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「39歳までに組織のリーダーになる」

2007-03-31 | 学び キャリア しごと
39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する

かんき出版

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今月マーサー代表を退職されて、4月から新しい会社で経営にあたられる柴田さんが2年前に出版された本。

この本では、リーダーとして活躍している人たちの共通項として、「挫折」「修羅場」を挙げ、いま厳しい状況に置かれているとしたら、それは成長スピードを加速させるためのチャンスである、と勇気付けられるメッセージを述べている。

第1章 デキるリーダーに共通する一〇の「強み」
第2章 現役リーダーの経験に学ぶ
第3章 真のリーダーの仕事術
第4章 デキるリーダー候補が道を踏み外す原因
第5章 リーダーとして活躍し続けるために
第6章 後継者育成プログラムを活かす
第7章 一〇年後もリーダーとして活躍しているために

特に、4章は耳が痛い(自分が“デキるリーダー候補”ってわけじゃないんだけど)。「わかってくれない症候群」「無意識のマンネリという毒素」「片手間仕事を持ちすぎる」「経済合理性の罠」「スーパー・ボトルネック人材になっていないか?」などなど。

あと、5章の「遊び心を忘れていないか?」「戦略におぼれていないか?」「ダメ集団にもチャンスを与えているか?」「「第一印象」を意識しているか?」。

ご自身も38歳で日本法人社長になったご経験や、数々のクライアント企業をご覧になってきたインサイトからのコメントは、すっごいリアリティがある。

書名に年齢が入っているのもキャッチーですね。

その場しのぎの仕事はわるいクセ

2007-03-26 | 学び キャリア しごと
いつまでにやります、と納期を言えないのなら、やらないほうがよい。

ある方の言葉。
つい、その場しのぎ、もしくは問題先送りで、安易に「やります」と言ってしまう光景をよく目にする。自分も含めて。

その場しのぎで応対しない。やること、やらないことをハッキリさせる。
やらないなら、やらないと言う。

言ってしまったほうも、まだできてない、でも気乗りがしないなーなどと思いながらモヤモヤ、やらなくちゃと考える時間自体がもったいない。
関係者も、まだやってないのかな、と何度も確認し、そのたびにやっていないということを聞くのも気分がよくない。

メンバーのMBOでも似たようなことを話したことがあるが、積極的にかってでることはよいことではあるが、やれないこと、優先順位としてやる意義をあまり感じられないこと、やりたくないことを安請け合いしないように、と。

やる、と言ってやれていないには、何か必ず理由がある。

基本動作ではあるが、やるときにはいつまでにやるか、やらないことはやらないと言う。意外と日常に流されているとできていないことかもしれない。

世界フィギュア

2007-03-25 | 徒然 気づき ひとりごと
今週は、世界フィギュアを観ていました。
去年のグランプリシリーズから急に観始め、今シーズン最後の世界大会。
男子、女子ともにメダルもとれた、という結果もさることながら、
あの極限の緊張状態で、ミスが許されず、自分が持っているものをすべて出し切るという精神的なタフネスは本当にすごい。
第一に、それまでの練習でどれだけやりきったか。練習しているというのは皆同じ中で、心身ともにどれだけ鍛えられるか。
さらには、その自分をどれだけ信じることができるか。
意識面だけでなく、潜在意識のコントロールも必要。
失敗してしまうかも、緊張してしまうかも、と少しでも思った瞬間に、それが体につながっている。外に出てしまう。
場数、失敗した経験、修羅場をくぐったからこそ得られる成功という側面もあるだろう。でも、チャレンジしなければ失敗もしない。やってみなければ、何ができていないか、何が足りないかもわからない。
スポーツの競技も、大事な商談やプレゼンも、結果がついてくるようになるのには、共通する要素が多いのですね。