おねのねこ

先住2匹雲の上の1匹と、時々あずかり猫

たいめん

2008年10月18日 23時45分51秒 | おねのねこ
今年4月の初め、交番の前に生まれたばかりの子猫4匹と母猫が捨てられました。親子は動物管理センターへと移され、寸でのところを保護されました。

4匹の子猫は各々柄も違って、本当に可愛らしい仔たちでした。
母親と同じキジトラのオトコノコ。
白黒ハチワレのオトコノコ。
キジ白のオトコノコ。
淡いグレーのオンナノコ。

しばらくの間、里親探しができるくらいに大きくなるまでお世話をしてもらった親子は、子猫が生後1ヶ月を過ぎた頃、里親募集をすることになりました。

親子か兄弟猫が欲しかった私ですが、写真を見てすぐに連絡を…取れませんでした。子猫が小さすぎるかな、お世話できるかな、まだこんなに小さいのに母猫と離すのは可哀想かな…色々考えました。たくさん考えて、考えて、不安に思っていることを全部メールに書いて連絡先に送りました(笑)

母猫と子猫が欲しい。子猫はどの仔でもいい。最後まで引取先が決まらなかった仔でも。全部の子猫の引取先が全部決まるまで待ったっていい。私は完全室内飼いの経験はないし一人暮らしだ。小さな子猫のお世話ができるか不安なら、引き渡しても安心なくらいに成長してからでもいい。一度私の自宅に来て頂いて飼育環境を確認して、それでも不安が拭えないなら仕方がないので諦めます、と。


かなりしつこい(笑)


まぁ、このメールの印象はどうだったか分かりませんが、とりあえず面接と飼育環境試験をパスし、晴れて里親候補として親子との対面と相成りました。


これが初めて対面した時の親子の写真。(個人的に「EXILE」と呼んでいる・笑)唯一のオンナノコだったグレーの仔(後のみぃちゃん)は、もう新しいお家に引き取られていました。



母猫は人が動くだけで威嚇、威嚇。触らせてはくれるけど、心を全く開いてない。
子猫たちも母猫に倣って威嚇。ケージがら出すと蜘蛛の子を散らしたように方々へ身を潜める。
キジトラの仔は一番身体が小さく、一時は命すら危なかったけど、今は元気。
ハチワレの仔はマイペース。母親に倣って威嚇するけど、すぐに疲れておネム。
キジ白の仔は美男子のやんちゃ。でも一番ママにべったり。

この時はまだどの仔が来るか決定していませんでしたが、後に「のらくろクン」(と当時呼ばれていた)が候補だと伺いました。

まだ里親が決まってない仔もいたので、最後に残った仔でも良かったのですが、私の飼育環境などを鑑みて、猫可物件とはいえ賃貸マンションで元気すぎる仔は大変だろうと、一番おっとりしている仔を、ということでした。(あと、「親子で柄が違う方が楽しいし、見分けもつきやすいから」とか・笑)

そうしてウチには、母猫と「のらくろクン」が来ることとなったのです。



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