不安神経症克服への道

一大決心して机を注文

パートナーが先週退院して戻ってきてから、またいつも通りの日々が続いている。朝起きて二人で食事の準備をして朝食をとって、朝食後は身体がとてもだるくなるので1時間くらい横になり、その後何とか起き上がって掃除か洗濯をしているとあっという間に昼食の時間になる。それから少し出かけて買い物をしたり読書や動画をみたりしていると夕食の時間が来て、その後風呂にはいったりしていると寝る時間になってしまう。毎日その繰り返し。このままでいいかもしれないという気持ちと、そろそろ何かしなければならないという焦りがせめぎ合っている。

引越して三ヶ月くらいかけてやっと自分の部屋の荷物の整理したので、原理的にはそこで何か作業することが出来るはずである。ところが引越し時に机を捨ててきてしまったので、PCとモニタを置く場所が無い。衣装ケースを重ねて簡易机を作ったのだが、姿勢に無理があってあまりそこで作業をする気にはならない。そこで今日一大決心してネットでPC用のディスクを注文した。一大決心とは大げさのように聞こえるが、私にとっては少しも大げさではない。不安神経症になってからは、通常の人と比べて何をやるにも時間が数十倍、数百倍かかってしまう。荷物整理に三ヶ月かかったのもそのせいである。そして今日やっと机を注文することが出来た。

机が手に入ったらそれにPCとモニタを設置すれば、ようやく何か出来そうな気がする。リハビリで書きかけで終わってしまった論文を最後まで書いてもいいし、最近流行している生成AIを使ってみるのもいい。そうすると何かやりたいことが見えてくるかもしれない。今はただひたすら怠くて怯え症状が続いていて、何もやりたいことが思い付かない。残りの人生はそんなに長くないので何かをやらなければという焦りのような気持ちだけがある。

前向きに考えれば、何かをやらねばと思うようになったのは病気が少しよくなってきたからかもしれない。去年の今頃は食欲も無くて全うな生活ができずに、家にいるときは足を抱えて横になってひたすら落語や漫才を聞きながして過ごしていた。就寝時は緊張と怯えと不安で恐怖の時間帯であった。その頃は再び物が食べられるようになったり外出が出来るようになったりすることは、奇跡に思えた。今、若干の怯えや怠さはあるが最低限の通常の生活が出来ている。食欲もあるし外出も出来ている。今度は何もやりたいことが無い、楽しいと思えることが無いという状態から脱却出来ることを願う。

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