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大沼国定公園へのいざない(大沼の四季の自然)

大沼公園の大沼湖、小沼湖、駒ケ岳、日暮山の姿、東大沼キャンプ場の利用情報などを写真と日記でお届けしたいと思います。

白鳥の湖

2008-12-09 15:48:49 | 白鳥
駒ケ岳をバックに越冬組のオオハクチョウたちです。

冬場は唯一凍結しない「白鳥台セバット」にいますので、このアングルで撮れるのはこの時期だけです。

昼間は稲刈りの終わった田んぼに遠征して、落穂を啄ばんでいる様です。

まだ盛んに行われているワカサギ漁の舟を避ける様に岸辺にいます。今月の15日ワカサギ漁が終了し、湖の凍結と共にモーターボートの営業も終わると「白鳥台セバット」に集まり始めます。

真冬の白鳥

2008-01-14 15:23:52 | 白鳥
お正月も、もう過ぎましたので、寒中お見舞い申し上げます。

成人の日でお休みの月曜日(こうした祝日を最近はハッピーマンデーというそうですが、どうも成人の日は1月15日なのに・・・と思ってしまいます。)、白鳥(オオハクチョウ)たちにパンをあげようと子供連れの方々を中心に大勢のお客様で賑わっています。(写真をクリックすると大きくなります。白鳥のすぐそばの赤い橋はJR函館本線の鉄橋です。)

野鳥である白鳥に餌を与えることは本来好ましい事ではありませんが、環境破壊により白鳥が本来食べる水草を多く得られる状況にありません。一種の罪滅ぼしと言えるかも知れません。

そんなこともお構いなしに、パンに集まる元気な白鳥たちに子供たちの歓声が響いていました。

白鳥の他、越冬組の常連のマガモ、キンクロハジロなどの姿が見えましたが、ここ2年ほど姿を見せたオオバンがいません。本来南下して冬を越すオオバンですので、暖かい本州でのんびり過ごしていることでしょう。

気分だけでも暖かにとテンプレートを変更しました。

初冬の白鳥

2007-11-30 10:31:50 | 白鳥
大沼で冬を越す「越冬組」の白鳥たちが30羽ほど来ています。

1~2日だけ大沼で過ごし本州へと渡って行く「立ち寄り組」は10月末頃から来ていたのですが、「越冬組」が本格的にやって来たのは、11月中旬になってからです。

まだ、ワカサギ漁の舟やモーターボートも走り回っていますので、これらを避けて湖のほとりで時折水中に頭を突っ込んでは水草を食べています。この春に生まれた灰色の羽の幼鳥も混じっています。

12月中旬になり、湖上を行き交う船も無くなり、湖面が凍結すると「白鳥台セバット」(ここだけ、大沼湖から小沼湖への水の流れがあるため凍らない)に集まります。例年その数は100羽ほどになります。

オオハクチョウ、まだいます。

2007-03-24 10:36:04 | 白鳥
2月の下旬に、暖冬の影響で第一陣の北帰行をお伝えしましたオオハクチョウたち。例年になく早く帰るのか?と予測しておりましたが、まだ、残っています。

3月になり冬将軍が舞い戻ってきた影響もあるのでしょうが、ハクチョウたちの体内時計はチャント、帰る時期を分かっているのでしょう。気候のきまぐれには惑わされないのかも知れません。

のんびり近くの田んぼで落穂を啄ばんでいる群れもいます。
いづれにしても数日内に帰ることでしょう。

オオハクチョウ、1ヶ月も早く北帰行!

2007-02-23 16:25:24 | 白鳥
多分と予測はしていたものの、やはり。

今日、お昼頃、「グワー、グワー」というけたたましい鳴き声が上空に響いていたので、「白鳥台セバット」をのぞくと、写真の様にオオハクチョウたちが5羽しかいません。

3月下旬とか4月上旬といった天気予報の解説が当たり前になった今年の暖冬。大沼もここ数日最高気温がプラス10℃近くまで上昇する陽気。オオハクチョウたちもこれなら大丈夫と第一陣は帰っていった様です。

湖をくまなく捜してみると、35羽ほどのオオハクチョウたちは残っていました。約半分が、午前中の雨が上がった晴れ間に帰って行った様です。

朝の白鳥

2007-02-14 14:14:35 | 白鳥
オオハクチョウたちは、夜は大沼湖に流入する宿野辺川(しゅくのべがわ)の河口付近で過ごし、朝8時30分頃になると、三々五々、家族毎に、5羽か10羽位の群れで「白鳥台セバット」に飛んできます。

昨日、晴天でしたので、小一時間ほど粘って写した写真です。(写真をクリックして、大きくして見て下さい。)

駒ケ岳を入れてオオハクチョウの飛来する写真をと思って写したのですが、実際やって見るとなかなか難しく、この写真位が私の実力では限界でした。

白鳥たちはシバレタ日は出勤が遅いらしく、この日は第1陣がやって来たのは9時20分ほどでした。

白鳥台セバット凍結

2007-01-21 10:19:28 | 白鳥
暖冬で過ごしやすい日々でしたが、ここ数日厳しい寒さになっています。今朝7時の気温は-14℃。函館市内よりも4~5℃位気温の低い朝がが多い大沼です。

この位の気温になると「白鳥台セバット」(セバットはアイヌの人々の言葉で湖のつながる所という意味だそうです。)も凍ってしまいます。
普段は大沼湖から小沼湖への流れによってこの部分だけは凍らないのですが、-10℃を超すような気温になるとシバレます。

写真は氷の上のオオハクチョウたち。

日差しが暖かいので日中には氷は解け出すと思います。氷が解けるまで、ご飯(パン)はおあずけです。

白鳥を撮る人々

2007-01-21 10:08:59 | 白鳥
大沼で越冬するオオハクチョウたちは夜、宿野辺川(しゅくのべがわ)の河口付近で過ごし、朝になると「白鳥台セバット」へやってきます。

写真は湖に張った氷(ようやく20センチ位の厚さになりました)の上にカメラを構えて、飛んでくるオオハクチョウたちの姿を写真におさめようと待ち構えている人々です。

今朝7時の気温は-14℃。芸術家たちは寒さをこらえて、待っています。

クリスマスに白鳥

2006-12-26 08:55:23 | 白鳥
今年は飛来が遅れ十数羽しか来ていなかった白鳥。道内の他の湖への飛来数もいつもより少ないとの情報で、シベリアで何かあったのか?と心配しておりましたが、そんな事もどこ吹く風。今年も元気にやって来ました。

今日現在、「白鳥台セバット」に集まっているオオハクチョウの数は全部で53羽(内、今年の春に生まれた幼鳥10羽。幼鳥は親鳥よりやや小柄で灰色の毛におおわれていますのですぐ分かります。)

マガモやキンクロハジロなどの水鳥たちと一緒に観光客の皆さんに餌をねだっています。
(野鳥に餌を与えることは、好ましくありませんが、冬、「白鳥台セバット」の他、湖は氷で覆われており、水鳥たちの棲める環境は他でも失われています。こうした状況下、冬の餌を得にくい時期だけ、餌を補ってあげることは仕方のないことかも知れません。あげる場合、大麦や食パンなどできるだけ自然に近いものをあげましょう。彼ら水鳥たちも案外分かっていて、冬の間は餌をあてにしてますが、春になると逞しく自分で餌を求めて生きてゆきます。)

オオハクチョウたちは今後第3陣の群れもやってきて、いつもの年の様に100羽近くの白鳥たちで賑わうことでしょう。

どうした白鳥?

2006-12-20 13:01:35 | 白鳥
例年、今頃の時期になると50羽位の白鳥が通称「白鳥台セバット」と呼ばれる厳冬期にも凍らない場所に集まってきて、餌やりのパンをおねだりします。

しかし、今年は写真の様に4羽しか来ていません。大沼湖の他の場所に10羽ほど姿が見えますが、それにしても少ないです。

情報によれば、稚内の大沼や道東の屈斜路湖も例年より飛来数が少ないとの事。何らかの影響でしょうか?

私たち自然公園財団 大沼支部では、七飯町からの依頼を受けて、白鳥(大沼で越冬するのは全てオオハクチョウ)にパンや大麦の餌やりをしているのですが、パンを切り、準備万端整えて待っているのに拍子抜けです。
今後の白鳥たちの動向に注目です。

全道の白鳥飛来情報はこちらから。