MY LIFE

DIY・家庭菜園・フライフィッシング・徒然日記

ヤマブキ咲く頃

2011-04-30 22:26:56 | FLY FISHING


 連休前にもっと釣りをしておきたかったのですが、連休になってしまいました。

ここ数年、GW期間は釣り人だらけなので敬遠していました。が、今年は人出も

少ないと勝手に思い込み、またあまり人の入らなそうな川を選択し、行くことに。

午前中は鯉のぼりを出したり、子供と遊んだりしたため午後の出発でした。

 道を行くとヤマブキの花が咲いていました。いよいよフライフィッシングが最もいい時期に入ったようです。

河原に降りるとフタバコカゲロウがハッチしています。こういうのを見るとガゼン期待が高まります。

幸い先行者はいませんでした。川は減水気味で無数の小さい魚たちが見えました。

おそらくヤマメの稚魚やウグイでしょう。そして彼らは私を見つけるなり右往左往して

大騒ぎしてくれます。おかげでプールのようなオープンなポイントは全く駄目。

彼らがいない巻きなどの小さなポイントにフライを流すと反応が得られました。



なんの迷いもなくパラシュートを一呑みしたのはとても美しいヤマメ。

その後も小さなポイントを丁寧にドリフトさせると



これまたとっても美肌なヤマメ。渓流の宝石といわれる所以でしょう。

 その後本命としていた区間に入りましたが、それまでが嘘のように全く魚っ気なし。

多分先行されていたか、過度にフィッシングプレッシャーを受けているのだと思います。

だから私にとっても本命でなかった所で釣れたのでしょう。川を見ればどこが本命かは

だいたいみんな一致するでしょうからね。

 その後、場所を変えようとしたら雨がパラついてきたので今日はここで納竿としました。

せめて今日釣れた区間はGW明けまで釣り荒らされないことを祈りつつ家路につきました。




山萌える頃

2011-04-20 21:20:47 | FLY FISHING


 休日出勤の振り替えをとらせていただいて、魚釣りへ・・・。

昨日、冷たい雨が降ったことを考えて遅めの出発。10時半頃に川へ到着しました。

去年爆釣した川なので期待が高まりますが、フライへの反応が芳しくありません。

水温は5~6度くらいでしょうか。川は砂の堆積が目立ち、変化のない流れが多くなっていました。

去年とはまったく別の川のようです。



しばらくして小さな巻き返しから

きれいなヤマメに会うことができました。



その後1匹追加するも、それっきり。どうしちゃったんでしょう?

この川はしばらく行かなくていい感じです。

 その後おそい昼食をとり、下流の本流筋を釣ってみましたが、こっちのほうが魚影が濃いみたいでした。

ただ、魚がスレているのに加え風が強く、かなり難しい釣りとなりました。

それでもなんとかこんなヤマメが釣れました。



 虫は大量にハッチしていたのですが、やはり水温でしょうか?川の底のほうに付いている魚が多かったです。

週末あたりは水温も上がっていい感じなのではないかと思いますが、私は都合により釣りに行けません・・・残念。



無垢

2011-04-09 22:27:01 | FLY FISHING


 先生のお誘いを受け、先週行った川の隣の川へ向かいました。

川に到着したのは10時半くらい。天気は曇りで時折小雨がふるという状況。

気温も昨日よりだいぶ低い感じ。虫もあまり飛んでいませんでした。

ということであまり期待できないコンディションでしたが、いきなり

無垢なヤマメたちが我々を出迎えてくれました。なんの疑いもなく

フライを虫だと思い込んで吸い込む様は気持ちがいいです。

アワセもフライを食べて水中に潜ったあたりでゆっくりと行ないます。

2人で交互に釣っていきますが、「今の出方は最高だなあ」と言ってみたり

「うーーん」と唸ってみたり、とても楽しいひと時を過ごせました。


 そして最後に見つけたライズの主は本日最大の22cm。



 2人で20匹以上釣ったでしょうか。サイズは平均して18cm前後ですが

なにしろ出方が素晴らしいのです。出方が。

来週は去年爆釣した川へ行ってみようかと思います。


太陽光発電 3月の結果

2011-04-04 23:10:53 | 暮らし


 3月の気象庁データによると、日照時間は212.8時間で日照率58%でした。

これは結構いい数字です。発電量もいいほうだと思います。天気がいいときに

発電量を見たらマックスの数値が出ていたのでパネルの性能も大丈夫だと思います。

 ただ、3月は地震直後の停電や計画停電により、発電できても売れない日が

あったのでそれがなければもっといい結果だったと思います。


 東日本大地震後の計画停電に対してよく周囲から「太陽光発電があるから心配ないでしょう」

と言われるのですが、実際はどうなのかというと・・・

太陽光発電の導入時に「いざという時は非常用電源になるのでとても役立ちます」と

営業の人が得意げに話していましたが、実際はそうでもないことが今回の計画停電

などの経験を通じてわかりました。


 昼の停電ならコンディショナーに直接コンセントを差し込んで携帯の充電などは

できますが、テレビについてはアンテナに電気が供給できないので観れません。

ポットでお湯を沸かすにはちょっと発電量が足りないような気がして試していません。

それぞれの家電の消費電力量を確認すればいいのかもしれませんが、私にはその確認の

仕方がわかりません。なので意外と使いみちがないのではないかと思いました。


 夜の停電に対しては発電ができないためさらに(まったく)役に立ちません。

昼に発電した電気を蓄電できるわけではないので太陽光発電がない家庭とまったく同じです。


 ということです。なので発電した電気をバッテリーなどに蓄えておける設備があれば便利だと思います。

せめて照明だけでも賄える電力を蓄えておければ停電のストレスから少しは

開放されるんじゃないかと思います。私にとって夜の停電で一番堪えたのは「真っ暗」

だということだったので・・・。

 
 最近はオール電化と太陽光発電をセットにした住宅があたりまえみたいになっていましたが、

これからはガスが見直されてくるかもしれませんね。また、最近のトイレは停電だと流せない

なんていう話を聞きましたが、これは明らかにメーカーが「トイレ」が何のための設備かを

完全に忘れてしまったためではないでしょうか。

 このような経験から人にとって本当に必要な事とか物というのが見えてくる気がします。

そしてそれが新しいモノ作りに生かされていくことを期待したいと思います。





遅い春

2011-04-02 22:59:09 | FLY FISHING
 しばらくブログを休んでいました。というかブログを綴る気持ちが湧かなかったため
という方が適切だと思います。

 まずは東日本大震災で被害を受けた方々へ一刻もはやく日常が戻ることをお祈りします。
テレビで街が津波に飲み込まれてゆく映像を見たときは言葉を失いました。
日常が非日常へ変わってゆく瞬間を目の当たりにしているという感覚を覚えました。
私は埼玉県在住ですが、私の職場も建物に損傷を受け、通常の勤務体制がとれていない状況です。
と言っても被災地と比べればとても良好な環境にあります。

 震災後、街ではガソリンを給するために数百メートル並んで待っている車の列が発生し、
お店では乾電池やトイレットペーパーが姿を消しました。オール電化の私の家では停電により
ほとんど全ての機能が停止し、石油ストーブを物置から引っ張り出したものの灯油が買えず
不便な生活になりました。3月になって渓流釣りが解禁になりましたが、とても魚釣りに
行くためにガソリンを消費することはできないのでしばらく釣りは自粛しようと思っていました。
ただ、先週あたりから計画停電も中止になり、ガソリンも安定供給に戻ったので妻に許可を
もらい、今日渓流に行きました。この非常時に魚釣りなんて不謹慎ではないかとも思いました。
ただ私自身が精神的にリセットできるのは渓流を歩くことです。自分自身が元気でなければ
いけないと思いました。身勝手な言い訳かもしれませんが、そんな思いを胸にしながら川を
歩いてきました。


 午前10時に川へ到着。晴れてはいるものの風があって少し肌寒い感じでした。水温は6℃くらい。
虫はほとんど飛んでいない。まだ時期が早いのかと思いながら#16のパラシュートで釣り上がるが
しばらく全く反応がない。川が分流していて細いほうの誰も竿を出さなそうな小さなポイントで
がっつりフライを飲み込んだのは今シーズン待望のヤマメ。



サイズは小さいですがうれしい一匹です。
お昼頃になると気温もぐんぐん上がり虫もかなりハッチしていました。
その後3匹追加して13時半頃に釣りを終わりにしました。



 ということで、とても心癒されるひと時をすごすことができました。これというのも「日常」という普通の
生活があってこそなのだと痛感しました。普通の日々を1日1日大切に生きていきたいと思いました。