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うつ病社員のもろもろの話

テレビえほん仮面ライダーアマゾン。

ひかりのくにテレビえほん
仮面ライダーアマゾン2
やったぞ!だいせつだんのまき

押入れの中から出てきた。
この本を手にしたのは
当時3才児だったと思う。
名作童話やディズニーでもなく
仮面ライダーだったとは
すでに
特オタの運命だったのか

表紙を見ると
なぜか
十面鬼だけがイラスト。
大切断とは
アマゾンライダーの極め技である。

さて内容。
じゅうじんだと読みにくいので
ここでは獣人と記す。

十面鬼
「おーんごるどー」
ここは、ゲドンのひみつきちです。
十めんきは、獣人たちにおそろしい
めいれいをだしました。
「こどもたちを、さらってこい。
わしの、いけにえにささげるのだ。」

『あっ 
こどもたちがあぶない!』

「きゃあっ。たすけてえ。」
ちかくであそんでいた こどもたちが
獣人におそわれました。それをみていた
モグラ獣人はいそいでアマゾンに
しらせました。

モグラ獣人
「たいへんだ アマゾンにしらせよう」

モグラ獣人は
アマゾンにたすけられてから
よい獣人になったのです。

アマゾン
「アマゾーン」

「ゲドン、こども、おそう、ゆるせない」
いかりにもえたアマゾンは
アマゾンライダーにへんしんすると、
ジャングラーにとびのりました。
「はしれ!ジャングラー」

「まて!獣人ども!」
「でたな!アマゾンライダーめ」

獣人たちは、こどもたちを
ゲドンのきちへつれさろうと
していました。
そのときです。
「まてっ。」というさけびごえとともに
アマゾンライダーがあらわれました。

『たたかえ!アマゾンライダー』

アマゾンライダーはおそいかかってくる
獣人たちを、
つぎつぎとやっつけていきました。
コンドルジャンプ
ジャガーキック
モンキーアタック

カマキリ獣人
「こんどは、おれのばんだ!」

「どうだ、おれさまのちからを
おもいしったか」

アマゾンライダーは、ちからいっぱいに
とびあがり、くうちゅうから
カマキリ獣人めがけてとびかかりました。

「やったぞ、だいせつだん!」
「ずばっ」

『ぼくらのともだちアマゾンライダー』

十面鬼
「アマゾンライダーめ!」
がんばれ、アマゾンライダー。
ゲドンをたおし、せかいのへいわを
まもるのだ。

本文終わり。
キバをむき出しに大口開けて飛びかかって
くる様はヒーローとは思えないが。


ウラ表紙には
謎の絵かきうたが。
1、アマゾンからきたおおきなちょうちょ。

2、トンガリやまにアンテナたてて

3、たまごのしたに三角定ぎ。種を二つまきましょう。

4、とがったあごに するどいキバ。

5、魚のようなむねにコンドラしめて

6、たくましい うでにギギのうでわが
かがやくぞ!

7、だいちに がっしり あしかまえ、
するどいヒレが ぶきなんだ。

8、へいわのマフラーきりりとしめて、
しまもようのアマゾンライダーここにあり。

コンドラとは変身ベルトの名称で
正式にはコンドラー。
個人的には
アマゾンからきた大きな蝶々という
出だしが好き。

あの異色作のアマゾンを
子供向けに出版しようとしたのも
すごいが

私のような
未就学児でも
実際に絵本を持っていたのだから
ある程度は
受けいれられたのだろう。

この絵本
よく見るとタイトルが
「仮面ライダーアマゾン2」
「2」とある。
ということは1が好評だったのか、
あるいは
初めから2種類以上出版予定だったのか。

1がどんな内容だったのか
気になるところ。






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