不安神経症克服への道

不安神経症の要因2:自身の病気

今日も早めに寝ようと思ったのに直前にいろいろやることを思い付いて、ベッドに入るのが1時になってしまった。いつも通り3時に一旦目が覚め、次は7頃再び目が覚めた。三度寝せずに早寝早起きしようと思ったのだが、最悪なことに布団に入ったままスマホゲームを1時間以上続けてしまった。ゲームが楽しいという訳ではない。では何故か?クリア出来ると何かやっているという達成感が得られるという理由もあるようだ。特に今やっているものはTriple Cat Sortは気軽に一人でプレーすることが出来て単純だが頭を使う必要があり、まるで依存症のように続けてしまう。ただでさえ目の周辺が緊張しているというのに、このゲームをこのまま続けると非常にまずい。交感神経を刺激して更に緊張状態が増すのではないか。思い切ってアンインストールした。これで何度目だろうか。まるで禁煙をする人のようである。

今回は前回の続きで不安神経症の要因と考えられる5つの項目の「自身の病気」について記しておこうと思う。(母親に関しては辛すぎて今は書けない。)正確に言うと不安神経症を引き起こしたのは自身の病気ではなく、自身の病気に対する恐怖感であるが。ここ1,2年くらいで同時多発的に自身の体に新たな異常が起きてしまった。ちょうど新型コロナが流行して在宅勤務になり、新型コロナワクチンの2回目を接種した頃である。慢性腎炎やアレルギー、腰痛に肩凝りに睡眠障害はもう長い付き合いなのでこれらは除く。まず一昨年の後半頃泊まりで出かけていたときに、足の甲に大きな水ぶくれのような膨らみが見つかったことが始まりであった。突然見つかったので、悪性の病気ではないかと心底驚いた。近くに休日に開いている整形外科がなかったこととネットで調べた範囲ではどうやら滑液包炎らしく緊急性が高いものではないということで、帰宅してから近所の病院に行った。案の定滑液包炎であった。塗り薬とサポーターをもらって一ヶ月ほど使用してみたが殆ど効果がなく、足を見るたびに奇妙な膨らみが目に入り憂鬱であった。これが始まりであった。その頃から両足のむくみが目立つようになり、夜足がつって目が覚めてしまうことが増えた。おまけに血管がくっきり目立つようになり、足がムズムズするような不快感を感じた。WEBを調べて見ると下肢静脈瘤の可能性があるとのことだった。近くに下肢静脈瘤を扱っている医院があるため、早速出かけて検査をしてもらった。やはり両足とも下肢静脈瘤であった。次の回にはいきなり血管に硬化剤を入れて固めてしまう硬化療法を行うという。高い専用ストッキングも購入させられた。病院は混み合っていて十分な説明がなく、硬化療法に不安を感じた。調べてみるとごく希であるがエコノミー症候群のような症状を起こす危険性があるという。下肢静脈瘤はやはり緊急性が低いとのことで、少し考えるために理由を作って次回通院を断った。そのころは足のむくみとムズムズ、それに滑液包炎の膨らみで憂鬱さが増していった。更に決定的であったのは左目に異常が起きたことである。一昨年の12月の旅行中のことであった。急に左目に赤黒い血液を垂らしたようなものが見えて無くならない。まるでホラー映画のオープニングのようであった。これには滑液包炎のとき以上に恐怖を感じた。何か出血で深刻なことが起きているのではないか。もう旅行どころではなくその日は眠れない不安な夜を過ごし、翌日日曜でも開いている眼科に駆け込み検査をしてもらった。幸いこちらも深刻な症状は無いとのことであった。飛蚊症と言われたと思う。これはもう治ることは無く、慣れるしか無いと言われた。白い壁や布団を見るたびに水面に垂らした血液の筋のようなホラーシーンが見える。加えて暗いところでは奇妙な光が走る。慣れるまで目が酷く疲れた上に、精神的もかなり削られていった。また緑内障の疑いもあると診断された。この単語も聞くだけで胃が痛む。また二度目の新型コロナワクチンを打ったあとに、突然動悸が起こるようになった。これが一度起こると暫く動けなくなる。血圧も上昇して倒れるのではないかという恐怖が起きた。このことは新型コロナの項目で詳しく書くことにする。これだけでもかなりきつかったのに、更に不運が続いた。健康診断で胃のポリープが多数見つかったので胃カメラを受けたところ、腫瘍が見つかったのだ。幸い良性らしく経過観察といわれたが、多くのことが重なり心がどんどん弱っていった。これらの病気は年齢的なものと生活習慣によるもの、加えてストレスによって引き起こされたのかもしれない。それらの症状が更にストレスの原因となって悪循環を引き起こしていった。こんな風に自身の病気が多発することでストレスが蓄積されていったのだと思う。

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