光触媒造花の万年青屋(おもとや)店主ブログ

おもとや店主の瀬戸内のんびり日記
しまなみの街からアートフラワーショップ店主の日常を綴ります

ありがとう&さようなら!ドライブイン赤名54よ、永遠に

2012年10月21日 | ドライブ


ドライブイン赤名はどうなった?~54号線のオアシスの今~


10月も下旬に入り、朝夕ぐっと気温が下がって参りました。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか。


店主が気まぐれに更新している弊ブログですが、以前に書いたものの中に、特に多くの方にご覧いただいている記事があります。


2009年10月14日更新
赤名54~昭和の香り漂う峠のドライブイン~


広島県と島根県の県境、国道54号線ぞいの赤名峠にある、レトロな雰囲気で人気のドライブイン「赤名54」をご紹介した記事です。



このドライブイン、2011年の夏に営業を終了してしまったことは、赤名54ファンの皆様は既にご存じですよね。
40年の長きにわたって愛された、峠の休憩所の撤退を惜しむ声は大きく、1年以上たった今なお、当ブログにも多くの反響を頂いています。





店主が赤名ドライブインの閉店を知ったのは、2011年秋のことでした。


「もう営業してないらしい」という噂を聞いて、気になっていたところ、決定的な情報を得てしまいました。愛車の購入やメンテでお世話になっている、スズキアリーナ福山津之郷の営業さんに「赤名ドライブイン、なくなったみたいですよ」と言われて、ああ、やっぱりそうなのか、と。


2011年8月に営業終了したとのことですが、実は、閉店直前と思われる8月上旬、店主はたまたま島根方面へのドライブで、赤名54に立ち寄っていたのです。


その際、食堂内で撮った写真がこちらです。

ねぎラーメンを食す店主。


唐揚げ定食を前に嬉しそうな妻。


閉店の知らせ等はどこにもなく、この直後に閉鎖されてしまうなんて、まったく考えてもみませんでした。


ただ、人気のあった、杵つき餅の販売コーナーがなくなっており、看板やテント等が撤去されていたので、「アレ?」と思う点があったことはあったのですが…




2012年10月現在、ドライブインの駐車場にはロープが張られたままで、車が出入りできないようになっています。



新聞記事等では、高速「尾道松江線」の開通を控え、54号線の利用者の減少を見越して閉店した、と書かれていたようです。


ただ、尾道松江線の開通は、平成26年度中の予定なんですよね。
まだ少し先なので、少々早すぎ、突然すぎる撤退のように感じられます。




店内にはまだ営業時の雰囲気が残っており、かなり慌ただしい退去を想像させられる現況でした。



以前の記事にも書いたように、この54号ぞいには、ドライブイン赤名を挟む形で、ゆめランド布野赤来高原という2つの道の駅が設置されています。
そちらに観光客が流れたことが大きかったのでしょう。



道の駅は、観光スポットとしての役割も兼ねているので、地域の特産品が買えたり、個性的なレストランメニューが楽しめます。

一方で、昔ながらのドライブインは、気軽に利用できるのが魅力。
食堂が広く、手頃な価格の定番メニューが豊富で、喫茶のみでも落ち着けます。



ドライブイン派の店主としては、赤名54の閉店は本当に残念でなりません。
栄枯盛衰は世のならいとはいえ、何とも寂しいですね。
元トラック運転手をしていた義父も、「昔は他に休憩所がないのもあって、大にぎわいだったもんじゃが…」と感慨深げでした。




ちなみに、中国地方で昔ながらのドライブインとして有名なのが、岡山県の箕島の2号線バイパス沿いにある、平田食事センター
ただ、ここはファミリードライブ向けというより、トラック野郎の世界なので、足を踏み入れるのを躊躇する方も…

 ※外部参考記事 デイリーポータルZ:平田食事センターに行ってきた





そこまでいかない、ライトなドライブイン好きには、三原市本郷の「レストラン山陽」(軽食コーナー)、三次市三和町の「みわ375」などがオススメです。
こちらについては、またいつかご紹介してみたいと思います。


楽天市場


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ご入学&新年度おめでとうご... | トップ | 福山近郊の紅葉情報2012~弥... »
最新の画像もっと見る

ドライブ」カテゴリの最新記事