いろいろなことに手を広げ過ぎて時間が足りずに、少しブログをお休みして片付けようと思っているうちに一年近く過ぎてしまいました。書くネタがなくなっていたわけではありません。フランスの子育てに関しては、まだ、ご紹介したいものがありますので、ペースを落としてもそろそろ続けたいと思います。
いきなり子育て事情から話はズレますが、原油価格の値上げから、ガソリンをはじめとする原油を材料とする製品の値上がりは、日本に限らずどこの国でも頭の痛い話だと思います。
五月にガソリンが税率の法の効力が失効したために課税できなくなり、一旦値下げし、その後暫定税率の可決で、6月から最値上げしましたよね。ガソリンスタンドにもよりますが、大きなところでは、リッターあたり十円以上値下げして、また、ほぼ同額の値上げをした所だってあります。
ガソリンの値上げに関しての国民のアンケート調査の結果をニュースで聞いていて、日本人は良くも悪くも国や政府のすることに対して、寛容というのか、あきらめがよいなあと思ってしまいました。
「ガソリンの値上げは家計に深刻な影響を与える。」
「これ以上値上がりしたら、車を使うのをやめる。」
というような回答が多かったのですが、誰一人として、
「こんな高い税金をかけるのを政府はやめろ。」と怒りをぶつける人はいませんでした。
ガソリンの税率と内容は現状を知ってしまうと、
「ゲッ、そんなバカな!!」
と言いたくなるようなすごいものです。
これに対比するように、2-3週間前の話ですが、フランスではガソリンの値上げに反対して、長距離トラックの運転手さんたちが高速道路の一車線を数十キロにわたり占拠して、超ノロノロ運転を行う、という抗議行動に出ました。
TVのインタービューに答える運転手さんも、
「こんなのが続いたら死活問題だよ。とんでもない話だよ。政府に何とかさせなくちゃ。」
といきまいていました。
現状をそのまま受け入れて、
「しかたがない、これに合わせよう。車を使うのはやめようか。」
という日本人
「こんな状況は受け入れられない。」
と何とか変えようとするフランス人。
一つの「ガソリンの値上げ」という事実への反応は正反対。
国民性の違いが、顕著に現れている話だな、と思ってしまいました。
この違いが、
「子育てしたいけれど、大変そうだから子どもを持つのはあきらめようか。」
という少子化の原因の一つになってしまっては困りますね。
「子育ては大変だけれど、子どもは欲しいんだから何とか大変な状況を変えてみよう。」
というおフランス的な態度も必要かもしれません。
いきなり子育て事情から話はズレますが、原油価格の値上げから、ガソリンをはじめとする原油を材料とする製品の値上がりは、日本に限らずどこの国でも頭の痛い話だと思います。
五月にガソリンが税率の法の効力が失効したために課税できなくなり、一旦値下げし、その後暫定税率の可決で、6月から最値上げしましたよね。ガソリンスタンドにもよりますが、大きなところでは、リッターあたり十円以上値下げして、また、ほぼ同額の値上げをした所だってあります。
ガソリンの値上げに関しての国民のアンケート調査の結果をニュースで聞いていて、日本人は良くも悪くも国や政府のすることに対して、寛容というのか、あきらめがよいなあと思ってしまいました。
「ガソリンの値上げは家計に深刻な影響を与える。」
「これ以上値上がりしたら、車を使うのをやめる。」
というような回答が多かったのですが、誰一人として、
「こんな高い税金をかけるのを政府はやめろ。」と怒りをぶつける人はいませんでした。
ガソリンの税率と内容は現状を知ってしまうと、
「ゲッ、そんなバカな!!」
と言いたくなるようなすごいものです。
これに対比するように、2-3週間前の話ですが、フランスではガソリンの値上げに反対して、長距離トラックの運転手さんたちが高速道路の一車線を数十キロにわたり占拠して、超ノロノロ運転を行う、という抗議行動に出ました。
TVのインタービューに答える運転手さんも、
「こんなのが続いたら死活問題だよ。とんでもない話だよ。政府に何とかさせなくちゃ。」
といきまいていました。
現状をそのまま受け入れて、
「しかたがない、これに合わせよう。車を使うのはやめようか。」
という日本人
「こんな状況は受け入れられない。」
と何とか変えようとするフランス人。
一つの「ガソリンの値上げ」という事実への反応は正反対。
国民性の違いが、顕著に現れている話だな、と思ってしまいました。
この違いが、
「子育てしたいけれど、大変そうだから子どもを持つのはあきらめようか。」
という少子化の原因の一つになってしまっては困りますね。
「子育ては大変だけれど、子どもは欲しいんだから何とか大変な状況を変えてみよう。」
というおフランス的な態度も必要かもしれません。
2005年から3年ほど、夫と当時1歳だった息子と3人で パリ近郊のブローニュ・ビアンクールという所に住んでおり、去年10月に帰国しました。
フランスに入国した当時、育児に関して不安がありましたが、実際に住んでみると その充実した育児支援制度に感激したものです。
特に印象に残っているのが、長期休暇期間にあった centre de loisir でした。
あんな気の利いた施設が日本にもあったらいいのですが・・・。日本で子供を幼稚園に通わせながら働く女性にとって、長い夏休みをどうやりくりするかは大変難しい問題だと思います。
フランスの出生率の良さは、こういった女性の「逃げ道」がたくさん用意されていることにあると思います。 日本政府も、自国の少子化を本気で懸念するのなら、フランスの育児支援制度を取り入れるべきだと 心から思います。
今回の記事に関係のないコメントですね。大変失礼いたしました。