ハッピーニューイヤー!昨年は世の中はコロナに始まりコロナに終わった一年でした。今年は、なんとかよくなればいいですね。
ところで、去年はオンラインLIVEというものをはじめて経験しました。ドリカムディスコ DOSCO ニコ生ウィンターファンタジアというLIVEです。
演者の人数、ステージの仕掛けが、いつものドームや大ホールでのコンサートのような壮大なスケールのステージではなく、ブルーノート東京でのアコースティックギター2本、生ピアノ1、リズムマシン、エレキベースとメインボーカルがそれぞれ1の形と、ニコ生スタジオでのアコースティックギター1本、リズムマシン、エレキベースとボーカルがそれぞれ1という形の編成のドリカムを観て、バンドをやっている自分としては(もちろんアマチュアです)、身近な編成の演奏で、親しみを感じてしまいました。
いつものドームでは、ドリカムはまったく雲の上の人たちで、ただただ1ファンでした。耳に入ってきた楽曲を好きになって、CDを買って、コンサートに行く、好きなアーティストの人たち。
でも今回のアコースティック風味のLIVEは、その人数やステージの大きさや仕掛けが、雲の上の遠い存在の人たちではなく、自分の周囲にあるような状況、居るような人数、手が届きそうな、というか自分の身の回りにある状況そのもの、でも、演奏は上手い、歌は上手い、速弾きがすごいとかいうのではないけど、ひとつひとつの演奏が上手くて、決めるところはばっちり決め、優雅な感じもしてかっこよかったです。
ご当人たちは、かねての壮大なステージをやりたいんだと言っていました。もちろん観る方もそれを観たいけど、それが「なくなる」のは嫌だけど、でもアコースティック風味のLIVE「も」かっこよかった。彼らの数ある手の内の1つとして、アコースティック風味もやり続けてくれたらいいなあ、と思いました。(゜-゜)
行くつもりだった生のLIVEに行けなくなったのは残念でした。でも、自宅で親しい人たちとだけ一緒に居て、アルコールやつまみなど好きに補充しながら、寛ぎながら観るLIVEも、経験してみれば、これはこれで楽しかった。周囲にごまんと居るはずだった大勢のLIVEを観に来る人たちは、ニコ生特有の流れる文字として感じることが出来ました。これはこれで、世の中のミュージシャンたちの手の内の1つとして、続いたらいいなあ、と思いました。(゜-゜)
もちろん、去年以前は当たり前だった生のLIVEを観たいです。オンラインLIVEだけになってしまうのは、もちろん嫌です。けれど、1つ加えられた楽しみ方の形態の1つとして、バリエーションの1つとしてはアリだなあ、と思いました。