☆★凡人の世中観★

仕事を通して、ニュースに接して、町を歩いて、感じたこと、思ったこと、気づいたこと…。

紀元前の中国の教え ?

2006-05-18 16:21:19 | Weblog
とはいえ、文献は限られているでしょうし、語り継がれたものは、時の人の思惑もあったりして、真相のほどは どーなのかとは、思います。

太公望も 目的を達するあたりから最後にかけては、淡々と進み、自らの国造りをはじめるところで終わってしまう。この最後の結末を目指して、呼んでいたのに、物語の進展が最後ほど、至極 急な かんじ で ちょいと、残念。

ただ、得るところは随所にあり、
商王朝を倒すがために、周を担ぎ、召とも手を結ばせ、自らは、その2派の参謀となって、反対勢力を結集していく。そこを目指していく という 志 は、そのための 知識欲 と、ひとりでは 事は成らない という 思いにあらわれている。協力を得るためには、正しい情報を与え、真の思いを語る そのことにつきるのかと、。

この時代の物語の良さは、もの ではなく、精神 にあることかなー

で、引き続き、
今度は、商の立場からみた、太公望-「王家の風日、宮城谷昌光著」 そして、
太公望が 最後に思いを託して担いだ周王の子、「周公旦、酒見賢一著」
を読んでみる。

「太公望」にかかわった この時代の賢人の 立場を違えた ものの考え方をちと学んでみよーかと、、。

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