お久しぶりです。
前回は"秋分の日"でしたから、"夏至"について書きます。
夏至は6月21~7月6日ごろをいいます。
一年で一番日が長く、夜が短い...。
おかげで朝早く目が覚めてしまって、寝不足気味になっていませんか。
日本では数少ない夏至祭りといえば、
三重県伊勢市の二見興玉神社の夏至祭りがあります。
伊勢市の二見浦にある夫婦岩には夏至の前後だけ岩と岩の間から
朝日が昇るそうです。
まさに、ザ・ニッポンの風景ですね。
数年前に夫婦岩と伊勢神宮に行ってきましたよ。
日照の少ない北の国(ヨーロッパや北欧など)の人たちにとって、
夏至という期間はお祭りのようです。
そして、7月7日~22日までは"小暑"です。
つい先日の台風では恐ろしい自然災害となりました。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
毎年のように起こる災害がとても気になります。
地球温暖化の影響が厳しさを増しているような気がします。
夏至を境に、「陽極まれば陰となる」というように
日一日と「陰」の世界が広がります。
冬至から夏至までは陽の世界で、夏至から冬至までは陰の世界です。
陽は精神で、陰は現実です。
陽はなんとなく夢が膨らみ、陰は目の前の現実を紡ぎます。
この陰と陽は人の人生に例えれば100年周期で繰り返されます。
大運にそのつなぎ目があれば、陰陽の変わり目になり、
極端にいえば暗い人生から明るい人生に変わることもあります。
今が暗いと感じるなら陰の人生かもしれません。
時代的には、陰が極まって陽に変わりつつあると思います。
時代を見るときは25年周期です。
2015年から見て、25年前は1990年あたりですから、そのころから陰の世界に
入ったと思います。平成の始まりあたりです。
陽は夢が膨らむ世界ですから、東京五輪も一役買うでしょう。
特に若い世代に「夢」を見てほしいですね。
頑張ろうニッポン