整理整頓(2ページ目)

東京マーブルチョコレート

2008-09-30 23:20:24 | CD・DVD

東京マーブルチョコレート

東京マーブルチョコレート(Blu-ray Disc)

BMG JAPAN Inc.(BMG)(D)

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ブルーレイでまとめて見ることができる。
基本的に、3つのビューで三話構成
いつもうまくいかない男女が、今度こそは、という一日を描く。
ウサギのプレゼントのはずが、どういう訳か「ミニロバ」が紛れ込んで
ハプニングが続出するが、最後はハッピーエンドという話

それぞれ
①男性視点
②女性視点
③①＋②の混成
で見られる。三番目が映画として公開。
しかしながら、これは多分①と②を順番に見るのがもっとも面白い。
③では、すこし端折っている部分もあるし。

とにかく、ミニロバが完璧にトリックスターを演じている
表情や描写が面白すぎる。
とにかく別々にDVDで見るよりも、ブルーレイで全部の方が絶対よい。
正直、③を公開するよりも、①と②連続で上映した方が絶対よかったと思う
構成したとたん、普通の恋愛ものになってしまっている。

主題歌は、ご存じ全力少年。
トリックスターのミニロバの印象が凄すぎる。
歯がでかくて、睫が長くて、目がうるうるして大きいという・・・
よくこんなキャラ考えたな。

サッカー批評

2008-09-29 22:47:18 | 書籍

サッカー批評

サッカー批評 issue40―季刊 (40) (双葉社スーパームック)

双葉社

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サッカー批評。季刊
今回は、まさにユーロ2008で絶頂にある欧州への冷静なコメント。
非常に面白かった。

①セリエAの惨状
例の審判買収は、かなり大規模でした、という内容と
かつ、やった張本人にインタビュー敢行している。
「まったく懲りていない、どころか居直り状態」という結果。
このチームがCL優勝X2というのは、どうか？
という、誠にそのとおりの指摘。

②大分トリニータのスポンサー問題。
要は、まじめなパチンコ屋なんだが
協会がそれを認めない、という変な状態
チームもサポーターも署名まで集めて請願なのに、なぜか無視。
よって、ロゴがが白紙という・・・・
あえて、そのあたりを無視する御用ジャーナリストもどうか？

だとか、結構面白かったぞ。

ソウルイーター2

2008-09-28 21:19:37 | CD・DVD

ソウルイーター2

ソウルイーター SOUL.2

メディアファクトリー

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ソウルイーターの第二巻
４話分を収録。
事項紹介系の話の展開は、今回はシュタイン先生。
それから、死神の息子のキッドの登場と、鬼神への導入部で終わっている。

あいかわらず、テンポはよい。
展開のスピードも、笑いも適当に織り交ぜて
快調に飛ばしている、という段階だ。
導入部としては、ほぼ成功していると思う。

これから、本筋に展開するわけだが、
重要な伏線はだいたい張られている感じだ。
（もっともOpが一番伏線感が強いのだが・・・・）

作画は、Pop調の部分は良いのだが
ディテールが必要な部分は、もう少し
抑揚や陰影をつけた方がいいと思う。

特に背景の書き込みは、もう少し必要だと思う。
そういった点でちょっと「厚み」がない。

戦術に関してはこの本が最高峰

2008-09-27 22:34:29 | 目次

戦術に関してはこの本が最高峰

戦術に関してはこの本が最高峰―これぞサッカーの「戦術学」全世界30クラブ解体新書
西部謙司,浅野賀一
東邦出版

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まず、世界のメジャーサッカークラブの入門書としては
非常にわかりやすくまとめている。
それぞれのクラブの最近の来歴を、メンバー・監督・戦術を中心に
簡単にまとめてある。
これだけわかりやすく、相当数のクラブを比較できる本は
あんまりない。

他方、看板の「戦術に関してはこの本が最高峰」は
まったくの嘘。すくなくとも、最高峰ではない。
自分で自分のことを最高峰というのは、そもそも信頼感がないが
内容として、最高峰を自認するほどのものではない。

総じて、TV観戦のお供にどうぞ、というものだ。
最近はサッカーは戦術ものがはやりだが、
やはり、現地に張り付いている人の方が説得力があると思う。

著者は面倒なところは、全部ヴィデオで済ませている気がする。
多少は現地には行っているとは思うが、はりつきではないな。

適当に現地にいって、あとはビデオで観察。
んで、適当な情報誌を漁ってできたような本だ。
こういう目で、逆に日本代表とかを語られても困るだろう。

日本のサッカージャーナリズムが、まったく成熟していない
ことを示す格好の例著。

卯辰かなざわ

2008-09-26 00:04:20 | 旅館・ホテル・レストラン

卯辰かなざわ

金沢の有名な料亭。卯辰山の中腹にある。
眺めが非常によい。
特に、夕刻から夜にかけて、金沢の街が一望できる。

二階建てで、みたところすべて個室のようだ
５－６人で入れる部屋もあった。
もちろん予約が基本になるが、
むちゃくちゃ敷居が高いという感じではなく
かといってくだけたところもなく、
清潔感をもって迎えてくれる感じだ。

食事は懐石料理で、やはり土地柄で魚がおいしい。
量は、適切に管理されていると思う。
基本的に日本酒がおいしいので
酒をやりながらゆっくり食事を楽しむ、というところでしょう。

特筆すべきは、二階のお手洗い
用を足しながら、全景が見えるという
極めてリッチな手洗いになっている。
ここへ来たら、一階で食事をしても
用を足すのは二階というのが相場らしい。

なかなかいい食事処だと思う。

決壊

2008-09-25 09:36:38 | 書籍

決壊

決壊上巻
平野啓一郎
新潮社

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これは、酷い。こんなに酷いフィクションはちょっと記憶にない。
プロット・描写・テンポ・内容・説得性
どれもまるでない。

主人公の弟がバラバラ死体で発見されました。
容疑者は、出来のよい兄貴です。
でも違いました。犯人は、ちょっと頭のいっちゃった自爆男でした。

以上。

人間模様とかも描写しているが、
作者が自意識過剰で、理解不能の記述が目立つ。
まずは、作者はもうちょっと頭休めた方がいい。
あと、編集者は深く反省すべき。
金出して買った人に失礼だ。

読んではいけない。超駄作。
もう、この作者の作品をFairに評価してくれる人が
作者の周りには、いないのかもしれない。

EC-ONEのMBO

2008-09-24 23:36:28 | その他

ちょっとびっくりした。

EC-ONEの最首社長のMBO
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120080924049795.pdf

Javaの黎明期には、まさに凄い勢いのSIerだったと思う。
設立で3年？で上場は当時の記録だったかな？
現在はRubyで有名な会社になった。

①perShareで見ると、Buyoutのコストは15億円になっている
単独MBOに見えるが、どこがFinanceをつけたのか？
多分、個人の債務保証が入っているとして、financeをつけたfundも
最首社長本人も再上場しないとまずいのではないか？
そんなことできるのだろうか・・・

②Rubyは直近では、儲からないということが明確になった。
SIが劇的に効率化されるなら、個人でMBOする必要はない。
BOの目論見にもそう書いてある。
信者は、SIもできるとか、大規模開発もできるとか言っているが、
実際ところ不透明だな、というのは
これではっきりした。

③まずは、経営的には英断になるのか？
今ITで上場は意味がない状態だ。
まずSIerなら、類似業種比較では値がつかない。
かと言って、S/Wにしても売れるものは非常にすくない。
H/Wに至っては、全体的な投資のシュリンク状態では手が
打ちようがない。

上場ネタはほぼなくなった。あるのはInternetの際物だけだ
かつ、資金調達しても使い道がない。
よってPublicOfferは意味がない。ということか・・・

株価の悪いITSIerにとって選択肢の一つになるのか？
業界的には試金石になると思う。

④しかし、Javaでの上場公開、中国のOffShore開発と分社、
ここへ来てRubyかつMBOと・・・・
なにかと落ち着かないのか？
これでは従業員や経営補佐の回転率があがってしまうのでは？

***********************************
PS：ちょいと小耳に挟んだ話

MBOのスキームは
①社長が一次ファイナンスを受けて、MBOする。
②ほぼ個人会社になるので、株式をそこで「有償償却」する
要するに払い戻しだ。
③すると、会社のオーナーには、株式がなくなり、手元にキャッシュが入る。
（これは資本取引なので、税務上は課税されない説あり）
そのお金で最初のファイナンスを支払う
④以上でほぼ借金なしで、会社を取得できる

⑤上記のスキームは、会社がキャッシュリッチであることが前提。
特に時価総額よりも現金等価資産がおおい場合は、可能となる。
商法の改正で株式の有償償却が割と認められるようになったので
可能となった。

⑥結果のリスクとして、キャッシュが相当減っているわけだから
資金ショートで倒産の危険性はかなり高くなる。

大凧

2008-09-22 01:01:13 | 旅館・ホテル・レストラン

大凧

御徒町のおでんや
カウンターのみ9席。
春日通りから一本北に入ったところにある。

酒とおでんのみである。ご飯もなし。
酒は日本酒を中心にNB系がおいてある感じ。
店の雰囲気は、ゆっくりしていて悪くない。
ただ狭いので、４－５人で入ったら席がない可能性もある。

おでんは、これは若干関西風で、薄味だが
風味がちゃんとあるのでおいしい。
大根はもちろん、厚揚げ・さつま揚げもおいしいと思う。
冬にゆっくりおでんでも、というときによい。

反哲学入門

2008-09-21 14:22:19 | 書籍

反哲学入門

反哲学入門
木田元
新潮社

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文頭近くで、哲学は西洋的なものであり
そもそも日本には合わないものではないか？という調子で始まるので、
筆者による、アンチ哲学論でも展開されるのか？と思いきや
そうではなく、西洋哲学史を簡単に展開して解説している本になっている。

総じて、反哲学は、ニーチェに源流があり、
極論すると以降の哲学は全部ニーチェの、反哲学の影響を
受けている、というのが結論。

はっきりいって現在までの主潮流になっている
分析哲学・言語・脳にいたるまで、要するに論考以降は
まったく触れていない。デリダの脱構築はニーチェの反哲学だ
といっているが、そう短絡的なものでもないと思うけど。

以下
①プラトンVSアリストテレス
プラトン＝ヒュレー（質料：木・石）→エイドス（形相：机）
イデア（理想的な机）からエイドスが形成される（実際の机）

アリストテレス：可能態（木・石）→現実態（机）
可能態（机）→現実態（事務所セット）
この繰り返し

②論理構造は、キリスト教へ
プラトン＝アウグスティヌス
アリストテレス＝トマス→スコラ

③デカルト
よくわかんねーや（筆者）。
コギトは、最後のよりどころで、二元論になる。
それって、結局、理性＝自己＝神の存在と一緒くたになってないか？

④経験主義
ヒュームとか、経験のみが第一。
因果関係すらも懐疑の対象

→カントの登場→思考が先で、ものなどない！
このあたりから、大学教授での哲学者確立→文体がむずかしくなる。

⑤ヘーゲル
人間の究極の思考・結果・成果→絶対精神

⑥ニーチェ
デュオニソス的なもの
妹への偏愛
→反哲学への展開

⑦ハイデガー
存在と時間は上巻のみ
存在は、もの全体の話で、実存主義とは違う
下巻はうまく書けず。

グッド・シェパード

グッド・シェパード

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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いい映画だと思う。
できればHDで見たほうがいい。
話の筋は、途中からミエミエになるので、それほど驚愕のクライマックスではない。

2つの話を平行で描いて、最後に一緒にさせる話の展開。
一つは主人公がどのようにCIAの要職にまで
上り詰めたか、と丁寧に記述し、KGBとのスパイ合戦も
巻き込んで描いている。
もう一つは、キューバ侵攻の失敗の犯人捜しをする
という話だ。これは要は、キューバ侵攻をうっかりもらしたのは
主人公の息子でしたという話。

とにかく、カメラワークがきれいだと思う。
登場人物の描写や、特に立ち位置やフレームは、
こだわっていると思う。

最近はこういう丁寧な描写を、それも3時間にわたって
行う映画は少なくなった。その意味で貴重だし
なかなかのできになっている。

テンポはゆくっり目なので、最近のハイテンポかつ
カットを多用する映画に見慣れていると、ちょっと眠たい。
ただし、久々の長尺ものに恥じない内容になっている

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