尾道の「映画資料館」には足りない物がある。それは尾道出身の大林監督にまつわる物が何もないと言うことです。
この件に関しては色々な噂が飛び交っていました。大林監督が「死んでもいないのに記念館を作らないで欲しい」と言ったとか、歴代市長と仲が悪かったので監督が市関連施設に協力することがなかったとか・・・
まぁ、そんなうわさ話はさておき山陽日日新聞の11月15日号にこんな見出しが。
根田哲雄さん長年の構想実現へー 2年後目標に「大林宣彦資料館」
http://homepage2.nifty.com/ONO_MICHI/MENU/sannichi2007/20071115a.htm
(山陽日日新聞・(旅と散歩の部屋))
詳しくはサンニチを読んでいただくとして、大林監督の生家である尾道市東土堂町の家と隣接する元・病院の寮(聖華寮)を資料館として活用する計画があるとのことです。
大林監督が了承しているのか否か・・・と言うより了承するのかと言った方がいいのでしょうが、どうなることやら? もし了承無くてもやっちゃうかな?
実のところ新聞記事になる数日前にこの件に関する有志による会議がもたれたようで、その話がもれ伝わってきていました。その時に思ったのが「ホントに了承するのかな?」と言うことだったので・・・
でも、主にこの計画を進めている方が大林監督と二十数年来の親交がある方だったり、大林映画に携わってきた人が多いなど、以前よりは実現身を帯びているような気もします。また予定場所は千光寺道のふもとになり、いわゆる空き家化が進んでいる一帯にもなります。現にこの予定地の寮も長年空いたままでツタがはっています。たまに近所の方が借りて犬を放し飼いしていたりとか(^^;;
またこの一帯は坂道写真館・昇福亭・帆雨亭・AOI爽楽などがあり、この資料館が実現すれば人の行き来がもっと多くなるでしょう。賑やかになりすぎるかな??(^^;;
今後どのような進展をみせるのか、注目したいです。
でも、仮称の『大林宣彦の、資料館』って言うのは
思わず『そのまんまじゃん』って笑っちゃいました(爆)
それから、話は変わりますが、
尾道市のホームページが、
いつ頃リニューアルされたかご存知ですか?
以前、既存の「映画資料館」に東京の友人を連れて一緒に行ったが、大林関連が無くてがっかりした覚えがある。せめて入り口に「当館には大林作品は一切ございません。」と大きく掲示してもらいたい。その方が、観光客にも親切です。まさに、おもてなしの心!
尾道市のサイトの更新についてはよく分かりません。あんまりブログネタになるような物が転がってないからあまり見ないのです(苦笑)
■ピンボケさん
個人的見解を申せば既存の映画資料館が大林監督を取り上げないから(取り上げることが出来ないから)有志の手で大林監督専門の物を作ろうと言うことではないでしょうか?
かぶる物がない以上、棲み分けが出来るのではないかと個人的には思っています。
とりあえず私は尾道市役所の人間でも大林映画スタッフでもありませんのでそれぞれの本心は知りません。新聞記事と多くの人の話す事を総合して書きつづっているだけで、分からないことの方が多いと思います。それぞれの件についての要望・質問などがありましたら直接当事者へ聞かれた方が宜しいかと思います。
自分が自分が、わしがわしがを捨てればいいのに。
まあ尾道一の大企業"市"のプライドが展示を許さないのでしょうか......。
個人的には監督は首を縦に振らない様な気がして(苦笑
っつーか聖華寮はウチの大家さんが借りたがってて話がまとまらんかったとか、そんなこぼれ話も(爆
そうか、そんな計画があったから何かに利用しようとはしなかったのか定かではないでしょうが、どちらにしてもお金にまつわる話ですのでこれから色々綱引きもありそうで、大人の話は複雑で大変ですねぇ…