看護日記 by 鬼嫁

05暮に二世帯で住む義母の大腸がんが発覚するも無事完治。07.2の術後の定期健診で再び大腸癌発覚。お気楽主婦も活動開始!

退院

2009-05-19 17:16:38 | Weblog
 抗がん剤治療、FOLFOX6の化学療法のため12日に入院。順調に治療を受けていたが、食欲がなくなってきた時点で、2本、48時間行う予定のところ、1本で断念。10日間入院の予定が一週間の今日退院。

 今回トラブルもなく治療できたので、次回からは通院で行う予定。

FOLFOX 2回目

2009-05-12 21:28:20 | Weblog
 本日入院。普通は通院で薬を投入してもらい、帰宅後48時間で、針を抜く。一回目に意識不明になる事故があった事、年齢も考えて、入院治療となった。

  ~~入院診察計画書~~

病名:直腸癌肝転移
症状:無症状
治療計画:化学療法
日程:5月13日よりFOKFOX6(2サイクル目)
入院期間:10日程度
その他:苦痛の軽減に努力、安楽な入院生活が送れるよう援助

 13日に血液検査後、問題がなければ治療に入る。前回、脱水症状になったことも、意識不明の一要素かもしれない。二日目より点滴を増やして水分補給に務めていただく。血液検査の結果次第では延期。血小板の数値がよくないのがネックとのこと。

 

抗がん剤続行

2009-05-02 17:32:41 | Weblog
 連休前に主治医診察。退院後初めてで、今後の方針が決まる大事なときだったので、実の息子、主人に行ってもらう。

 そして、抗がん剤治療続行とのこと。あれだけの事故があったのに?

 抗がん剤のメーカーはヤクルトとのこと。ヤクルトに問い合わせたところ、意識不明になるような症例はサンプル5000件のうち、2件なのだそうだ。という事は義母を入れたら、5001件分の3件なんだね。

 12日火曜日に入院して4日間、FOLFOXの治療を受けるそうです。4日間で退院できるのか、もっと延びるのか、何時に入院なのか、細かいことは全然聞いてこず、、。ついて行かなくて済んだものの、、、。

 実家の87歳の母も14日に膀胱がんが再発して手術なんですよ~。どうしたらいいねん!!

病状説明

2009-04-22 00:39:36 | Weblog
 今後の治療、見通しなどを確認しておくべく、主治医に面会を求める。


           ~~~~~病状説明~~~~~

病名:S状結腸癌 肝転移 化学療法中 意識障害の既往

検査:CT、MRI  →脳出血、脳梗塞は否定的
   心臓超音波 →不整脈なし、血栓なし
   心電図   →不整脈なし

   抗がん剤の影響も考えられる→メーカーに問い合わせ中
   (FOLFOX:5FU+ロイコボリン+オキザリプラチン オキザリプラチンに8%血栓の誘発)
 
   予後は肝転移で決まるので、抗がん剤投与は出来るだけ続けたい。
   抗がん剤の種類を変えるのも一つの方法。

今後:一度退院 外来でフォロー
   抗がん剤は一旦中止
   抗がん剤の危険性を充分把握した上で、再度使用かどうかは決定。

 抗がん剤を使っているため、下痢、口内炎、神経炎などの可能性あり。しかし、まだ一度だけの投与なので出現する可能性は低い。
                           
           ~~~~~以上の説明を受ける~~~~~


 主治医のほうから、薬の影響に言及してもらえてよかったと思っている。一応、今回の意識不明の原因はこれとは断定できないが、一過性脳虚血症になったとの事。

 ネットで大体の想像はついていたが、普段聞きたくても聞けないこと、今後どのような経過をたどっていくのか、抗がん剤治療にどれほどのメリットがあるのかを、思い切って聞いてみた(本人が同席していなかったので)。

 yumikongとしては、抗がん剤治療を頑張って受けても、2~3ヶ月延命するだけなら、QOLを保った生活をして欲しいとの思いがある。一番近くで抗がん剤のしんどさを見てきた者として、しんどさを代弁できるのは私しかいないと思うから。本人は、しんどかったら止めたら良いという、主治医の言葉をよりどころに、やれるところまでやろうと思っているようだ。

 主治医の答え。彼女の命を奪うのは間違えなく肝臓の癌。いづれ、黄疸が出て、腹水が溜まってくるのだとか。大腸がんの標準的余命は以下の通り。

  BSC(治療せず):9ヶ月~1年
  FOLFOX     :2年(ただし、初めての治療で。義母の場合は先にUFT+ロイコボリン治療をしているので、この通りにはいかない)
  FOLFOX+アバスチン :2年4ヶ月

 この数字をどう見るかは難しいが、やはり、あんまりしんどいようだったら、止めて欲しい。しかし、嫁の立場で抗がん剤治療は止めたらとは言いにくい。イコール死んでもいい、イコール介護しなくて済む、と受け取られかねないから。本人にとって何が一番幸せか。息子である夫、きちんとその時その時で適切な判断をして欲しいもの。

 


快調

2009-04-17 19:38:41 | Weblog
 快調というか、快腸。出していただいた下痢止めが効いて、下痢は収まってきた。自分でトイレに行き、自分で食事。順調に回復。

 今度は、何時抗がん剤を入れるのかと、本人は看護士さんに聞いているが、続けるかどうかは検討中。

 今日撮ったエコーの結果次第で、月耀に退院だとか。本人が言うだけで確認はまだ取れていない。

FOLFOX副作用

2009-04-15 20:31:17 | Weblog
 今日は身体も拭いてもらいすっきり。尿管、点滴もなくなって、ポートは残っているものの、体に管はなくなりホッとする。そしてオムツも外してもらったのだけど、入れ替わりに抗がん剤の副作用で強烈な下痢。オムツに逆戻り。看護士さんには本当に頭が下がる。

 今夕食からだんだんと普通食になっていくが、これも副作用の一つ、食欲は減退。今までは絶食だが点滴があったが、これからは自分で頑張って食べるように言われる。

 FOLFOX(5-Fu、オキサリプラチン、ロイコボリンという薬を組み合わせたもの)のさらなる副作用、冷感刺激によって誘発されるしびれ(末梢神経障害)予防のため、冷たいものは飲めず、飲み物はすべて冷蔵庫から早めに出しておいて常温にしてから飲まなければならない。金目のものも直接さわるとぴりぴりするらしく、看護士さんが、包帯やゴムを巻いてくれた。家に帰ってからは手袋をしたらいいそうだが、冬ではないので影響は少ないだろうということ。

 少なくともあと一週間は入院と思う。なんでも思い出してきたし、会話におかしい点も少なくなり、いつものしっかりものに戻るも、いまだ、計算は出来ず。

脳梗塞(4)?

2009-04-14 21:45:31 | Weblog
 頭のMRIの結果、脳梗塞ではなかった。あと、考えられるのは起立性貧血と担当医は言う。

 たかが貧血で、あんな脳障害、認知症のような症状が2~3日も続くものなのだろうか。言葉がなかなかでない、計算ができない、下の管理が出来ない、、。素人考えながら、明らかに抗がん剤投与の事故と思う。早く、薬よ抜けてくれ!

脳梗塞(3)?

2009-04-13 21:34:35 | Weblog
 夜は遅くまでパソコンで検索、大腸癌、転移、肝臓癌、副作用、意識障害、抗がん剤、FOLFOX 延命 寿命等々。思いつく単語を検索していく。CTにははっきり脳梗塞と出ないし、片麻痺もない。初めてのFOLFOX投与がやっぱりあやしい。ある味、薬が抜けたときが勝負?

 娘のお友達の薬剤師さんによると、抗がん剤で意識障害を起こすこともあるのだとか。歳も歳なので、量も減らして投与はして頂いたのだが、素人yumikong、抗がん剤の事故と結論付けて寝る。その方が脳梗塞より希望が持てる。

 朝一で、移転先のM病院へ。集中治療室に入るとすぐ先生が、「大分はっきりしてきましたよ。」と、迎えてくれる。このまま、血液をさらさらにする点滴を続けるとの事。

 義母正常だ~! 手足の麻痺もなし。なんだったんだ~! 脳梗塞としても、病院にいたお陰で処置が早くて麻痺が残らなかったのか?

 午後、救急車で再びI病院に入院し直す。脳神経外科の権威が今日は待機して下さり、診察していいただく。名前、電話、日付、時間OK! 今の総理大臣、その前も出だしの言葉を言ってもらえれば言えた。先生のおっしゃる文章もリピートできる。数字も。しかし、大分時間がかかる、、。極めつけは、計算が出来ない? お買い物は勿論、株までやっていた人が、、。100-7、大分考えて97。10-7は答えられず。やっぱり軽い脳梗塞? 権威の先生は、「特に問題ないと思いますけどねぇ。」と、おっしゃるのだが。

 これからもMRIなどで調べるそうだ。M病院ではポートを入れている限り、MRIは出来ないといっていたのだが?

 あす午後結果がでる。


脳梗塞?

2009-04-12 16:29:23 | Weblog
 ・・・・・。相変わらず集中治療室に横たわる義母。声かけに頷いたり、首を振ったりするが、目を開けることはない。瞳孔の左右差はなくなってきたそうだ。片麻痺はなく、昨日よりしっかり手を上げることができた。時々脈拍数が異常に上がるものも、血圧、血液検査の結果に大した異常はない。

 いま一番可能性のあるのは、やはり、脳の一番真ん中の部分の脳梗塞。なぜなら、そこの指令が滞ると起こる、尿の量が極端に多くなる症状が出ているのだそうだ。尿の調整が効かず、時々頻尿発作?が起こっているという。血液の循環がよくなる点滴治療中との事。しかし、これも、もともとある癌という病気、高齢ということで、脳には有効だが、他の臓器に出血が出る恐れがあり、さじ加減が難しいそうだ。文字通り、医者のさじ加減に頼るほかはない。

 今後の見通しとしては、尿の調整不備も、数日から一週間で落ち着くので、起こしてリハビリに入るのだそうだ。

 明日、元の病院に戻る予定。

脳梗塞、、?

2009-04-11 21:56:56 | Weblog
 朝8時、病室看護士さんよりTEL。ぼーっと立っていて、今の状況がわかっていないらしい。自分の名前だけは答えられるのだとか。すぐ来いと。

 脳梗塞の疑い。CTの結果、出血している様子はないが、脳神経科のある病院に転送したほうが良いとの事。大方2時間、転送先がようやく決まって、救急車で搬送。転送先の病院で、またまた検査。「スキャンには出ないが、脳梗塞の疑い大。抗がん剤の影響かは、わからない。急変、最悪の場合も覚悟」と説明あり。

 その後、ベテランの先生の診察。片方麻痺なし、瞳孔の様子も、目の手術をしたお年寄りに有りがち。先生が足を持ち上げると、義母初めて「う~」と声がでた!「ちょっと待って」と言えたものの、自分の名前はわからず。答えることはできないが、こちらの言うことには反応が出だした。元いた病院で対処できそうなので、この土日はここに入院させてもらい、月曜日には元の病院に戻ることに。MRIなど、細かい検査をしたくても、ポートを入れているので磁気が反応してしまい、出来ないのだそうだ。

 血圧も低いくらい、昨日まで全く前兆のようなものもなく、食欲が落ちていたものの、元気。納得がいかない。がん患者は、血液がどろどろになっており、血管が詰まる可能性は高かったのだとか。

 取りあえず最悪の状態ではなさそうでホッとするも、どこまで回復してくれるかは未知数。