日々の気づき

こんにちは!
オフィスダックス代表の奥野です。
気ままに税金、会計、経営のことなどを書いていきたいと思います。

今日の雑感

2014年07月21日 | 日記
昨日は東京も激しい雷と雨でしたね。
ここのところゲリラ豪雨が増えています。
自然からの警告ですね。

最近は東洋思想を中心とした本をもっぱら読んでいます。

最近読んで感動した本は

「『人間』としての生き方 現代語訳『東洋倫理概論』を読む」

です。

安岡正篤先生が昭和4年に書かれた東洋倫理概論の現代語訳

で非常に読みやすい。

早年、中年、晩年の倫理を説き処世訓を超えた生き方指南と

ともいえるものです。

読んでいて胸が熱くなり、自分恥ずかしく思うことあり、

勇気づけられる部分があります。

アンソニーロビンズやデールカーネギーなどもいいのですが

こういった東洋思想を中心とした話の方が自分には、すっと

腹落ちします。


「出処進退の第一義である『仁を求め』『仁に立ち』

 『仁に生きる』ということは、もとより単に観念に

 止まったり、感傷に生きることを許されない。

 それは寸毫も眛(くら)ますところのない明白な

 行為―義でなければならない」


徳川慶喜を恭順させて高橋泥舟、山岡鉄舟の話

や高杉晋作の「述懐」の話などは、義憤の中にあっても

智慧の光を失ってはならないことを物語っています。


「明日に道を聞けば夕べに死すとも可なり」という

論語の言葉や「善をなすのを急げ、悪から心を遠ざけよ

善をなすのにのろのろしたら心は悪事をたのしむ」と

いったブッダの言葉をあらためて考えてみる。


表面的なことに流され、真理を見ようともしない生活態度

を反省しています。

これは現代の起業家たちにも勇気を与える書物だと

思います。