松尾大社大宮会の日記

松尾大社大宮会の活動記録です。
大宮社とは、松尾大社の氏子地域である京都市南区唐橋地域の神輿です。

還幸祭11『平成20年』朱雀御旅所

2008-05-12 | 平成20年

旭日の杜をあとにした巡幸行列は西七条御旅所前を通り朱雀御旅所へ向います。
一旦、西大路まで出てJRのガードをくぐります。
昔は、御前通りのJRのガード下(なんせ低いもので)にレールを敷いて、貨車に神輿を乗せ通っていたそうです。今では考えられませんわ。

御前通にて・・前でぎょうさん舁かはるので・・みんな暇ですわ(笑)・・いつもの事です。

ベッピン三人娘。このうちの一人が職場のブログに大宮社の記事を載せてくれていたのでご紹介を。
http://www.s-shinshin.com/blog/2008/05/post_26.html#trackbacks

西七条御旅所前で差し上げ。


朱雀御旅所は普通「すじゃくおたびしょ」と読みますが、我々氏子は朱雀を「ししゃか」と言います。由来は知りません。ホンマ難しいですわ。

実は、六社が揃うのは神幸祭、還幸祭を通じて、そんなにはありません。
神幸祭では「やま」の宮出しと河原斎場、還幸祭では旭日の杜と朱雀御旅所です。

大宮社が朱雀御旅所へ入ります。




最後の大宮社が納まると祭典があります。


還幸祭では御覧の通り葵桂で飾ます。これは神輿だけでなく、やまの本殿、神職、赤飯座、祭典で通常使う榊も代わりに葵桂を用います。

葵桂を用いる由来については、「松尾深秘抄」に記述されているそうで、簡単に説明すると、
賀茂と松尾の社司から人民に至るまで同じ夢を見た。お告げがあり、賀茂、松尾は一体で祭に葵桂を飾れば雷神霹靂(へきれき)の恐れがなく三災七難も除かれる。これより賀茂、松尾の祭には必ず葵桂を用いることとなった。
西の葵祭といわれる由縁です。


記念撮影大会!!
西ノ庄の方々。

今年の西ノ庄神事会会長さんです。
おなじみシンちゃん一家。

初参加の中学生達。旗、高張提灯持ちもしてくれて助かりました。来年も頼むでええ。
最後に大宮社が出ます。


朱雀御旅所前で差し上げ。


朱雀御旅所を出発した巡幸行列は七条通を西進。川勝寺氏子地域を通り阪急西京極駅前で小休憩をとります。それから郡氏子地域を通りやまへ向かいます。
大宮社は、朱雀御旅所を出るときに舁くのを最後に、やままでは、ひたすら台車を引いて巡幸します。

ここからの裏方の役員は大変です。朱雀御旅所で使用した胡座(あぐら)を片付け、西京極駅前に食事を運び、やまで駕輿丁に振舞う豚汁の準備。宮入後の片付けの準備等々、大宮社がやまへ到着するまでにこなさなければなりません。
巡幸行列と別の所で多くの役員が動いています。

頑張って、やままで行きましょう。

※やま・・松尾大社の事を氏子は「やま」と呼びます。

○一部画像提供・・伏見神輿会さん ありがとうございます。














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