路地裏の貼り紙

 ピコ  ∧_∧ ピコ
ピコ  (・∀・ ) ピコ
  | ̄ ̄|⊂ )
    ̄ ̄

エモンガ@デンキZ軸サイクル

2018-05-24 | ポケモン - パーティ紹介
久しぶりになるパーティ紹介の記事です。
まず、パーティを考え始めたのはかなり前で、土台となるもの(ほぼ原形をとどめていない)を思いついたのはウルトラサン・ムーン発売前で、パーティを考えること自体はもっと前のオメガルビーアルファサファイア辺りから。そのような感じでパーティを考える時間が長いので何度もこういった記事は書けませんし、そこまで考えて揃えたパーティですがロクに対戦をしないうちにダメだなあと投げやり気味なのであまり参考にならないかもしれません。

まず前提として、今回のパーティの遊び場はレーティングバトルではなく、フリーバトルになっています。というのは、嫌な思いをしながらバトルをすることになりそうな相手へのメタを一切合財入れておらず、そういった相手とバトルすることになったときは最初から降参を押す前提だからです。逆にこちらも嵌めに近いような戦法をなるべく取らないようになっています。レーティングは身代わり嵌めやら睡眠嵌めやら遅延やらコンボやら、とにかく勝てれば何でもいいという人が多いので、このパーティで遊びたい人は面倒な相手は無視してもペナルティのないフリーバトルならではの遊び方を推奨します。


デンキZを持たせていない版↓
https://blog.goo.ne.jp/oldorancastle/e/a54da09a6ca4f2feac79415345c293cc


まずは、タイトル通り主軸のエモンガから。

持ち物:デンキZ
技:雷/充電/バトンタッチ/甘える
基礎ポイント:HP4、防御4、特攻↑236、特防140、素早さ124  デンキZなし版:HP100、特防244、素早さ↑164
役割は対コケコ。ただし、コケコを倒すためには読みが必要で、交代際にマジカルシャインを使われると詰みます。臆病だと火力が足りなくて乱数50%辺りなので控え目。動かし方は電気技読みでエモンガに交代してから充電するか対面から充電するか、いずれにしても充電を積んでZ雷をぶっ放します。相手の6匹の中に地面タイプが入っていたとしても、こちらのパーティは地面技の通りがとてつもなく悪いので勇気をもって充電Z雷をぶっ放します。上手くコケコを処理した後に出てきたポケモンが物理型なら甘える、特殊型ならバトンで後続の起点にする。今回はギャラドスと組んでいるので甘えるはアンコールでもいいかもしれませんが、なぜか前世代よりアンコールが読まれやすくなっている点は注意が必要。地面に有効打が全くないので毒々が欲しい場面もあり、最後の枠は本当に悩ましい。


続いてエースのギャラドス。

持ち物:ギャラドスナイト
技:龍の舞/アクアテール/地震/氷のキバ
基礎ポイント:HP4、攻撃↑220、防御68、特防4、素早さ212  デンキZなし版:HP116、攻撃↑124、防御52、特防4、素早さ212
いつ育てたかわからないギャラドスのうちの1匹。ちゃんとしたパーティを考えていなくても迷走しながらも地味にポケモンを育てていた証。調整先は覚えてない。意地っ張りの理由は陽気のメリットが最速130族以上とスカーフ持ちと竜の舞の積み合戦でしかないから。その内のスカーフを持っていそうな相手は元々の素早さが最速ギャラドスより速い相手が多いため、最速にして竜の舞を積んだところで先手を取れない。さらに元の素早さが高くないため、陽気にしても最大で13しかステータスが伸びない一方で意地っ張りは最大で20も伸びるので基礎ポイントで換算すると意地っ張りの方が効率はいい。


ここから先はメタ枠。まず1匹目のラティオス。

持ち物:拘り眼鏡
技:波乗り/10万ボルト/冷凍ビーム/流星群
基礎ポイント:HP156、防御92、特攻60、特防4、素早さ↑196  デンキZなし版:HP156、防御92、特攻↑76、特防4、素早さ180
対バシャボルト要員。波乗りで特防4振りメガバシャを確定。冷凍ビームor流星群でHP4振りだか特防4振りだかの霊獣ボルトロスを確定。
受け出しが安定するように耐久振りでメガバシャーモの飛び膝蹴り2耐え、霊獣ボルトロスのめざめるパワー(氷)2耐え。
最速ガブリアス抜き。
特攻にあまり振っていないためよくわからないところで削りきれなかったりするけど、耐久に振っていてよくわからないところで耐えたりするポケモン。でもこれはこれで良いと思う。冷凍ビームと波乗りは遂行技。波乗りはサイコキネシスでも良いと思うけど通りは良くないから終盤で高負荷を掛けられる流星群採用のために波乗りにした。10万ボルトはギャラドスやカプ・レヒレへの有効打として採用。シャドーボールも欲しいですが、後ろで何とかなりそうなのでこの形。
デンキZなし版は控えめ準速100族抜き。控え目霊獣ボルトロスで素早さに振り切ることはほぼないので、耐久>素早さ>残り特攻の振り方でこの調整。性格補正のおかげで特攻全振りより若干低い程度の火力までに上昇。地味に特攻が11nになって効率も良い。一応どちらの調整にしてもラティアスでは効率が悪い。


メタ2匹目のヒードラン。

持ち物:混乱木の実
技:毒々/オーバーヒート/大地の力/ラスターカノン
基礎ポイント:HP124、防御4、特攻↑188、特防140、素早さ52  デンキZなし版:HP124、防御4、特防132、特攻↑180、素早さ68
よくいそうなヒードランを自分なりに調整した形。オーバーヒートで特防4振りコケコ、ギルガルドを高乱数1発。アーゴヨンを大地の力で乱数1発。コケコの10万ボルトを低乱数2発。素早さはミラー意識。元々はアーゴヨン及びフェアリーメタとしての採用ですが、第二のコケコメタとしても機能するようにしました…が、基本的にコケコは逃げ回るので、取り巻きを処理してZワザを別のポケモンに吐かせた上でHPを半分以上残した状態で対面しないと処理できません。持ち物はチョッキと混乱木の実で悩んだ末にポリゴン2へのメタとしても機能するように毒々を入れるために混乱木の実に。


メタ3匹目のテッカグヤ。

持ち物:拘り鉢巻
技:地震/火炎放射/ストーンエッジ/ヘビーボンバー
基礎ポイント:たぶん攻撃特化、残り耐久調整(覚えてないし記録もない)。
全体的に打点が足りないのでアタッカー型のテッカグヤ。ひたすらヘビーボンバーで粉砕していく漢らしいカグヤ、名付けるとしたら陽キャカグヤか漢カグヤ。メタと謳いつつも潔くて割と好きな型だからそうしている部分があり、読まれたことがなく大抵の場合勝手に交代していって致命傷を与えてくれる存在。ただ副産物ですが、カプ・レヒレが重いのでカプ・レヒレに致命傷を与えて後続で処理しやすくしてくれるのは大きい。サン・ムーン初期から使っている型なだけはあって調整メモは残っていません。


メタ4匹目のブリガロン。

持ち物:ゴツゴツメット
技:毒々/宿り木の種/光合成/ローキック
基礎ポイント:HP252、攻撃4、防御↑180、特防68、素早さ4
対キノガッサと対ナットレイに加えて岩の一貫性を切るために採用。ただし、ナットレイが出てこない。流しやすいポケモンなので相手の後続にも通る技が絶対に必要で技構成が悩ましい。ローキックはナットレイへの遂行技としても相手の後続にも妨害としても使える便利な技。攻撃無振りだとドレインパンチの威力なんてたかが知れていて、現環境でも通りの悪い格闘技でどちらにしても低負荷降臨を許しやすいなら素早さを下げる妨害があった方がいいという判断。耐久は特化レヒレのムーンフォースを高乱数で耐えられるようにしていますが、肝心の草技がない。草技を持っていても深緑でないと確定で倒せない等、謎の調整のまま残っています。カプ・レヒレを厚く見るなら攻撃特化で準速にして命の玉を持たせないと役に立たないのでそうしたほうがいいのかもしれませんが、耐久に振らないとギャラドスを受けられないというジレンマ。ただ、そうした場合はドレインパンチを採用することにも意味が出てくると思うので、このポケモンは技構成と調整が難しいポケモンだと思います。

デンキZなし版はブリガロンの代わりにジャローダ。
持ち物:ゴツゴツメット
技:リーフストーム/光合成/挑発/リフレクター
基礎ポイント:HP212、防御124、素早さ↑172
最速ガブリアス抜き、特化カプ・レヒレのムーンフォースが低乱数2発、特化ミミッキュのぽかぽか+影撃ちが低乱数。


全体としての感想は、見た目まあまあ良し、使い勝手まあまあ良し、まあまあ強い、です。眠らせる技を使ったり、耐久値に物を言わせて固定ダメージばかりで削るような嵌めに近い陰湿な戦法や、ムラっけのために遅延したり、壁展開からイーブイZといったようになコンボで積んでしまえば勝ちみたいな他人と遊ぶ必要性を感じないような戦法はなるべく省いていて、ステータスの低いエモンガでも技を使ってポケモンを倒せるので、爽快感はこれまでのパーティ以上でまさに動画にするのに打ってつけのパーティ。そりゃそうです。動画にする前提で考えていたのだから・・・。
ただ、このパーティにおいてあまりにも重すぎるポケモンが何匹かいることが思っていたより辛いのでこれでいいのかなあ…と。完璧なパーティなんて存在しないのでしょうけど、

最初にカプ・コケコ。読み間違えると崩壊します。対コケコだけなら普通に毒エモの方が安定していて地面に対しても困ることが少ないと思いますが、充電Z雷でカプ・コケコやメガボーマンダを吹き飛ばした爽快感が忘れられない…。何せ、そのためだけにメタを張りつつ地面技の通りを悪くするようなメンバーを集めたのですから。
次に、カプ・レヒレ。本当につらい。ヒードランやブリガロンの型次第では何とかなるのでしょうか…?
続いて、積みエース、パルシェン、ジャラランガ。パルシェンはともかく、フェアリーがいないのでジャラランガには絶対に勝てません。
そして、地面タイプ。地面技の通りは果てしなく悪いようにできていますが、地面技だけがメインではないマンムーやカバルドンは出てきやすいです。その中でもカバルドンを一撃で倒せるポケモンはいないので特に重い。この点でもブリガロンの技と調整と持ち物が気になります。果てはブリガロンで良いのかどうかについても。見た目は良いけど…。
さらに、高耐久水。カプ・レヒレにも通じるところがありますが、基本的にエモンガは電気技か地面技にしか受け出しができないポケモンなのでスイクンやミロカロスの突破が困難。ブリガロンも特殊耐久が不安。だからと言って同タイプのビリジオンにするとキノガッサやナットレイにしてやられそうな。
最後に広範囲。フェローチェやゲッコウガ、サザンドラが重いです。プレイング次第でカバーできないこともありませんが、重いことには変わりなし。

といった具合で、思っていたよりもガバガバなパーティだったのです。一度動画にしたらメインのパーティメンバーを大きく変えずに、ちょっとゲストポケモンと入れ替えてまた元に戻して別のメインメンバーを入れ替えて…という風にしたいので、これでいいのかなあ…と。でも、見た目は良いし、まあまあ強いし、型も豊富なポケモン達だし…。ここまでやって、後は面白くできるかできないかは作り手の問題なのでしょうね・・・。でもなあ…、ポケモンは長い間考えるばっかりだったからかなあ…。他の候補のパーティ構成を試してみてから考えてもいいかなあ。