以前、アンジー主演で、『魔女マレフィセント物語』企画をネズミーが目論んでいる…と書きましたが、よく考えたら早期実現は困難な気が。
アンジーの3D『クレオパトラ』が監督確定らしいので、その制作終了後とすると、2013年以降の予感。 その頃には、この企画の新鮮さはゼロに近い気が…。
さて、そんなアンジーですが、ジョニー・デップと共演した『ツーリング』が今春3月には日本公開。
合衆国では、今月16日授賞式のゴールデングローブ賞にもノミネート。
しかし、サスペンス映画らしいのに、なぜかコメディ・ミュージカル部門でのノミネートという意味不明ノミー。
話題作りに、審査会がやらかしちゃった感がありますが、アンジーファンには喜ばしいこと。
ぜひ、自虐チックなコメントをアンジーに期待します。
さて、日本では、バイオシリーズのミラ・ヨヴォヴィッチ。 トゥームレイダーのアンジー。
アクション映画でしか、知名度が高まっていない感です。
アンジーはアカデミー助演女優賞受賞の演技派。ミラも、『プリティ・イン・ニューヨーク』や『フォース・カインド』にみられるように、わりあい幅広い演技をします。
アンジーのオススメ映画は『チェンジリング』。 ミラなら世界未公開の『三銃士』がオススメか。
『三銃士』は、監督がポール・アンダーソン…もうこの時点で、鬼が出るか蛇が出るか?…と残念賞予感です。
ミラは、ミレーヌ夫人役…原作でのミレーヌ夫人って…アレェ?
バッキンガム公に、オーランド・ブルーム…かつて『指輪』三部作にてエルフ役で登場。世界をその圧倒的美貌でたらしこんだ。
原典描写を超えた、作中随一の その美貌に、敵役冥王サウロンや故・トールキン教授もビックリだ。
日本腐女子界にも、その魔性の美貌に侵された人々は多い。
私的に、三銃士の真の主役…リシュリュー枢機卿には、『イングロリアス・バスターズ』ナチ将校役にてアカデミー助演男優賞受賞のクリストフ・ヴァルツ。
主役のダルタニャンや三銃士たちには、いずれも演技派がいるので、よほど監督がミスらなければ、脇役に喰われることはない…と思うんですが、アンダーソン監督なので、油断は禁物だ!
脱線しましたが、ツタヤで2010年末からDVDレンタル中の『ソルト』。
原題:Salt 2010年7月全米・日本ほぼ同時公開
( 画像は、movie;Salt から転載 )
悪くはないと思います。 悪くは、ない。
導入で、アンジー演じるイヴリン・ソルトへの北朝鮮リンチがありましたし。(私は基本的にノース・コリアは嫌いです)
いや、ソルトの、CIA追跡劇のアクションや中盤・ラストでのアクションは、わりと面白かった。
ですが、ソルトがCIAに追われる、そもきっかけの「ロシアからの密告者」による、ソルト二重スパイ告発が、どうにも不自然。
本人を目の前にして、それもCIAが見守る取調室で、「アンタがスパイや」なんて言いますか?
しかも、その密告者は、ナイフを仕込んだ靴を履いており、CIAエージェントを簡単に殺すし。
御大トム・クランシーもびっくりだ。
普通なら、この時点でソルトを保護し、彼女の夫にもガードを回すところ、密告者の仲間に拉致られてますし。
「ソルトが訪米するロシア大統領を殺す」という告発を信じ、彼女を捕らえようとする…が捕らえられない!
さらに、ロシア大統領襲撃当日でも、「この警備なら大丈夫~」とか余裕ですし…現実での合衆国の偏執的な警備体制を舐めてるのか?
終盤では、プレジデント御一行が籠った、ホワイトハウス地下のバンカーは、あっさり突破されますし。
いくら映画でも、そんな脆いセキュリティは…リアリティなさすぎ
シナリオが変だわぁ…と思って、ウィキを見たら、
「元々トム・クルーズがソルト役だったのが、彼が降板。アンジーが代演した」との事。
謎はすべて解けた!! …トムが演じるんだったら、そりゃこのシナリオでも違和感ないです。
アンジーの魅力が全開!とはいきませんが、それでも、拉致られた夫を救うために、わざとロシア大統領を殺したように偽装。
敵の懐に飛び込む…も、目の前で夫が銃殺。
…作中での何回もの、夫との想い出のフラッシュバックと絡ませて…なかなかイイ。
ネタバレですが、ソルトは本当に、ロシア反乱分子の二重スパイだった。
鉄の使命を帯びた彼女ですが、「夫」との生活が彼女を変えた…そう、愛ですよ、愛。
それでも、夫が殺されてしまうシナリオ。
エンディングで、彼女は、「二重スパイ」容疑のまま、世界に散らばる反乱分子の残党を狩るため、あえて「逃亡する」。
ソルトの真意を知り、わざと彼女を逃がすCIA同僚もニクイ役ドコロ。
夫を失った彼女が…存在理由が揺らいでしまった彼女が、生きていくためには、「復讐」に寄る辺を見出すのも已む無し、でしょうか。
あのシナリオの流れで、このオチの付け方なら、アンチ・ハッピーエンド…わりと私好みです。
シナリオは、あくまで頓珍漢です。
ラストですが、実はこのDVDレンタルした時、ツタヤの「ポスト投函返却」利用だったんです。
そう、アレは、12月17日の23:00過ぎ…。1泊2日レンタル利用にしたんですよ。
すると、レジのヒトが、
「投函ですねー。じゃあ、返却期日の朝8:00までにポスト投函して下さいねー。18日の朝8:00ですー」
…と言って、さよならしたんですが…。
帰りの車中で、
「朝8:00投函リミットって…。18日の朝って…もう今日になるじゃん。朝までに観ろってことは、観終わるの深夜3時前になるじゃん!?」
…と気づきました。これなら、投函返却じゃなく、18日の夜に返却するフツーのレンタルのがよかった!
…と言うか、レジも、アドヴァイスしてよ!「お金が勿体ないですよー」とか。
仕方なく、DVDのリッピングをして、isoデータ保存したものを、年末に観ました。
そう、実はこのオチを書きたかった…のはヒミツ
アンジーの3D『クレオパトラ』が監督確定らしいので、その制作終了後とすると、2013年以降の予感。 その頃には、この企画の新鮮さはゼロに近い気が…。
さて、そんなアンジーですが、ジョニー・デップと共演した『ツーリング』が今春3月には日本公開。
合衆国では、今月16日授賞式のゴールデングローブ賞にもノミネート。
しかし、サスペンス映画らしいのに、なぜかコメディ・ミュージカル部門でのノミネートという意味不明ノミー。
話題作りに、審査会がやらかしちゃった感がありますが、アンジーファンには喜ばしいこと。
ぜひ、自虐チックなコメントをアンジーに期待します。
さて、日本では、バイオシリーズのミラ・ヨヴォヴィッチ。 トゥームレイダーのアンジー。
アクション映画でしか、知名度が高まっていない感です。
アンジーはアカデミー助演女優賞受賞の演技派。ミラも、『プリティ・イン・ニューヨーク』や『フォース・カインド』にみられるように、わりあい幅広い演技をします。
アンジーのオススメ映画は『チェンジリング』。 ミラなら世界未公開の『三銃士』がオススメか。
『三銃士』は、監督がポール・アンダーソン…もうこの時点で、鬼が出るか蛇が出るか?…と残念賞予感です。
ミラは、ミレーヌ夫人役…原作でのミレーヌ夫人って…アレェ?
バッキンガム公に、オーランド・ブルーム…かつて『指輪』三部作にてエルフ役で登場。世界をその圧倒的美貌でたらしこんだ。
原典描写を超えた、作中随一の その美貌に、敵役冥王サウロンや故・トールキン教授もビックリだ。
日本腐女子界にも、その魔性の美貌に侵された人々は多い。
私的に、三銃士の真の主役…リシュリュー枢機卿には、『イングロリアス・バスターズ』ナチ将校役にてアカデミー助演男優賞受賞のクリストフ・ヴァルツ。
主役のダルタニャンや三銃士たちには、いずれも演技派がいるので、よほど監督がミスらなければ、脇役に喰われることはない…と思うんですが、アンダーソン監督なので、油断は禁物だ!
脱線しましたが、ツタヤで2010年末からDVDレンタル中の『ソルト』。
原題:Salt 2010年7月全米・日本ほぼ同時公開
( 画像は、movie;Salt から転載 )
悪くはないと思います。 悪くは、ない。
導入で、アンジー演じるイヴリン・ソルトへの北朝鮮リンチがありましたし。(私は基本的にノース・コリアは嫌いです)
いや、ソルトの、CIA追跡劇のアクションや中盤・ラストでのアクションは、わりと面白かった。
ですが、ソルトがCIAに追われる、そもきっかけの「ロシアからの密告者」による、ソルト二重スパイ告発が、どうにも不自然。
本人を目の前にして、それもCIAが見守る取調室で、「アンタがスパイや」なんて言いますか?
しかも、その密告者は、ナイフを仕込んだ靴を履いており、CIAエージェントを簡単に殺すし。
御大トム・クランシーもびっくりだ。
普通なら、この時点でソルトを保護し、彼女の夫にもガードを回すところ、密告者の仲間に拉致られてますし。
「ソルトが訪米するロシア大統領を殺す」という告発を信じ、彼女を捕らえようとする…が捕らえられない!
さらに、ロシア大統領襲撃当日でも、「この警備なら大丈夫~」とか余裕ですし…現実での合衆国の偏執的な警備体制を舐めてるのか?
終盤では、プレジデント御一行が籠った、ホワイトハウス地下のバンカーは、あっさり突破されますし。
いくら映画でも、そんな脆いセキュリティは…リアリティなさすぎ
シナリオが変だわぁ…と思って、ウィキを見たら、
「元々トム・クルーズがソルト役だったのが、彼が降板。アンジーが代演した」との事。
謎はすべて解けた!! …トムが演じるんだったら、そりゃこのシナリオでも違和感ないです。
アンジーの魅力が全開!とはいきませんが、それでも、拉致られた夫を救うために、わざとロシア大統領を殺したように偽装。
敵の懐に飛び込む…も、目の前で夫が銃殺。
…作中での何回もの、夫との想い出のフラッシュバックと絡ませて…なかなかイイ。
ネタバレですが、ソルトは本当に、ロシア反乱分子の二重スパイだった。
鉄の使命を帯びた彼女ですが、「夫」との生活が彼女を変えた…そう、愛ですよ、愛。
それでも、夫が殺されてしまうシナリオ。
エンディングで、彼女は、「二重スパイ」容疑のまま、世界に散らばる反乱分子の残党を狩るため、あえて「逃亡する」。
ソルトの真意を知り、わざと彼女を逃がすCIA同僚もニクイ役ドコロ。
夫を失った彼女が…存在理由が揺らいでしまった彼女が、生きていくためには、「復讐」に寄る辺を見出すのも已む無し、でしょうか。
あのシナリオの流れで、このオチの付け方なら、アンチ・ハッピーエンド…わりと私好みです。
シナリオは、あくまで頓珍漢です。
ラストですが、実はこのDVDレンタルした時、ツタヤの「ポスト投函返却」利用だったんです。
そう、アレは、12月17日の23:00過ぎ…。1泊2日レンタル利用にしたんですよ。
すると、レジのヒトが、
「投函ですねー。じゃあ、返却期日の朝8:00までにポスト投函して下さいねー。18日の朝8:00ですー」
…と言って、さよならしたんですが…。
帰りの車中で、
「朝8:00投函リミットって…。18日の朝って…もう今日になるじゃん。朝までに観ろってことは、観終わるの深夜3時前になるじゃん!?」
…と気づきました。これなら、投函返却じゃなく、18日の夜に返却するフツーのレンタルのがよかった!
…と言うか、レジも、アドヴァイスしてよ!「お金が勿体ないですよー」とか。
仕方なく、DVDのリッピングをして、isoデータ保存したものを、年末に観ました。
そう、実はこのオチを書きたかった…のはヒミツ