雨が降って増水していて、普通の川は濁りがあるため釣りになりません。
そんな時は、普段足を向けない支流の支流のそのまた支流へ行くのです。
ただし、蜘蛛の巣との戦いは必至。
バックで蜘蛛の巣、フォワードで蜘蛛の巣、そうこうしているうちに逃走するヤマメ。。。
それでもティペットに付いた蜘蛛糸の玉をまめに除去し、ひたすら上流を目指す。
するとこんなポイントに出くわした。ここまで釣果０。
しかも落ち込みの流れ出す手前のところで盛んにライズするヤマメを発見。
しかし、頭上は木の枝、左の岩盤のほうにも横に伸びた木の枝。
どうしても釣りたかったので岩盤に張り出している枝を体で押さえつけてサイドキャストを試みる。
相変わらずヤマメは夢中でライズを続けている。
フォルスできるスペースは無いため、ロールキャストのようなサイドキャストしかできない。
しくじったら後はない状態だったが、意を決してキャスト！！
フーディングレーンを少し外れたところにフライが落ちたが。。。
ヤマメはフライを見つけてくれた。
何の疑いも無くフライに食らい付くヤマメ。
次の瞬間、小気味よい手応えが腕に伝わった。
竿は寝せたまま下流へ自分自身が移動してネットイン！
サイズは２０ｃｍ程でしたが納得の一尾。
スーパードライを飲みたい気分でした。