雲取山・・・20km&1700mオーバー。遥か東京最高峰!!
今週末は東京でプライベートなオフィシャル講演会に登壇。ついでに前日休みを取って百名山ハンターと化しました。
出発は仕事を終えた木曜夕方。東京へ向けひたすら突っ走ります。約7時間かけ奥多摩山梨県境の鴨沢に到着。早速ビール飲んで車中泊。仮眠に着いたのは深夜1時過ぎでした。で、あっという間に5時起床。朝飯食ってババッと準備を整え6時には何とか出発できそうです。深夜の長距離運転と寝不足でかなり不安な感じではありますが、なにせ何時ものとおり。何とかなるっしょ!!
■記録
3月に買ったマイカーは10年前のユーズドカー。何せカーナビデータが少々古いのでスマホ(勿論固定使用)併用。お互い違う案内あったりで惑わされる感じ
やっと目的地到着。ここが本来の登山口。登山口フェチとしてはそそられるが、車の場合は山中の駐車場へと誘導される
4時間後目覚めると結構な車が。そしてトイレ脇の看板には厳しい告知が。コースタイムなんと10時間!!しかも滑落死亡事故あり厳重注意とな!!
10時間か・・・まぁ今日は別に急ぐ登山でもないので焦らずじっくりと行くか。このキャラは?
この山は基本緩やか~に登っていくが、この出発地点の巻き路というかトラバースは確かに危険極まりない。滑ったら100m行くね。下りは特に気をつけよう
とにかく険しい。70度以上はありそう
所々に住居跡がある。そう遠くない昔ここに生活があったんだなと思う
90分かけ堂所というポイント通過
紫ヤシオ?丹沢にもあった花。逆光に映える
かなり来たような気がしたがまだまだ1/3~
少しずつ険しくなってきた。岩場も出現
巻き路もあるらしいがあくまで正攻法で行こう
おっ小屋が見えてきた
七ッ石小屋到着。この案内・・・ぷぷっ。思わず笑っちゃいますにゃ~^^
とってもいい感じ。皆さんまったりとしている風に見えるが何方も相当な健脚者。結局着いていけなかった
富士山が見えそうで見えない。まぁ今日は元々晴れる予定ではなかったので全然OKっす
ちょっとゆっくりし過ぎたか。さて行くか
おお!!明らかに稜線と思われる所に出たぞ。素晴らしい
この先にあるのは・・・
最初のピーク七ッ石山だった。そしてここの眺めは絶品
雲取山へ向う稜線がハッキリと分かるね~。そそられる~
キター!!このロケーションを歩いてみたかった。火災延焼阻止の人為的伐採ロードだが素晴らしい
いやー気持ちがいいね。さすが東京都。水源管理の山
そしてこれが例の・・・ダンシングツリーだね!!
このショットを撮るためにここへ来たのだ・・・冗談。でも実物見れて感動だね~
右を見れば大菩薩嶺。そしてその奥に南アルプス・・・が見れるはずだがまぁ今日は上出来
残念ながらこの3月で閉鎖された奥多摩小屋通過。テン場あり
環境整備レンジャーの方々が奉仕されていた。小さなフライヤーをいただく。整備いただいてありがとうございます。気持ち分かるっす
小雲取山への登り。ここに来てこの登りは効く
そしてついに頂をロックオン
最後の急坂を登りきると・・・雲取山山頂部到着
東京都最高峰。本来は2017年に登ってみたかったかな?
山頂直下の避難小屋は現在改装中。工事関係者も毎日登っているのかな?
さすが百名山。平日にも関わらず鴨沢ルートの他、三峰ルートなどから次々に登山者が到着
持ってきたおにぎりを食べ頂上も堪能したので下るか・・・帰り道10km~
正面に七ッ石山。眺めが良かったので帰りも登るか
再びダンシングツリー。じっくり検分。カラマツの根はこんな感じ。最初からナナメに生えていた?
七ッ石山への登り。この後半の登り返しがキツイ
再び七ッ石山。結構人がいたのでスルー
七ッ石小屋には外人部隊。何じゃその格好は・・・。しかも登山道挟んで撮影会っすか???
慌しいのですぐに下山する
ここは・・・気をつけなきゃ。慎重に。でも脹脛が攣りそう
何とか無事戻る。いやー疲れた~。さすがに足に来た
鴨沢に戻り空腹だったので何か食べたい
東部ふれあい館でまったりとカレー。最高に美味しかった
情報掲示板もあって読みふける
奥多摩いいところ。浮橋もあったので渡ってみる。あ~東京にもこんなところがあるんだと思いながら
■タイム
06:01 鴨沢丹波山村営駐車場出発
06:05 舗装路→登山道看板
06:26 小袖
07:27 堂所
08:01 七ッ石山分岐
08:10 七ッ石小屋(小休憩)
08:25 水場
08:34 石尾根縦走路合流
08:42 七ッ石山
09:04 ダンシングツリー(しばらく観察)
09:22 ヘリポート
09:26 奥多摩小屋(閉鎖)
09:58 小雲取山直下分岐
10:14 雲取山避難小屋
10:16 雲取山頂上
10:21 雲取山避難小屋(昼食)
10:43 下山開始
10:58 奥多摩小屋(一服)
11:31 ダンシングツリー(じっくり観察)
11:50 七ッ石山
12:11 七ッ石小屋(一服)
12:45 堂所
13:41 舗装路登山道看板
13:45 鴨沢丹波山村営駐車場到着
※登り 4時間15分、下り 3時間2分
■GPSログ(距離:20.11km、高度の上昇/下降:1732m/-1732m)
■勝手に難易度指数:57points
■感想、反省等
・とにかく前半の半分がひたすら長いです
・平ヶ岳の前哨戦と考えてもいいかもしれません
・距離と標高差で東根山周回コース2周分に相当^^;
・そんな中複数人に追い抜かれました。恐らく6時間台
・丹沢山と言い関東はツワモノの方多いと思いました
・20キロ近い山行はありましたが今回初めて20キロ超えす
・足の裏が痛くなったのは久し振りな感じですね
・シャッターチャンス逃しましたが鹿と猿に会いました
・山で猿に会ったのは初めて。あっという間に逃げました
・最初のトラバースは本当に危険だと思います
・万が一滑ったら・・・と緊張しながら歩きました
・どこ行っても常にそういう風に考えながら歩きたいです
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