
喜ぶ人とともに喜び、泣く人とともに泣くと言いますが、前者は、自分のこころの中をよく見れば、いかに難しいかがわかるような気がしませんか。
苦しんでいる人、辛い思いを堪えている人、実際泣いている人…「かわいそうに」という気持ちで、こちらまで涙が出てきそうな。
しかし両手を挙げて喜んでいる人に、よかったねと口では言いながらも、「でもね」とひと言付け加えたい気持ちになっている自分、こころのどこかで自分と比較してねたむ気持ちに耳を傾けてしまっている自分、ありませんか。
これはきっと誰にでもあることでしょう、意識の表層に上るかどうかは別として。
どこか、手放しに喜べない自分がいるとしたら、福音の道はまだまだ歩み甲斐がありますね。弱い者同士、主を信じて、これからも謙虚に歩いていきましょう!
