ワグネルの創始者、プーチンの料理人と言われるプリゴジン氏が死亡したようですね。
反乱を起こし、そのことで刑事訴追はしないと言わしめたものの、
”ご主人様の手を噛んだ犬野郎は生かしちゃおけね~👹” ということですかね。
ニュース風に言えば"事故と事件の両面で捜査しています。"でしょうけど、ロシア側で調べるとなれば、真相は調べる前から迷宮入り・・!?
誰も驚いていないと思います。
いつかやると思ってたけど、意外とあっさりやった・・
きもかわいいキャラでした… 生存の可能性も全否定できないお国柄とも感じますが…
三國志に漢中争奪戦のエピソードがあります。
部下にして昵懇の夏侯惇が食事中の曹操に"次はどう攻める"といったことを聞いたところ、"鶏肋鶏肋…"と面と向かうでもなく一人言のように応えたと。
誰もがいぶかしむところ、ある人物だけは撤退準備を始めたとのこと。
まさにそうなります。
後でその事を聞いた曹操は、適当な理由を付けてその者楊修を誅殺します。
"よくも我が心を見透かしおったな!"ということと伝わるようです。元々気に入らなかったということもあるようですが…
三國志好きな方はとうにご承知のことでしょうが、一応謎解きすると、"鶏の肋骨はしゃぶるに旨味があって棄てがたい、が、食べるに肉はない。"と戦況の行き詰まりを悩んだ発言だと言います!
ウクライナ侵攻のバフムトこそ鶏肋の地になっているのだろうと思います。
バフムトは両軍にとって戦略的価値はないと認識されているようです。
ロシアのこだわりは領土奪還の政治的シンボルにしようとの意図によるものと言われます。
この地を占領したのがプリゴジンです。
ロシア軍は棄ててもいいんだけど、上層部の意思で守らざるを得ない、一方ウクライナ軍は無理に奪還を考えなくても適当に攻めて不利になれば固い陣地に逃げ込むを繰り返せばロシアに消耗を強いることができる…
そんな状況をプーチンは知っているか?
”うちは圧勝してるんだよな?”
ここで”いえ、圧されてて敗けそうです” なんて答えたら楊修になりかねません。
”もちろん勝っております。負けたふりしておびき寄せては木っ端みじんの連続です。” そんな風?
どうみてもウクライナペースですね。
"ありゃ影武者じゃ、ワシ生きてるで!"と現れない限り、補給も受けられずむしろ味方に殺されかけたワグネル(プリゴジン)の恨みを抱いた亡霊の地と記憶される地になるかもしれませんね。
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