大野クローバー幼稚園日記

就学前教育のポイントは・・・

就学前教育のポイントは「遊び」を通した学び

ヘックマン教授(米シカゴ大学 ノーベル経済学賞受賞者)らは、特に幼少期には非認知スキルが伸びやすい時期にあると指摘している。それは、その人の性格や特性の多くが幼少期に養われることからも、直感的に理解できる。であれば、大事なのは幼稚園での就学前教育や、幼児期の家庭での過ごし方だ。

「幼児教育が重視しているのは、多様な環境の中での『遊び』。主体的な遊びを通じて、何かに興味を持ったり没頭したり、人と関わったりするのはとても重要なこと」。そう話すのは、幼児教育学の専門家で玉川大学教育学部・乳幼児発達科の大豆生田啓友教授だ。

とかく幼児教育といえば、英語や読み書き、計算など認知スキルの習得をイメージしがちだ。だが、それよりも大切なのは「遊びを通しての学びに他ならない」と大豆生田教授は言う。画一的で受動的な学びではなく、自主性を大切にした能動的な遊び。これが子どもの「心情、意欲、態度」つまり非認知スキルを高めることになり、後で伸びる力となる。


週刊東洋経済10/24号「教育の経済学」より
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