ふるさとへの道=2

記念詩・鎮魂歌・バイリンガル詩集・
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オンニョさんの詩(170)=想い(55)記念詩<3>バイリンガル詩集(44)鬼タンポポ

2011年12月08日 | 日記

「記念詩3」

    鬼タンポポ

             許 玉 汝



オモニのお墓で 雑草を刈っていたら

墓地のてっぺんに愛らしい花が咲いていた

黄色くて ちっちゃな 10cmほどの花


花の名前を尋ねてみたら

村の人が親切に教えてくれたっけ

外国から飛んできた鬼タンポポだそうな


風に運ばれてきたのか

雲に乗ってきたのか

あまにりにも愛らしくてじっと見つめた


ふるさと済州島は 何処を見ても絶景なのに

母のお墓がそんなに気に入り舞い降りたのか

鬼タンポポ 鬼タンポポ 愛しい花よ


椿に コスモス この地に花は多々咲けど

母と共に過ごしてくれた 優しい花

鬼タンポポ そおっと摘んで押し花にした


たとえ ふたたび この地を離れても

鬼タンポポと共に 故郷を胸に抱いて帰ろう

恋しい時 おまえを見つめ 母を思い出そう

      2011年12月8日


「기념시3」
    

개민들레꽃
            허 옥 녀

어머님 산소에서 벌초하더니 
봉분우에 애기꽃 피여있었네
새노랗고 어여쁜 10CM짜리 잡초

꽃이름이 뭐냐고 물어봤더니
마을사람 다정하게 말해주었지 
외국에서 들어온 개민들레꽃이래요

바람타고 날아왔나
구름타고 날아왔나
너무너무 이뻐서 뚫어지게 봤지요

내 고향 제주도 어딜 보나 절경인데 
엄마의 봉분이 그리 좋아 여기 왔나
개민들레 개민들레 고마운 꽃이여

동백이며 코스모스 피는 꽃도 많지만
울 엄마 섭섭찮게 함께 해준 개민들레
조심조심 따고서 책갈피에 끼웠네

내 비록 또다시 이 땅을 떠나지만
개민들레 너와 함께 고향땅 안고 가리
그리울 땐 널 보며 엄마모습 떠올리리
       2011년12월8일