マイ・フェイバリット・ミュージック~気になる1曲

日々の生活の中で出会った音楽、ふと耳にしたメロディ・・・そんな気になる1曲。【現在更新を停止中!また再開の予定】

フォリナー「アイ・ウォナ・ノウ・ワッツ・ラブ・イズ」

2008年07月07日 | Weblog
以前いきつけの理髪店でカット中、この曲が流れていた。フォリナーの懐かしいのではなく、女性ボーカルのものであった。たぶんカバー曲なのだろう。誰が歌っているのか気になる。

フォリナーはイギリスのプログレッシブロックの大御所、キング・クリムゾンのメンバーの一人が1977年に結成したアメリカン・ロックのグループ。他にもいろいろヒット曲はあるだろうが、僕はこの曲ぐらいしか知らない。

京都のローカルテレビ、KBS京都でだいぶ以前のことだが、ビデオクリップを集めただけの番組「ソニーMTV(ミュージック・ティー・ヴィー)」をやっていた(独自の番組ではなく東京のキー局が系列局へ配信していたのでほぼ全国的に同じものが放映されていたはず)。今はCSとか見れば、その手の番組はいっぱいあるが、今から15年以上前は貴重な映像だった。せっせとビデオ(3倍モードで6時間)に録画してためていた。また当初は『FMレコパル』などの放送曲目一覧などをテープのケースに貼り付けたり、えらく手間なことを嬉々としてやっていた(あのパワーは今いずこ)。家の中を探せば10本以上はあると思うが、所在はわからない。

その「MTV」で、「アイ・ウォナ・ノウ~」のビデオクリップを見た。建築現場の人々がスローモーションで映し出されていた記憶があり(意味不明)、最後の合唱とソウルフルなボーカルが交互にフェイド・イン、アウトする。

この曲は、前段のしんみりとした部分が導入で徐々にコーラスから合唱団が加わり、その合唱にボーカルのアドリブ的な、ソウルっぽい歌が絡んでいく。これを聴いたとき、なんと壮大な曲だろうと思った。また楽曲としても完成されたものを感じた。アメリカン・ロックのフォリナーからすれば、異色のヒット曲ではなかろうか。



ジュディ・コリンズ「青春の光と影」

2008年07月04日 | Weblog
英題は「Both Sides,Now」(両サイドの今・・・光と影ということか)。1969年の秋のヒット曲、同時期にゼーガーとエバンスの「西暦2525」がチャートインしている(ネットで検索して確認した、便利だ)。チェンバロンだろうか、イントロのCFCF~の繰り返しのコード進行、これが全編を通して流れる。格調高い曲だ。

ギターをはじめた頃、歌ってみたいと思いチャレンジしたのだが、元曲のイメージには程遠い感じであった。ところが同じ曲をジョニ・ミッチェルというアーティストも歌っていて、こちらはギターバージョンである。ジュディの格調高く、フルバンドのに比べると、かなりけだるい感じで、最初聴いたときは、全然よいとは思わなかった。ところが、やはり、耳というのは歳とともに渋い曲を心地よいと感じるようになるものだ。今となってはジョニの方が惹かれるものがある。しかし自身がギターで弾いても同じようにはならない。なかなか簡単そうで難しい曲だ。日本のシンガーもけっこうコンサートなどで取り上げている。たとえば山本潤子とか(声の質が良く似ている)。


1910フルーツガムカンパニー「サイモン・セッズ」

2008年07月03日 | Weblog
1970年代の前、アメリカのブッダレーベルのバンドだ。陽気な曲調は、バブルガム(風船ガム)サウンドと呼ばれ、このバンド名も「フルーツガム会社」というものだ。

キーボード(オルガン)主体の演奏にボーカルとコーラスの掛け合い、追っかけが特色で、少し幼児っぽい作品だが、結構ヒットした。そういう曲が、高度経済成長の時代と合っていたのだろう。なにしろ「バブル」なのだ。

このバンドは、その後に「トレイン」という、ちょっと暗い目の曲を出し、日本でヒットしているが、このヒットは日本だけのものだったようだ。


南沙織「17才」

2008年07月01日 | Weblog
この曲は最近(といってもだいぶ前だが)森高千里がカバーしていた。南沙織のがヒットした頃は、御三家アイドルとして天地真理とあと誰だったろうか、浅田美代子かも。

ちょうど僕が高校時分だったので、クラスの男子は、彼女らの写真を下敷きにはさんだりしていた(僕は天地派であったが、彼女のその後の凋落には悲しいものがある。→ヒット曲に恵まれない→しばしの充電?期間→ダイエット本の出版→日活ロマンポルノへの衝撃の主演「魔性の香り」→熟女ヌード写真集(購入済み)→どう見ても無理ではと思われる感のある娘さんの芸能界進出計画→今は知らないが→ときどきバラエティに出るも「この方は???」というポジション)。そんな中でも南沙織は「シンシア」と言われて少しレベルの高いアイドルという位置に居た。吉田拓郎の歌にもあった(僕もこちら派にしておけばよかった)。シンシアは、現在は、篠山紀信の奥さんだ。

この「17才」が出た当時、リン・アンダーソンの「ローズ・ガーデン」に似ていると騒がれたことがあった。確かに聴き比べるとイントロ部分と歌いはじめの部分がよく似ている。どちらもさわやかな曲であり、まあ今となっては、そんな盗作騒ぎも懐かしい思い出だ。