花びら 強し

昨日の朝日新聞　天声人語。

「靖国」のことを知らなかった凡人は、
なんだかきな臭い映画の話題か、と思いきや、

またや、右向け　右　となっていきそうな、気配への牽制。
そこに、比喩として登場するのが、「桜の花びら」。

さっすが、天声人語。
いーねぇー、こういうの、。

日曜日の晩から、荒れ狂ったよーな、風。
今年の桜も　もはやこれまでか、と思ったのは、凡人だけではないでしょー。

この写真、昨晩の　夜桜です。
東京タワーのライトアップにも、負けず、
「ご覧、キレイでしょっ」と、誇らしげ。

ちょっと、この写真では　伝わりにくいでしょー、けど‥

天声人語の締めくくりは、

　‥多くは揺れる枝にしがみついている。
　‥週末までは散るまいという意地なのか。
　
　風に負けてはならない時がある。

世の中の流れに身を任せて、散るときは散る。
なんて、いうのは、かっこよく聞こえるけど、
その世の中の流れが、正しいとは、限らない。

そんなとき、踏ん張れる　花びら。
枝っていうのは、信念　ってことかな。
たった一片になっても、って。