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OLGAのニャーブログ

21歳クリスマスイブに旅立った愛猫オルガの思い出
そしてオルガの旅立った翌日生まれの
クピド&プシュケの日記

最初のピンチ

2011-09-14 23:03:01 | オルガ闘病記
今年、2011年1月

我が家で大新年会を催した。
良くホームパーティはするけど今回はちょっと人数は多かった

みんなの居る時に、テーブルの下でごはんを全部もどしてしまった

たまにもどしてしまう事もあったので、ごはんはなるべく3度に分けてあげる様にしているけど、夜ゴハンを戻す事は稀。

小さい頃、お客様への嫌がらせとかで、過去に1、2度、粗相はした事はあったけど、さすがにみんなの前でもどした事は初めて。
余程パーティがうっとおしかったんだな~位に思っていた。

翌日は普通にごはんは食べたけど、なんだか元気は無い。

夜になったら、トイレにばっかり行く。

オルガはわりと小さい時から膀胱炎になりやすくて、PHコントロールのカリカリを食べている。

また膀胱炎?と思いつつも、ウンチを出しに行っているようで、今までの膀胱炎発祥の時とは違う

ひたすらウンチに行く。

今度はベットの上、カーペットの上、どこでも水みたいなウンチをしまくる様になった
もう、何が起きたのか解らず、ただオロオロ
とりあえず、タオルを敷きつめてみたり・・
オルガはちょっと長めの毛なので、うんちまみれ
リビング中が汚くなってしまった

脚もよたよたしてきた

今まで、オルガが居なくなってしまう事は、覚悟はしていたけど、こんなにウンチまみれでお別れする事もあり得るんだ!!と、初めて闘病中のお別れを考えた。

私はリビングの上の階の寝室へ行って就寝

いつもの様に、オルガも私のおふとんに来る
脚が悪くても、階段が上れる程度!!
寝ていたら、悪臭が
毛についてる割にはひどいな~~~と、深夜気づいたら、なんとベットの中でウンチを

これにはビックリ

その後は水を飲みに布団を出てみるけど、もう歩けなくなって、私のベット横のオルガのベットへ倒れ込む。
お湯を持って行ったらちょっと良くなったけど、どんどん悪くなってくる。。

朝をまって急いで病院へ

先生にちょっと触られたら、おしっこをちょび
そういえば、トイレには行っていたけど、おしっこはずっと出していなかったのだ!!!
オルガはおしっこをしたいけどおしっこは出ず、ウンチが出てしまっていただけのよう。
膀胱炎がいつもと違う形で悪くなってでていたらしい。
我が家は夫婦でオルガをお世話しているので、わざわざ「トイレを片付けたよ」なんて報告はしていない。
どちらかが綺麗にしていると思っていたのだ
二人で世話をしている思いがけない落とし穴だった

先生がギュ~とお腹をおして、たまっていたおしっこを出して下さる。
この日は土曜日だったので、明日は日曜で休診。
もしこの日に見せなかったら、危なかったそうだ

そんなに危機的だったと思いもしなかった

この日は点滴に膀胱炎の薬を入れてもらい投与。

翌日にはよぼよぼ歩く様にはなり、トイレもちゃんとできた。

ほんとうにびっくりした。

これですっかり心配になってしまい、なるべくオルガを移動させないように、しばらくは私もリビングに寝る事にする。

人数の多いパーティへのストレスが引き金かも知れないし、急に寒くなった日だったからか?
原因はわからないけど、、

とにかく、先生には「100歳以上の老猫なので、どこが悪いというよりも、加齢、老衰でしょう。
今後もなにかあったらすぐに来て下さい。」
と言われる。

オシッコを検査したので、丁寧に結果を電話で説明をして下さった。











奇跡の復活

2011-09-14 20:28:52 | オルガ闘病記
なんとか歩ける様になったけど、頭が下に下がって、上を向けない
肩の筋力はなかなか復帰しない・・
よく、テレビなんかでゴハンが食べれない弱った野獣達の姿みたい

それでも一度点滴を受けに行っただけで、自然に少しずつ回復して行った

何があるか解らないから、しばらくは目を離さずにしてた

オルガの生命力はほんとうに凄い
遂に今までの様に椅子にも飛び乗れる様になった

お誕生日は、迎えられないと思って、あきらめていたけど、どうやら無事に21歳は、迎えられそうだね

7月の通院 その3

2011-09-11 18:26:57 | オルガ闘病記
寝たきりのオルガの横で寝るのも3日め。

昼間は夫と交代して、ベットで仮眠をとっているものの、けっこう堪える

目が覚めたら、奇跡が起きていた
なんとオルガが寝返りを打っている!
寝かした向きと反対方向を向いているのだ~~~

はあ~~~~
やはりステロイド注射が効いたのか
感動ものだった

朝ご飯の時、ごはんの場所に立たせてあげたら、数歩歩けた!!!!

たぶん我が子が初めて歩いた時の感動って、こんな感じなのかな
ふたりで大歓声を上げてしまった

まだちゃんとは歩けなくて、頭が下がったままの歩き方でかなり痛々しいけど
とにかく良くなった
油断はできないけど、、もう歩く姿を見れないと思ったのに!!歩けたんだ~~~~

通院は、オルガの負担を考えて、1日間を入れる事にする。

トイレはまだちゃんと行けなかったり、お水も運んであげるけど、ごはんの時間はよたよたごはんの場所に行く!
さすが食いしん坊

翌日はもう一度点滴を受けに病院へ。

若先生も喜んでくれて「望みがありますね」と言って下さった。

頭が下がるのは、やはり一番重い頭を支える筋力が復活してないとの事。
よぼよぼだけど、歩ける様に見事に復活した
うんちもトイレで自分でできた!
寝返りも打てるし、自由に動けるし、本人が一番嬉しいみたい。

ただ寝ているだけなのに、グルグル言いながら寝てる(涙)
やっぱりかなり辛かったんだなあ~
動ける様になって嬉しいんだね。
私達もうれしいよ~~~~~
寝たきりだった時の手をピーンと張った時の寝方を違い、ちゃんと手も自然に曲げている。
オルガの生命力、あきらめない力に感動させられた。
私だったら、もう疲れたからいいや~って、思っちゃうだろうな。
凄いよ!!オルガ婆さん




7月の通院 その2

2011-09-11 00:06:18 | オルガ闘病記
寝たきりになって2日目

寝たままだときっと体も痛いんだろうな。
なんで動けないんだろう?って思ってるだろうな。
オルガの気持ちになると、ほんとに辛くなる。
「辛いよ」って泣いてくれれば良いのに、こういう時って、なんで猫って泣かないんだろう
じっと横たわったままで・・
横で見ているしかできないのは、とっても辛い

ごはんは食べたがるので、ごはんの場所に連れて行って、立たせてみた。
脚を押さえると、なんとか立っていられる。

でも、今までみたいに脚が動けるようにはならない。

以前に脚が動かなくなった時に、打ってもらったステロイドの注射を今回も打ってもらえば治るかも?と夫婦で話し合って、病院に連れて行く。

ちょうど夏休み期間で、前にステロイドを処方してくださった先生と、院長先生はお休み中。

オルガの今通っている病院はこの地区に引っ越してきた10年程前からお世話になっている。
5人位の先生と助手の先生が数人いらっしゃる。
特に先生が決まっている訳では無い。

今日は初めて見てもらう、とっても若い男の先生。
副作用が無いようだったら、打って下さいとお願いする。

注射の副作用は、以前お友達のわんちゃん「いもこちゃん」がワクチンで亡くなってしまった事があったので、かなり警戒している。

助手の先生から「以前は良くなったけど、今回も同じとは限らないですよ~」とは言われたが、、副作用はいくら弱っている時でも心配無いとの事なので、点滴に混ぜてステロイドも打ってもらう

帰ってからも特に変化は無いけれど、変わらずに付きっきり。

あいかわらず、ごはんは欲しがりごはんの時だけ場所を変えてあげる。
ごはんを食べるから、ほんとに危篤とかじゃないんだろうな~

お水を飲む時もまだ顔を上げられない。
見ていて、欲しそうな時にあげる
良くお水は飲む

おしっこも相変わらず
こちらもしそうな時は解ってきた

同じ体勢だと辛いかな?と思って、たまに反対向きに寝かせて上げる。

オルガは体は大型猫だと思う
若い時は5キロ位あった。
今は2、3キロ。半分
ごはんは若い時より多く食べてる位なのに、それが老いなんだろうね

軽くなったから、一人で位置を変えたり、抱き上げたりできるけど、もっと大きいワンちゃんとかだと、こういう時はとっても大変なんだろうな~

親の寝たきりの介護も、、もっと大変だろうな~

悲しさはきっと同じだろうけどね













7月の通院 その1

2011-09-10 11:25:44 | オルガ闘病記
だらりオルガを抱きかかえて病院へ


焦る私達

先生達はさすがに冷静。

「熱も普通だし、目付きもしっかりしてる。
すぐにどうこうという状態ではないですよ!」


うんちは出せないと思うから~と、掻き出してもらう(凄い
おしっこも心配なので、出してもらう。
あとはいつもの点滴を受ける
点滴では栄養は取れないらしいので、液状の栄養剤を処方してもらう。(ゴハンの臭い)

いつも点滴を受けるとすこし良くなるし、、
私達が思っているより症状が重く無いんだ~とわかり、ちょっとだけ安心して帰宅。

夫婦のどちらかがオルガの視野に入る所に1日中居る事にする。
こんな時、二人とも家に居れる時で本当に良かった。それだけが不幸中の幸い

お水は「舌をペロ」っとしたら飲みたい合図だから、そうしたら口元に持って行って、頭を起こして飲ませる。
注射器と共に処方してもらった栄養剤を口に持って行っても、注射器でなんて欲しく無いらしい。
すごく嫌がる

オルガの強みは食いしん坊な所
こんな日でも、ごはんの時間には口元にごはんを持って行くとなんと食べるのだ
しかもカリカリを
なので、カリカリに栄誉剤を振りかけて食べさせる。
少し食べる
まだ生きようとする意欲があるんだな

がんばれオルガ

それでも、今までになかった事が

はじめて、寝たままおしっこをしてしまった。
いままではトイレまでたどり着けない時はガマンしていて、それで危険な目にあっていたのに、
もうガマンって事も出来ないみたい。

寝ている所にトイレシートを厳重にひく。

顔も上げられず、寝返りも打てず、おしっこもそのまましてしまう

先生に大丈夫~と言われても、さすがに萎える
やはりだめなんだろう、と・・・・
ひたすら付き添い、様子をみる。

夜もうっすら明かりをつけて、じっと見つめながら横で休む