海水浴の医療効果を説き、大磯がこれにふさわしい地だということで
開設に尽力した人物が松本順。
この功績をたたえた「松本先生謝恩碑」が照ヶ崎にあります。
松本順(松本良順)は天保3年(1832)6月16日生まれ。
今日はお誕生日ですね。
松本順の生涯を描いた歴史小説
『空の石碑』(篠田達明/著 日本放送出版協会 2001年)
『暁の旅人』(吉村昭/著 講談社 2005年)
『胡蝶の夢』1~5(司馬遼太郎/著 新潮社 1979年)
松本順と弟子の伊之助を中心に、医療を通して幕末の社会を描いた作品。
こちらは読書会でも取り上げました。
その時の様子は過去のブログ記事をご覧ください。
松本順の自伝
『松本順自伝・長与専斎自伝』(平凡社 1980年)所収の「蘭疇自伝」
明治35年に『蘭疇』を未定稿のまま配布。この約3分の2を若干改稿し明治39-40年にかけて『東京医事新誌』に「蘭疇自伝」として連載。
この連載分と未連載の分は初稿のまま本書に掲載されているとのこと。
『大磯の蘭疇 松本順と大磯海水浴場』(2007年)
大磯町郷土資料館の松本順没後100周年記念展図録。
以前海水浴場に関する資料も紹介しました。
あわせてどうぞ。 こちら
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