昨日は、大阪みなとYMCAの会議室を使って、ビクセルワイズメンズクラブで講演をしました。
講演前に、久しぶりに知人と一緒に、大阪人権博物館(リバティー大阪)に行きました。
常設展の総合テーマとして、「私が向き合う日本社会の差別と人権」があります。
現在の人権、私の価値観と差別、差別を受けている人の主張と活動、私にとっての差別と人権の4つのコーナーがあります。
「コーナー3」では、多くのHIV・AIDSについての展示があります。
薬害エイズの詳しい資料や、大阪訴訟団の代表を務められ裁判の途中で無念にも亡くなられた、赤瀬、石田のお二人の団長の生前のお写真、現在、国会議員として活躍されている三代目団長の家西さん、そして、現在の団長の私の知人の花井さんの資料もあり、薬害エイズの闘いの歴史、苦渋の和解に触れることができます。
また、お馴染みの長谷川さん、館林さん、大石さん、島田さんなど私に近しい皆さんの資料もあります。
また、ビデオライブラリーにも、花井さん、奈良の稲葉さんなど知り合いがご自身のエイズを語っておられます。毎年数回は、訪ねていますが、ここに来るたびに、自分自身をリセットできるような気がします。
もちろん、性的少数者の展示もあります。レインボーフラッグが展示されていたり、クィアやジェンダーの資料もあります。
研究員(エイズ担当)の大田さんにもご挨拶して、久しぶりに、いい時間を過ごしました。
皆さんも大阪にお立ち寄りの際は、ぜひ、お尋ね下さい。環状線芦原橋駅下車10分です。
会場で、偶然、昨日一緒にエイズを学ぶことになっていた、神戸ポートワイズメンズクラブ会長の星加さんや鈴木さんにお会いし、解説させて頂きながら回りました。
http://www.liberty.or.jp
車で一緒に大阪みなとYMCAに連れて行ってもらいました。
ワイズメンズクラブの皆さんとは、色々なところでお話をさせて頂いていますから、懐かしい方のお顔も拝見させて頂き、ともにエイズを学ぶことができて嬉しい時間でした。
エイズは、独自のパラドクスが存在していますから、保健所などのリーフレットから入ると、どうしても、ステレオタイプに知識を普及させてしまいます。
それは、「STOP AIDS」に偏りますから、最初の学びが大事でしょう。
それが、分かればいい活動ができますし、「ともに生きる」という言葉の持つ、深い意味を理解できます。
「STOP AIDS」から入るとどうしても、気づかぬうちにHIV陽性者を排除する方向性を持つ可能性が大きいのです。
これを防ぐには、「STOP AIDS」は、
「感染拡大をストップすること」
と何度も言い聞かせることです。
そうしないと、いつのまにか、「STOP 麻薬」や「STOP 駐車違反」のように、その対象を排除することになっては、HIV陽性者を邪魔者扱いする危険性がありますから、常に、注意が必要です。
単純な予防啓発活動をしているところは、この意味を再確認して欲しいと思います。
講演前に、久しぶりに知人と一緒に、大阪人権博物館(リバティー大阪)に行きました。
常設展の総合テーマとして、「私が向き合う日本社会の差別と人権」があります。
現在の人権、私の価値観と差別、差別を受けている人の主張と活動、私にとっての差別と人権の4つのコーナーがあります。
「コーナー3」では、多くのHIV・AIDSについての展示があります。
薬害エイズの詳しい資料や、大阪訴訟団の代表を務められ裁判の途中で無念にも亡くなられた、赤瀬、石田のお二人の団長の生前のお写真、現在、国会議員として活躍されている三代目団長の家西さん、そして、現在の団長の私の知人の花井さんの資料もあり、薬害エイズの闘いの歴史、苦渋の和解に触れることができます。
また、お馴染みの長谷川さん、館林さん、大石さん、島田さんなど私に近しい皆さんの資料もあります。
また、ビデオライブラリーにも、花井さん、奈良の稲葉さんなど知り合いがご自身のエイズを語っておられます。毎年数回は、訪ねていますが、ここに来るたびに、自分自身をリセットできるような気がします。
もちろん、性的少数者の展示もあります。レインボーフラッグが展示されていたり、クィアやジェンダーの資料もあります。
研究員(エイズ担当)の大田さんにもご挨拶して、久しぶりに、いい時間を過ごしました。
皆さんも大阪にお立ち寄りの際は、ぜひ、お尋ね下さい。環状線芦原橋駅下車10分です。
会場で、偶然、昨日一緒にエイズを学ぶことになっていた、神戸ポートワイズメンズクラブ会長の星加さんや鈴木さんにお会いし、解説させて頂きながら回りました。
http://www.liberty.or.jp
車で一緒に大阪みなとYMCAに連れて行ってもらいました。
ワイズメンズクラブの皆さんとは、色々なところでお話をさせて頂いていますから、懐かしい方のお顔も拝見させて頂き、ともにエイズを学ぶことができて嬉しい時間でした。
エイズは、独自のパラドクスが存在していますから、保健所などのリーフレットから入ると、どうしても、ステレオタイプに知識を普及させてしまいます。
それは、「STOP AIDS」に偏りますから、最初の学びが大事でしょう。
それが、分かればいい活動ができますし、「ともに生きる」という言葉の持つ、深い意味を理解できます。
「STOP AIDS」から入るとどうしても、気づかぬうちにHIV陽性者を排除する方向性を持つ可能性が大きいのです。
これを防ぐには、「STOP AIDS」は、
「感染拡大をストップすること」
と何度も言い聞かせることです。
そうしないと、いつのまにか、「STOP 麻薬」や「STOP 駐車違反」のように、その対象を排除することになっては、HIV陽性者を邪魔者扱いする危険性がありますから、常に、注意が必要です。
単純な予防啓発活動をしているところは、この意味を再確認して欲しいと思います。