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草花 生き物 本のことなど

家族の介護のため自由に外出できる日は少ないのですが、たまに出かけたらお出かけ記録を。それ以外では日々のことを

2024年の振り返り〜植物編③〜

2025-01-24 16:37:00 | お出かけ記録
植物の他にも振り返りをやっておきたいジャンルがあるのにもう1月も終盤になっているのであわてて振り返る。

クラスペディアというキク科の花。この日初めて見てかわいいのでびっくりした。あんまり触ったりしてはいけないと思いながら、どんな感触なのかどうしても知りたくてソッと触った。硬い。納得した。











ジャーマンアイリスのフェスティバル中だった。それぞれに似合いの名前がついていて興味深く読んだ。





ハナムグリも幸せそうだった。ハナムグリとは「花・潜り」だろうか。そうとしか思えないが、どうして「む」なのか。






シャクヤクたち



















バラのフェスティバルもやっていた。小ぶりのが好きだなーと思いながら見る。アンネ・フランクのバラを見るといつも色々な気持ちがないまぜになる。黄色いバラは見る度に中井英夫の小説を思い出してしまう。刷り込みが強烈。



スノークラウド。好みの花。

これは高知からやって来たかすみ草。かすみ草って花束でしか見たことがなく、植わっている姿が新鮮だった。かわいい。

いっぱいの睡蓮。ここには目を見張るほど大きな鯉がいっぱい泳いでいる。小さい男の子がお父さんに「魚、噛む?」と尋ねながら指を鯉の口に入れようとしていてフフフ…とその時は楽しくなったけど、あんな大きな鯉が噛んだらもしかして大変なのでは?

こうして振り返ると5月の植物園はにぎやか。今月初めに行った時とは別の場所のようでそれぞれに良い。

冬のポカポカ

2025-01-12 10:12:00 | お出かけ記録
昨日はヘルパーさんに家族の介護をお願いして外出できる月に1度の羽伸ばし日だった。しかし一昨日愛鳥をうしなったばかりで悲しくて何をする気も起きないから外出はやめてしまおうかと迷った。迷った末に、こんな時だから少し無理をしてでも外に行こうと決めて冬の植物園へ。


花が少ない冬だからか、かわいい見せ方もしてあって楽しい。すずめサイズになってあの真ん中の道を通ってみたい。


小川に橋の影がくっきりと。そして影まで元気の無い私。




しんとしている。落ち葉を踏むクシャッという音が大きく聞こえて一歩ずつソロリと歩く。







ワライカワセミが住む木なんだって。パネルの中の表情がはにかんでいるようでかわいい。
※訂正:住むのではなくこの木に咲く花の蜜を吸うとのこと



憧れのセンダンの木。あなたに会いに来ましたよ。これはまだ大木にはなっていないけど実が生っている姿もやはりきれいだった。



高く見えないけどそこそこ高いオブジェ兼遊具(?)にひとりクルクルと上った。




あ、卵たちが捕らわれている!後ろの小屋が黒幕のアジトか!


木のてっぺんと同じ目の高さ。クルクルと降りて地上へ。


本当に人がいない。虹色橋(と私は呼んでいる)にも誰もいない。 


うすぼんやりとしか撮れなかったヒヨドリ。 

双眼鏡で木を見ていたらメジロが樹液飲みのはしごをしていた。せわしなく店を渡り飛ぶ。オオバンは池で盛大にバシャバシャやっていた。ヒヨドリはいつも通り元気で、しきりにへぇー!と叫んでいた。どんな耳寄りな話を聞いたのか。

私が出口に向かっているとこれから散策されるのであろう高齢のご夫婦が手をつないでにこにこと歩いて来られた。もらい幸せをする。

帰りの電車内で2歳くらいの目がきらきらして好奇心いっぱいという感じの愛らしい女の子が斜め向かいにお母さんと座っていた。目が合ったときに私が面白い顔をするとキャッキャと笑いながらお母さんの膝に顔をくっつけて恥ずかしそうにする。かわいいのでいっぱい面白い顔をして見せた。

えいっと出掛けて正解だった。元気になったとは言えないけど、行かなければもっとふさいでいただろうから。そして植物園は花がなくても木々の間を歩くだけで十分に良い。

2024年の振り返り〜植物編②〜

2025-01-09 13:38:47 | お出かけ記録
今季初の最強寒波とかで大阪ですら雪だるまマークが予報に出ている。小鳥を始め外の生き物たちはがんばるんだよ。少し差し入れをする。

今日は振り返りの第2弾。シリーズ化した。いや、3回くらいはやらないとシリーズと言えないか。寒いのであたたかく気持ちよい季節でいってみる。昨日書いた栴檀にひとめ惚れ!のような劇的なものではないけど楽しかったお出かけの1日を写真と共に振り返る。4月の植物園。




これだけでポカポカの記憶が甦る。八重桜が歩道沿いにズラーッと並んでいて、なんて幸せなんだろうと心が弾んだ。遠目で見ると色もふわふわ具合も綿菓子にそっくりで“綿菓子の木”と別名をつけた。安易ネーミング。







次はネモフィラ。ネモフィラフェスティバルの期間中だった。しかし少しだけ早かったようで、最も見頃の時期の写真では海のようにネモフィラが広がっているのに対して、まだ本気ではないのが見て取れた。それでも十分愛らしい。






チューリップも園内あちこち、色とりどりに咲いていた。写真の紫の子と背丈の低い子たちが特に気に入った。ちびっ子チューリップは初めて見る品種だった。




トキワマガリバナも園内のいたる所で咲いていた。私はこういう花が好きだ。小さい花が集まって1つの花になり、それがまた大勢で集まってにぎやかにしているようなのがかわいい。




もみじの花。もみじに花が咲くのは知っていたが目線の高さからすぐ近くで見たのは初めてで感激した。




この日は椿もたくさん撮ったので、もっと椿が主役になっている写真もあるのだけど、これは何を隠そうハトの写真なのだ。椿の側でハトたちがやたらいそがしそうに土をホリホリ、ホリホリしていて、見ていて声を出して笑ってしまった。とにかく夢中なのだった。1番左の子のように股引きもお尻も丸見えにしてるハトは数知れずだった。








こっちが椿の写真。

この日の植物園は桜効果なのか色んな国の人が訪れていて、みんな熱心に写真を撮っていて良かった。人出もダントツで多かった。春の良さを全身で味わって、浮かれたまま帰路に着いた。

2024年振り返り〜植物編〜

2025-01-08 15:23:22 | お出かけ記録
昨年中で心に残ったり発見したことを書いていくシリーズ(になるかどうかは不明)。初回は植物編で。何が1番だったと言って栴檀の木!多分だけど私は初めて栴檀の木を見た。植物園を歩いていたら遠くにそれは大きな木があって“あれは何の木!?”と驚きながらまっしぐらに木が見える方向へ向かった。


「なんと大きな木!」

辿りついてみたら…





こうだった。大きい!!ポカンと見上げていると、竹とんぼの羽をゆっくり逆再生したようにして小さな花が降ってくる。ちょうど花の時期で咲き終わった花が風に舞っていたのだった。あなたお名前は?と札を探した

せんだんと申す


これが栴檀の木との出会いで、いっぺんに好きになってしまった。そばで障害のある息子さんを連れたご婦人もこの木に見惚れておられ「◯◯ちゃん!これ栴檀の花やて!」と息子さんに向かって感激した様子で話しかけていらした。分かりますよ、お母さん。

今の時期は実がなっているらしい。実をつけている栴檀に会いに行きたいな。栴檀の実を食べる鳥にも会いたい。