フランスの有給休暇の日数は日本と比べるとなかなか立派なもので、さらに、まずほとんどの人が全部を消化します。でも、さすがに子どもの学校の休みと同じ長さの有給をもらえる人はいません(学校の先生だけは別ですが)。そこで、親と一緒に過ごせる以外の休みの時間の面倒を見てくれる方法はたくさんあります。
まずは、おじいちゃんやおばあちゃんの家に泊まりにいく。これはどこの国でもよくありますね。それから前にも書きましたが、実にいろいろな種類のキャンプがあります。キャンプはほとんどが民間の企業が企画、運営しています。営利目的ですから、それなりの費用はかかります(日本より割安ですが)。でも、企業によっては従業員の福利厚生手当ての一環として、子どものキャンプの参加費用の一部を負担してくれるところもあります。
私がすごいなと感心するのは、各市町村で休み中の子どもの託児をしっかり運営しているところです。レジャーセンター(Centre de Loisirs)とでも訳せばいいのでしょうか。対象は三歳から12歳まで。いつもは公立の幼稚園や小学校が夏休み中はレジャーセンターに早変わり。日本の学校の施設開放とは違います。きちんとプログラムがあって、資格を持ったスポーツのコーチや保育士が面倒を見てくれます。学校の先生ではありません。
写真の後ろの方に映っている建物は公立の小学校ですが、夏休み中はレジャーセンターの看板を立てています。南フランスなので椰子の木も学校の敷地内にはえています。
こういうセンターは泊り込みではなく日帰りですが、幼稚園や小学校の施設内で託児を行うだけではありません。貸切のバスを使って遠足にいったり、美術館の見学に行ったり、と内容もなかなか豊富です。ヴァカンスで避暑地に行かなくても、これだけでも十分楽しいものになっています。
たいていは親が休暇をとれない時に利用していますが、市町村の住民なら親が働いていなくても子どもは参加できます。役所の児童福祉課に行くと休み中のプログラムがもらえます。昼食と午後のおやつがついていて、ふつうは朝の八時くらいから夕方6時くらいまで。値段は市町村運営なのでもともと高くありませんが、日本の公共の保育園などと同じで親の所得に応じて三段階くらいに分かれています。
まずは、おじいちゃんやおばあちゃんの家に泊まりにいく。これはどこの国でもよくありますね。それから前にも書きましたが、実にいろいろな種類のキャンプがあります。キャンプはほとんどが民間の企業が企画、運営しています。営利目的ですから、それなりの費用はかかります(日本より割安ですが)。でも、企業によっては従業員の福利厚生手当ての一環として、子どものキャンプの参加費用の一部を負担してくれるところもあります。
私がすごいなと感心するのは、各市町村で休み中の子どもの託児をしっかり運営しているところです。レジャーセンター(Centre de Loisirs)とでも訳せばいいのでしょうか。対象は三歳から12歳まで。いつもは公立の幼稚園や小学校が夏休み中はレジャーセンターに早変わり。日本の学校の施設開放とは違います。きちんとプログラムがあって、資格を持ったスポーツのコーチや保育士が面倒を見てくれます。学校の先生ではありません。
写真の後ろの方に映っている建物は公立の小学校ですが、夏休み中はレジャーセンターの看板を立てています。南フランスなので椰子の木も学校の敷地内にはえています。
こういうセンターは泊り込みではなく日帰りですが、幼稚園や小学校の施設内で託児を行うだけではありません。貸切のバスを使って遠足にいったり、美術館の見学に行ったり、と内容もなかなか豊富です。ヴァカンスで避暑地に行かなくても、これだけでも十分楽しいものになっています。
たいていは親が休暇をとれない時に利用していますが、市町村の住民なら親が働いていなくても子どもは参加できます。役所の児童福祉課に行くと休み中のプログラムがもらえます。昼食と午後のおやつがついていて、ふつうは朝の八時くらいから夕方6時くらいまで。値段は市町村運営なのでもともと高くありませんが、日本の公共の保育園などと同じで親の所得に応じて三段階くらいに分かれています。