魅力的な金利？

ある新聞の一面に海外の好(高)金利を強調した広告が目に入りました。
エマージング債(8.22%)→米国ハイイールド債(7.99%)・・・・・日本国債
(0.68%)とある。
金融商品を選ぶとき、一番に目につくのは『金利』でもあるのですが、
外国の金融商品に限り見方は少し違います。

金利よりも何よりも金融商品のネーミングにご注目ください！
エマージング債は、信用リスク(危険度)の高い新興国の政府や企業が
発行する債券のことを指します。つまり、国や企業が破綻する可能性が
高い債券がエマージング債というわけです。

ハイイーグル債はというと、信用リスクが高い投資不適格債で格付けBB
以下の債券のこと。
早い話、「発展途上国債券」と「投資不適格債券」ですが、金利はバリ
バリですよっていうことです。

幸い満期まで無事だったとしても、今度は「為替リスク」のゲートをくぐら
なければなりません。お金の国境みたいなものです。
7%・8%の高利率をつけなければ売れない理由はもうおわかりいただけた
と思います。
信用リスク(安全度)、価格変動リスク(債券の時価)、為替リスク(円高・
円安)というリスクを負ってまで投資できる人は限られるはず。

知らずにうっかり、金利に魅せられてなんてことにご注意ください。

精神年齢は高い？低い？

ある80歳に近い女性は、「自分の精神年齢はまだ30代でしかない」と
言われたそうだ。
ということは実年齢との差は40～50年あることになる。
80歳を目の前にしても30代の気持ちとは何とも不思議な気がした。

そんなもん！？　
いや、自分はそうはありたくないな～！

若いときは精神年齢が高いと大人っぽいとか落ち着いていると評価され
るけど、反対に年をとると、いつまでも気が若い老人になる。

実際の年齢が肉体上の年齢であれば、精神年齢は心の年齢かもしれない。
精神年齢が実際の年齢に追いつかないとなんとなくチグハグな人になる。

年相応とか、悟りを開くなどと言うのは、実年齢と精神年齢のギャップ
を埋める意味なのではと思ったりする。
精神年齢も晩年になれば肉体年齢に追いつく努力が必要なのではないか。
そうしないと自身が煩悩に苦しむに違いない。
煩悩とは身心を乱し悩ませ、智慧をさまたげる心のはたらきで、除夜の
鐘を108回衝くのは108の煩悩を滅するためと俗に言われるらしい。

この精神年齢についてどのように思われますか？

新型夫婦って

さまざまなご夫婦に会う機会が多い仕事柄、あることに気づきました。
奥様に対して礼儀正しいご主人がこのごろ多いんです。

これは、妻を自分の所有物としてではなく、パートナーとして認めている証拠？？
こんな男性が増えているのは、女性にとっていい傾向、、、
奥様もステキな感じの人が多いですね。

人間関係は力関係といいますから、どちらかが弱いと強い方に征服された形になるものです。
（征服されることが喜びであれば問題ありませんが、）
一般的なご夫婦は亭主関白か、かかあ天下または友達夫婦のいずれかのタイプ…。

さて、あなたの家庭はどのタイプですか？
ところが、この3つにも属さない感じがする新型ご夫婦像はある意味、
妻は女王様的存在・・・一生大切にされそうでうらやましい限りですね。

どんな形にせよ仲の良いご夫婦は見ていてほほえましいものです。