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大沼国定公園へのいざない(大沼の四季の自然)

大沼公園の大沼湖、小沼湖、駒ケ岳、日暮山の姿、東大沼キャンプ場の利用情報などを写真と日記でお届けしたいと思います。

野鳥にも色々いて・・・

2008-09-22 15:22:48 | 動物・虫
小沼の湖面に立ち枯れになった1本の木があります。ここを天気の良い日の夕方訪れると、美しく黄昏た夕日を眺めることが出来ます。

立ち枯れの木を良く見るとカラスの様な黒い鳥がとまっています。

その正体はカワウです。(一部ウミウもいるかも知れません。カワウとウミウはそっくりで、遠目には区別がつきません。)

大食漢のカワウは、一説には自分の体重の半分くらいの量の魚を一日に食べるといわれ、好物のアユなどを食べて、各地の漁業関係者を悩ませています。

大沼の場合、ワカサギが標的となり、漁業組合や関係機関は調査捕獲を試みていますが、抜本的な解決策は見出せていません。

特別鳥獣保護区ではありますが、漁業で生活している人たちの事を考えると、少しは食べるのを遠慮してくれ、と頼みたい気分です。

※カワウやウミウが大食漢なのは、水に濡れて体温が下がるため、たくさん食べて代謝を良くする必要があると言われています。

マガモの親子も散歩でしょうか?

2008-07-10 13:40:37 | 動物・虫
小沼を散策していると、マガモの親子に出会いました。

マガモとカルガモはよく似ていますが、クチバシの先が黄色いのがカルガモです。
写真は、マガモの様でした。

2羽だけヒナを連れて、お散歩でしょうか?

無事に大きく育ちます様に!

大沼自然ふれあいセンターのビオトープ

2008-02-19 10:35:07 | 動物・虫
大沼自然ふれあいセンターの裏庭のビオトープでは、餌の不足する冬期間だけ餌付けしています。そこで、暖かい部屋の中から様々な野鳥を観察出来ます。

今朝も、アカゲラ、シメ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒヨドリなどが来ていました。

写真は冬鳥の代表格ツグミ(鶫)です。

カメラを構えると他の野鳥は逃げてしまい、割と図々しいツグミだけ撮ることができました。(写真はちょっとトリーミングしてあります。)

大沼自然ふれあいセンターは、大沼公園駅の裏手、ホテルクロフォードの手前にあります。年中無休、入館無料です。

カワセミ!

2007-08-28 14:52:13 | 動物・虫
写真は、カワセミです。大沼国定公園で見られる鳥の中でも、人気ランキング上位の鳥です。

6~7月の子育ての時期も終わり、ウオッチングするチャンスが増えています。

小沼の散策路がお勧めです。止まり木となりそうな小枝のある場所を注意深く観察してみて下さい。きっと目撃できると思います。

尚、写真撮影者は、ふれあいセンターによく遊びに来られるMさんです。

アカショウビンの子育て

2007-06-12 17:33:23 | 動物・虫
冬を東南アジアで越した、アカショウビンたちが帰って来て子育ての時期となっています。

写真は今年のものではありませんが、ふれあいセンターへよく遊びに来られるMさんが撮ったものです。

間もなく親離れするヒナとそれを見守る親鳥の姿を見事に捕らえています。

今日も数多くの写真家の方たちが写真に収めようと、躍起になっています。熱中する余り、撮影のじゃまになる枝を折ったり、近づき過ぎてアカショウビンを怯えさせたり・・・。

Mさんも苦言を呈しています。撮影するには、する者のマナーがあると。

クマゲラ、子育ての準備中

2007-04-17 16:48:42 | 動物・虫
大沼の森の中のブナの木です。よ~く見るとクマゲラがいます。(クリックして写真を大きくしてご覧下さい。)

ここ3年ほど、同じ巣穴を利用しています。今は巣穴の中の掃除中です。オス、メス、夫婦での共同作業です。

間もなく、雛を生み、子育てが始まります。

この写真は大沼自然ふれあいセンターによく遊びに来られる七飯町大川の伊藤 勤さんが撮影したものです。

もし、森の中で子育て中のクマゲラや野鳥を見つけても、驚かさない様、そっと見守りましょう!(間近で望遠レンズを構える事など止めましょうね。)

オオワシ飛来!

2007-03-27 15:14:30 | 動物・虫
湖を覆っていた氷が解け出しはじめた、今日この頃、オオワシ、オジロワシが数羽飛来しました。

写真は湖上に佇むオオワシです。手前に2羽いるカラスと大きさを比較すると、いかに大きいか分かります。(クリックして写真を大きくしてご覧下さい。)

道南でも、太平洋岸を中心に海辺ではオオワシ、オジロワシ共に頻繁に目にすることができます。でも、大沼公園への飛来は比較的珍しいです。

解氷の始まった湖面から魚を得やすい為にやって来たのかと思います。

気の長~い鳥・アオサギ

2006-11-20 16:35:53 | 動物・虫
今朝も氷点下の気温。車はシバレテ、氷ついています。朝、エンジンをかけて5分以上暖気運転しないと、全てのウインドウが凍っていて走り出せません。
これからの季節、車庫の無い人は雪の中から車を掘り出す作業から1日が始まる日も珍しくありません。(雪の少ない函館市内に比べると大沼公園の降雪量は割と多いのです。)

それでも、日中の気温はまだ8℃位もありました。

大沼でよく目にするアオサギの写真です。アオサギはホント気の長~い鳥で、写真の様に湖の浅瀬にずっと佇んでいて、魚が足元までやって来ると、ようやく長いくちばしで咥えて食べます。普通は小魚中心ですが、割と大型の鯉なども食べます。
性格は温厚に見えて、割と獰猛で、トビ(トンビ)が捕まえた鯉を奪って食べることさえあります。

もうすぐ、大沼の湖は結氷してしまうので、餌場を失うアオサギたちは、川などに餌場を求めて移動します。
来春までしばしお別れです。