☆★凡人の世中観★

仕事を通して、ニュースに接して、町を歩いて、感じたこと、思ったこと、気づいたこと…。

心の救世主、、。

2005-07-14 19:49:23 | Weblog
ある作家に、ハマっています。たぶん私だけでなく、何作も愛読されている方は多いはず。そんな方なんです。パネラーとして出席されるシンポジウムにも、もう3回ほど出向いています。どうしても引き込まれてしまうのは、なぜでしょうか。

「新刊、懲りずにまた読んでしまいました。
3部作なんですってね。

先日メルマガで紹介されていた作品は、
今、フリーターしてる姪っ子の手にあります。

そういえば、以前からお借りしたままになっているのは
メモ取りながら読んでいて まだ途中です。
すみません。この夏には 読みきりますので。」

フリークへのメールも、つい弾んでしまって。

「未知との遭遇」のロイ(リチャード・ドレイファス)が何かに憑かれたように岩山の絵を一心不乱に描いていて、そこへ向かう途中、同じような思いのに男女に出会うシーンがある。

確か、20巻はあったと思う「幻悪大戦」。かなり入れ込んで読んだ覚えがある。エスパー達が使命に導かれて次々と登場してくる。強力な超能力をもっている「彼」は、巧妙な誘惑を懸けられ、よもや暗黒の世界に引き込まれそうになったりする。

この作家の書に没頭していると、深層を掘り起こされ、呼び覚まされ、なにか「真理」にもう少しで到達できそうな、そんな気分になるときがある。きっとロイ達やエスパー達と同じように、この作家の呼びかけに何かに向かって、どこかに向かって、突き進んでいく人たちが、いるような気がしている。同じ気分を味わっている人がきっといる、、。

何かに気づき始めている人たちがきっといる。
病んでしまっている、日本のこの社会のひとつの「光」であってほしい。

その人の名は、田坂広志。

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