陽の当たる場所へ

日陰を歩く者は
陽の当たる場所に辿り着くことを夢見て
思考に耽る

友、遠方より来たる

2006年06月30日 | 徒然なるままに
 以前、ここでも紹介したがNZに行った大学時代の友達が約3年ぶりに帰国してきて会った。

 メールでのやり取りはちょくちょくしてたが、久しぶりに会うのでどうなるんかな~と思っていたんだが、時間と空間を乗り越えてあの頃の関係にスグに戻ることができた。

 正直、俺は自分でも友達が少ないと思う。
 でも、俺の周りにいる薄っぺらい関係の友達が多そうなことを自慢してる人よりも、少ないかもしれないが親交がない時間が何年も流れてもそれを感じさせない友達が一人いることのほうがはるかに人生を有意義に生きていると思う。

 彼と昼飯を食い、話し、笑い、そして別れた。

 話の内容はこれといって昔と変わるものはなかった。
 くだらないお喋りだ。

 お互いあの頃から成長してないともいえるし、それが懐かしくもある。

 3年越しになる4時間の交流を短いと感じることもなかった。
 確かに次にいつ会えるかはわからない。
 話したいことは他にもあった。
 でも、これでいいんだろう。

 次に会えることを楽しみにして。

越前の餅

2006年06月25日 | 食べ物日記
 朝も早よから白峰を超え福井県勝山市で行われた北信越ろうあ者大会に行ってきた。

 天気予報ではずっと雨マークだったのに当日は絶好のドライブ日和。
 初めて通る国道157号線は快適だった。

 白山市の道路の両側に合間合間に無意味なハコモノが建てられており、税金の無駄遣いを感じる。
 一方、勝山市側になると民家以外に何もなく、これまた寂しい。

 大会は山奥で開催されているにも関わらず、結構人が来ていた。

 そこで越前餅なるものを試食すると上手いのでお土産に買って帰ることにした。

 越前餅はワラビ餅みたいな感じの餅の中に胡桃が入っており、これを黒蜜で食べるというもの。
 包みの巾着もかわいらしく、値段も500円と手ごろ。

 俺の就職の件で心配をかけ相談にのってもらった姉に送ることにした。
 来週は従弟と結婚式で広島に帰って会うことになるし、ここらでご機嫌をとっておかないと。

 その傍らで福井出身のモーニング娘・高橋愛がお奨めというキャッチコピーの煎餅が置いてあったので、これも試食。

 食べた感想は正直、こういう煎餅はどこでも作ってるんだな~というもの。

 これと全く同じでもう少し味が上品な煎餅が広島の三原で有名なお土産として売られていて、この煎餅が大好きなの知っている三原に住む親戚の伯母ちゃんが家に来る度に俺にお土産に買って着てくれたものだ。

 帰りの道で和気藹々話しながら運転していると、突然2匹のサルが道路へ飛び出し横断。
 野生のサルなんて初めて見た。

 かなりたまげた。

 そんなこんなで楽しい6月の一日となった。

進め、ノートテイカー!

2006年06月22日 | 活動日記
 最近、というか前からだが大学で生協が主催する公務員講座が開かれている。

 大学側としてもこういうサービスをしなければ生き残れない時代になったのだろう。

 今年度、この公務員講座に聴覚障害者の学生が受講することになり、自分もノートテイクに行ってきた。

 ノートテイカーの対象は現役生に限るものであったが、自分はこれまでの活動経験を買われ卒業生であるにも関わらず参加することになった。

 このノートテイクだが、これまで普通の授業でノートテイクによる情報保障を行うことはあった。
 だが、公務員講座に聴覚障害者が受講するのは初めてのことであり、生協は急遽この学生に情報保障をするためノートテイクを行うことに決めた。

 しかし、講師の側からの反対の意見もあったらしかった。

 というのも、短い期間で受験に合格するための膨大の情報を受講生に伝達するので、聴覚障害学生一人のためにゆっくり話すことはできないという類のことを生協は言われたらしい。

 ゆっくり話せば情報量が少なくなり、今まで80%を誇ってきた合格率が下がることになる。だから、そんなことはできない。

 つまり、婉曲的に「そんな学生は受けるな」と言っているわけだ。

 でも、彼らの根拠は果たして正しいのだろうか?

 確かに彼らの有する受験ノウハウに従って効率的に勉強すれば合格率は上がるだろう。
 しかし、高い合格率をたたきだせるほどの知識と学力をもともと備えていた学生だから、80%もの合格率を出せたともいえる。

 ウチの大学はランク的にも上位の部類に入るから、この要因は無視できない。

 それを「80%もの合格率が出せるのは俺たちの教え方のおかげだ」と居丈高に構える講師は、教育者という資質としてあまりいただけない。

 これから来年の3月まで講座は開かれ、その間ノートテイカーとして参加していくことになるが、講師に限らず、これから公務員になるかもしれない受講生に対してもノートテイクのように聴覚障害者には何らかの形で情報保障が必要であるということを啓蒙できればと思う。

勝利の女神を胸につけてないせいか…

2006年06月20日 | TV日記
 今、テレビで話題のテーマといえば、やはり“ワールド・カップ”

 スポーツは基本的に自分でするのが好きな方なので、テレビの前で何時間も観戦することに興味がない。
 そんなんで、ニュース番組のスポーツでたまに見るぐらい。

 オーストラリア戦に負け、絶対に落とせないはずのクロアチア戦で落とした日本。
 決勝トーナメント行くためには残すブラジル戦に勝つのみ。

 テレビでは、「まだ可能性はある」とか言ってるけど、どう考えたって無理だろ。

 選手のコメントでは「1点取った」と言っているなか、中田(英)選手だけが「2点失った」というコメントをしていたけど、まさにその通りだと思う。

 他の選手は何を思ってそんなコメントを言ったのだろうか?
 もう無理なのはわかっているけど、日本国民を安心させるために前向きなコメントを言ったのであれば、まだマシだが、本気で「可能性がある」と思っているのなら、正直考えが足りないというよりは何も考えてないに等しい。

 こんな選手が集まっている中、よく中田選手はやっていられると思う。
 今までもそれなりに中田選手を評価してきたけど、今回のWCに関しては本当に彼しか頼れる選手はいないと言っていいほどだろう(後はGKの川口選手ぐらいか)。

 そんな状況の中で、キャスターが「まだ大丈夫」を連呼し、一般人の僅かでも希望があるというシーンを流すほど、第二次世界大戦中の放送もこんな感じだったのかな~と思わざるをえない。

 明らかに負けるとわかっていても、勝つことを信じている大衆。
 正直、気分が悪くなってチャンネルを変えた。

 自分だってそりゃ日本勝って欲しいのはやまやまだが、現実が見えないほど浮かれてはいない。

 日本が本気で優勝を狙っているというのなら、ブラジルだろうがなんだろうが勝つという気構えが必要だが、だったらその前にブラジルよりは勝ちやすいオーストラリアとクロアチアに負けんなよと言わざるをえない。

 次回のWCではおそらく中田選手は出ないだろう。
 4年後の日本はどうなってるんだろうか?

PS.日本が勝てないのは、“勝利の女神ニケ”をデザインしたロゴのユニフォームじゃないせいか!?
 ア○ィ○スじゃダメなのかな。

やっと終わった

2006年06月18日 | 活動日記
 昨日人工内耳友の会全国大会-金沢が行われた。
 これへの情報保障のために4月から毎日1時間欠かさず入力練習を重ねてきた。

 その成果を昨日遺憾なく発揮しようとしたのだが、撃沈…

 やっぱり一朝一夕で早くなるもんでもない。

 それに改めて自分のIMEを使いこなしていないことを思い知らされる。

 入力速度の鍵はやはり正確なタッチタイピングと辞書登録によって決まる。

 理想の要約筆記者への道は険しい~!

 この大会に森前総理と橋本聖子議員が来ていた。
 持ち場で前ロールを作成していると、覗き込む人がいるので誰かと思ったら、森先生だった。

 よく「テレビで見るのと実際に見るとでは違う」と言うけれど、森先生に関しては本当にあのまんまで、全く同じ。

 橋本議員はテレビでみるよりも少しガッチリしていた。
 やはりもとスポーツ選手だけのことはあった。

 でも、テレビの中の人を実際に見ると緊張するかと思ったけど、まったくせんかったね。

 オーラというか威厳というか、そんなんを特に感じんかったような気がする。
 実際に面と向かって話してないけんかな?

 そんな両先生を招いての全国大会なのに客席はまばらというより、ガラガラに近い。

 よく来てくれたよ。
 どういうつながりなんじゃろ? 不思議…

お昼におむすび

2006年06月16日 | 食べ物日記
 石川も梅雨に入ったっていうのに全然それらしくない毎日。

 本当は仕事の内容を書き込めたら面白いのかもしれないけど、会社的にチョッとマズイのでできない。

 となると代わりは“食べ物”に関するのが妥当なのかも。

 まぁ、サラリーマンに限らず仕事の楽しみの一つには、やはり食事があるだろう。

 どうせ毎日欠かさず繰り返す日課なら、できるだけ美味しいものを食べたいもの。
 それも安いもの。
 世のお父さんたちのお小遣いは厳しいしね。

 正社員でない俺は午後1時に仕事を上がれるので、ヤラヤラと帰りの道すがら良さげなお店を物色。

 そこで見つけのが、八日市出町にある「カルゲン米おむすび美人」。

 どこかの市町村の農家で作っている“カルゲン米”なるお米を使っての出店っぽい感じの店内。
 当然、カルゲン米を販売。

 店員も素人げな主婦。

 おむすびもそんなに種類が豊富にあるわけではない。
 値段も具によってまちまち(200円を超えるものはない)。

 けど、うどん・そばのセット(漬物・惣菜1品)が300円は安い!
 その代わり量は少ないけど、俺にはピッタリ。
 これにおむすびを2個頼めば調度いいぐらい。

 今回は普通に白米を頼んだので、カルゲン米がどんな味がするのかわからないが、コンビニでおむすびや弁当を買うぐらいならこちらは断然お勧め。

スープカレーねぇ…

2006年06月14日 | 食べ物日記
 今日はNPOセンターに行く用事があり久しぶりに香林坊に来た。
 昼食がまだだったので、109に新しくできたスープカレーのお店「心」に入る。

 最近、スープカレーなるものをよく耳にするが食べるのは初めて。
 一体どんなものか試しに食べることにしてみた。

 3時なのでお店の中はガラガラ。
 でも、店内の雰囲気はクラシックな良い感じ。

 メニューの中から「骨付きチキンのスープカレー」を頼む。

 辛さは0~100番(数字が上がるごとに辛くなる)まで選べて、自分は3番を頼む。

 ライスも量は小~大盛りまで、種類は玄米か白米を選べるようになっていた。
 自分はスープに絡むように玄米を選択。

 カレーがやってきて、店員が「食べ方はわかりますか?」と聞くので、「わからん」と答えると、突然片膝をついて説明を始める。
 何これ!? 

 正直かなりひいた。

 カレーはというと、見た目はオシャレな感じがするんだが、具とスープを一緒に煮込んでないせいか、統一感がない。

 そんなもんだと思えば美味しい気もするし、イマイチのような気がしないでもない。

 これで950円なのだが、如何なもんだろうか。

朝のミステリー

2006年06月14日 | 徒然なるままに
 暑いですね。
 本当に梅雨か!?って思うぐらい良い天気が続く金沢です。
 土砂災害で苦しんでる沖縄とは大違い。

 そんな暑い中、通勤途中で一列縦隊になってランニングをしているサラリーマンの一群に遭遇!
 まるで軍隊のよう。

 ペースは競歩ぐらいの速さで短い距離を往復しているような感じ。

 なんじゃこりゃ? わけわからん。

 健康ブームの何かなのか。

 おそらくエライさんの思いつきで始まったのであろうそのランニングは1回見ただけで、その後は全くお目にかかりません。
 1日で止めたのか…

 『上司は思いつきでものを言う』っていう本があったが、まさにそんな感じなのかも。

 サラリーマンは辛いよ。

ダミダ・コリャー

2006年06月10日 | 映画日記
 前回の更新から怒涛のような毎日を過ごし、更新もままならないまま今日に至ってしまいました。

 身体の調子的には漸く咳も治まったというのに、腰と背中の痛みは残ったまま。
 やっぱ暫くはこの痛みと付き合っていくしかないんだろう。

 それではこれまでのことをボチボチ。

 まず、『ダヴィンチ・コード』を観た。
 いくら貧乏でお金が無いといっても、これは押さえておかないと。

 どんな謎が展開されるのかと期待に胸を膨らませて観たのだが、思っていたほど…

 というのも、公開日の日にテレビで放送していた『ダヴィンチ・コード』の特番をチラチラと見てしまったので、映画で目新しさを感じなかった。

 このような体験は以前にもあった。
 『ターミネーター2』で映画を観る前に雑誌で内容を知っていたので、感動はしたのだが、ハラハラドキドキ感を感じなかった。

 それ以来、観たい映画を観る前に、その映画に関する情報を一切入れずに観るよう心がけてきたのだが、今回に限って特番を見てしまった。

 俺って映画が大好きなのに、大馬鹿だよ。

 まだ、観ていない人もいるだろうから、詳しく書くことはしないけど、まぁ、そんな中でも一番ゾクゾクっとしたシーンは、トム・ハンクスがマップを手に入れるために文字を推理するシーン。
 効果音が絶妙!

 でも、もう一回観たいとは思わないから、評価としては中ぐらいか。