不安神経症克服への道

外部に目を向ける

夜になるといろいろやるべきことを思い付き、つい布団に入るのが遅くなってしまう。明日から止めようと思っても、翌日にはまた同じように遅くなる。見えないパターンにはめられてしまっているような感じである。実際は意思が弱いだけなんだと思うが。今日はいつもより更に遅く、眠ったのが1時半、3時、5時に目を覚まし、最終的に7時半に起床した。朝散歩は三日坊主の自分には珍しく続けることが出来ている。

医師にも言われ本にも書いてあったと思うのだが、精神を病む人はあまりにも自身の内面に意識を向け過ぎているとのことである。もっと外部に目を向けるようにとアドバイスされた。これは言われれば確かにそうである。以前の私は、常に過去にあった嫌なことを思い出したり、まだ起こってもいないことに恐れを感じたりして、頭の中は不安やイライラであふれていた。現在続けている朝散歩を例にとっても、不安症がいつになったら完治するのか見通しもたたず、失業中で金銭的にも将来が不安であるといったことを考えながら義務で歩いているのは散歩の意味が無くなってしまう。そこで散歩のときはたとえ緊張や怯えが出てもなるべく外の景色を楽しむことに集中することにした。青空が美しい、風が心地よい、木漏れ日が優しい、様々な花が咲き誇っている..などなど。やってみて今までいろいろなことを見過ごしていたことを改めて自覚出来た。今の時期は緑地では桜が咲くのは知っていたが、故郷でよく見かけた胡蝶花も群生して咲いており、今日見たら道ばたにはもうタンポポまで咲き始めていた。今のところ目立った効果は自覚出来ていないが、少なくともああ辛い、苦しいと思いながら歩いているよりはずっと心によさそうである。

今のところ無理しない程度にいろいろ試みてはいるが、目立った効果は見えていない。でも様々な気づきがあり、仕事をしていたときよりも健康的に過ごせている。いつか必ず不安神経症から脱却してやるぞ。

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