
アシジの聖フランシスコの記念日であった今日、鳥や動物にも語りかけたフランシスコのやわらかく温かい心を、あらためて思い起こしていました。地上に生きるすべての生き物に、神さまはやさしい愛のメッセージを伝えたいと願っておられるのでしょう。

労るこころ、思いやるこころ、愛おしく想うこころ… 日々の忙しさや些細な不満に捕らえられて、忘れがちになっている「こころ」です。毎日出会う大切な人、上司、先輩、同僚、後輩、友だち、近所の人… こころの手でそっと触れてみたい大切ないのちです。
そんな優しいことを言っていたらやっていけない、きりっとして生きようと気持ちを引き締めているつもりが、本当はどうなんでしょう。柔らかさになかなか開けない自分が、頑なになってそこにいるのかも知れません。
自由なこころで、優しいメッセージを伝えられる使徒になっていきたいですね。
