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晩酌しようよ

【晩酌】って『大人の愉しみ』みたいな、ちょっとワクワクするような響きがあると思いませんか。今晩あたり、一杯どうです?

アジア杯雑感

2007-07-22 | 随想
オーストラリア戦を振り返る。

高原は抜群の安定感がある選手になったね。
相当向こうでもまれているんだろうね。
昔から国内では定評のあった球ぎわの強さや
飛び出すタイミングに磨きがかかってる。
見ていて『いつか点数が取れる』と思わせてくれる
唯一の人かも。

俊輔が今ひとつぱっとしてないのは
巻と連携が取れてないからだろうね。
前を向いたとき、巻が全然トンチンカンな方にいる、
っていう顔してる(笑
パス出すところが無いもんだから、
守備的MFの位置まで下がって、
トルシエに散々嫌がられた『前に進まないサッカー』を
やらされる羽目になったのは痛い。


とはいえ、なんだかんだいっても、やっぱりこの二人で
勝っているようなものである事は疑いの無いところ。
オシムがジーコのように親善試合とかでチョコチョコ呼び戻さない
ことで、レベルの高いチームにしっかりと根を下ろして
育つことが出来ている。これは評価できる。

しかし、いただけないのは、
やっぱり巻と遠藤を重用するところだ。
この二人からはまったく得点の香りがしない。
”ベトナム戦で...”といわれそうだけど、あれは、ねぇ?

『チームのために献身的に...』というプレーは評価すべきだけど
それって主に守備の面のことであって、
FWや攻撃的MFに対してそのことを過大に評価する
オシム流はいかがかと思う。

まぁ、百歩譲って、巻がいるから高原が冴える、という話だとしても、
遠藤はどうなの?
俺、正直なところ、彼がクロスをあげようとしたとき、
得点できそうな気がまったくしないんですけど(笑
テンポがJリーグなのよ。
『行くよ、翼く~ん!』って、岬君の予告センタリングみたい。
んでもって精度もたいしたこと無くて、
『なんだそりゃ?』って高原ががっかりしてるの。
そんなプレーの繰り返し。


せっかく日本びいきの審判で数的有利になっても、
『一気にたたみかけなければ”ならない”』と
強く強く感じていたのは、高原と俊輔、中沢ぐらいで、
あとはこの有利な状況で『一気にたたみかけ”よう”』って
感じだったね。
延長に入ったとき、もしかして監督からに指示かもしれないが、
前半はあくまでボールを廻して相手の疲労を引き出す作戦の
ように見えた。
俺としては、前半で2点とって試合を決める、という作戦の方が
よかったと思うんだが。
...って前にかかると、よくポカから失点する日本の悪癖を
知り尽くしたオシムの老婆心だったりして(笑


とにかく、今の日本代表は
『高原と俊輔』と『それ以外』という感じで
レベルにはっきり差がついちゃってるの。
技術的にはそれほど差はないんだろうけど、
チャンスやピンチに対する緊張感とその精度が
まったくの別次元。
そう言い切れる。

これから先、この二人にますます負担がかかっていくことに
なりそうなので、つらい戦いになりそうだ。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Pink)
2007-07-25 21:39:41
私もこの試合みていましたが、PKのときの川口・・・圧巻でした。すばらしかったですね。
返信する
Unknown (オムラー)
2007-07-27 08:04:49
川口くん、なぜかアジア杯は大活躍なんですよね。
サウジ戦はコテンパンだったけど。
返信する

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