おもちゃが
自分が思っていたイメージと
異なっていた場合
思わずコレジャナイと
なったことだろう。
私が小学生の時
時代でいうと1970年代後半。
テレビでウルトラマンシリーズ
の再放送がなされており
ちょっとした怪獣ブームだった。
そこで当時買ってもらった
怪獣人形。
それはソフビ製で
おもちゃ屋では山積みにされて
売られていたと記憶している。
バーゲンセールだったのかも
知れない。
いろんな怪獣が
あったろうになぜか私が選んだのは
キングジョー。
ウルトラセブンに登場する。
ペダン星人に
操られるスーパーロボットだ。
ペダン星人
４つの宇宙船に分離、合体できる
ため、後の合体メカの先駆けとも
言える。
人気怪獣ゆえか
その後のシリーズでも
デザインをアレンジして
新キャラとして出てきたりする。
現在もソフビ人形は
バンダイから発売中。
ところが、当時私が買ってもらった
キングジョーは
色が変だった。
本来は銀だが、これは黒い！
参考画像（本物は処分した）
でも、当時あまり気にしなかった。
こういうキングジョーもいるんだと
自分なりに物語を作ったりして。
このソフビの正体は
何だという疑問がわくが
検索してみると
1978年頃、ポピーが発売した
怪獣ソフビの1つで
「キングザウルスシリーズ」と
呼ばれたもの。
このシリーズの人形は
怪獣の「サイン」とも言える足型が
ついている。
1983年頃、バンダイから発売された
新たな怪獣ソフビのシリーズでは
キングジョーは銀色に近い色を
していたようなので
黒いのはある意味珍品。
そんなに骨董価値はないだろうが
処分してしまったのは
誠に惜しい。
しかし、黒いキングジョー。
今見ると、結構カッコいいかも。
