野菜の状態の変化がわかりやすいので、参考にしてくださいね。

野菜を並べて、塩・胡椒、そして、オリーブ油を振るだけ。 野菜だけの水分で、柔らかくなり、少し水分を飛ばして出来上がり!炒めて煮込むより、本当にあっさりしていて、胃にも優しく、夏バテ気味の方、野菜不足の方には、ぜひ、お勧めしたい一品です。


1%をオーガニックに変えよう!

2014-09-06 | できることから1%(お花・カラーetc.)

休息と再生の色…青緑色

 

緑色は寒色でも暖色でもない中性的な色ですが、青緑色は寒色系に属し、青の特徴をあわせ持つ緑色です

青緑色をイメージする言葉は、リラックス、癒し、静寂、大自然などが浮かびます

人はどんな時に青緑色にひかれるのでしょう…

 

青にひかれる時は自分の内面と向き合いたい時、緑色にひかれる時は心と体がリラックスしたい時であり、自分と社会とのバランスをとりたい時です

では、青緑色にひかれる時は?

休息をとりながら内なる自分と向き合い、自分のバランス感覚を確認する時なのではないでしょうか?

 

私の原点となった青緑色の思い出があります

今からちょうど20年前、ある企業が伊豆にある一碧湖の畔に美術館を建てることになり、立ち上げスタッフとして人員を募集していました

離婚して2年目だった私は、仕事に対するやりがいを無くし、その原因を作った自分自身の殻を破りたくて、転職を考えていた時期でした。その募集広告が目に留まり、何故だか“募集広告自体“に縁を感じ、履歴書を送り、面接を受けることになりました

採用が決まり、それから一月後には伊豆と東京を行き来する生活が始まりました

丁度、色彩の勉強を始めたときで、毎週木曜日19時からのカラーコーディネーターの授業を受ける為に、時には、伊豆から池袋の学校に直行したこともありました

体はとてもきつく、学校での課題は多く大変でしたが、最後までやり遂げようという強い信念と、その目標を理解して支えてくれた職場の同僚らにより、何とか一年間のカリキュラムを乗り越え、卒業することができました

 

その伊豆一碧湖美術館に常設展示してあった作品が、ジャン・ピエール・カシニョールの絵画でした

カシニョール絵画の画面構成は、青緑色が三分の二を占めていて、色彩の勉強を始めたばかりの私は大変興味深く作品を眺めていました

美術館の環境も湖の青と空の青、草木の緑が、カシニョール絵画がより際立つ場所となっていました

 

カシニョールは、現代フランス画壇の巨匠の一人と言われ、アメリカや日本で人気の画家です

彼の描く作品は、公園の森や庭、湖や山々など身近にある自然と、それを楽しむおしゃれな女性が題材だったようです

写真は、“ドルトーニュの晴れ間"というタイトルで、カシニョールが描いた絵画の中で最も好きな作品です

青緑色で構成されたドルトーニュ地方を背景に、一人の女性が藤の椅子に座り、頬づえをついてお茶を飲んでいます

帽子の飾りの赤が青緑色の補色として、お互いの色を活き活きと際立たせています

赤は、生命を象徴する色であり、エネルギーや炎の色、そしてハートの色でもあります

 

カシニョールは、女性を描く時、常に奥様をイメージしていたようで、この赤に最愛の奥様への思いを込めたのでしょう

青緑色を好んだ彼を輝かせるには、奥様を象徴する赤がとても重要だったのではないでしょうか?

数年後、この“ドルトーニュの晴れ間"を水彩絵の具で模写したことがあり、自分の中で新たな発見がありました

模写を通じ、画面全体の青緑と、アクセントカラーの赤の組み合わせから、作者の深い愛を感じ、私がこの絵にひかれた理由に触れることができました(^^)

  

青緑色の好きな人は、堅実的で穏やかで、

感性が豊かで洗練された人が多いようです

 

 

 

 

再び“ドルトーニュの晴れ間"の作品の写真を眺めていると、今度は描かれている場所に行って、青緑色に囲まれながらお茶を楽しみ、ゆったりとした時間を過ごしたくなりました♪

いつか、実行したいものです(^^) by miho