Flour of Life

煩悩のおもむくままな日々を、だらだらと綴っております。

映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(12月26日)

2015-12-27 23:54:44 | 映画


「スター・ウォーズ」シリーズの最新作、「フォースの覚醒」を見てきました。都会では上映前に某アニメの映像が流れるとか、チケットが他の映画化よりも高いとか、IMAXで見ると迫力満点だとかいろいろあるそうですが、こちらは田舎なので他の映画を見るのと特に違いはありませんでした。違いがなさ過ぎて、イオンシネマ高松東では1番大きいスクリーンではなく、2番目に大きい(というか普通サイズ)のスクリーンで上映していました。いや、もしかしたら吹き替え版は一番大きいスクリーンだったのかもしれない…需要があるのかどうか知らないけど。

※今回はネタバレを回避するために、大変おおざっぱな感想になっております。ご了承ください。何が言いたいのかよくわからなくてモヤモヤする方はぜひ劇場へ!過去作の復習も忘れずにね!!




あらすじについての説明は公式サイトに任せるとして、この映画を見た感想は

超面白かった。

です…ってそりゃ雑過ぎるか。

映画の内容なんですが、ざっくり言うと「エピソード6/ジェダイの帰還」の続きですね。レイア姫もハン・ソロも歳をとって、C-3POとR2-D2は見た目そんなに変わらず、チューバッカはチューバッカ。そしてあともう1人はと言いますと…まあそれは映画を見てのお楽しみということで。というかお楽しみ過ぎてラスト数分は落ち着いて見てられなかったよ私!!

新シリーズの新キャラは、元ストームトルーパーのフィン、勇敢なパイロットのポー・ダメロンとその相棒のBB-8、砂漠の惑星ジャクーで誰かの帰りを1人待ち続ける少女レイ、ダース・ベイダーのコスプレをした痛い中2病患者のカイロ・レンと、過去のキャラクターを彷彿とさせつつ現代の感覚にブラッシュアップされていて、見ていて大変心地よかったです。特にね、カイロ・レンの痛さがね、まさに「こういうスター・ウォーズファンっているよね」な感じで、劇場で自分の黒歴史という名の古傷をえぐられた人が結構いたんじゃないかな、ってね。「ダース・ベイダーみたいな恰好した敵キャラがいるな」って思ってたらまさかのダース・ベイダーのコスプレってのがね。主人公のレイは、砂漠で1人たくましく、かと言って強すぎも弱すぎもしないキャラクターで、ほれぼれしたり共感したりと人物造形が見事でした。あと、敵側の最高指導者スノーク(ムーミンに出てくるアレではない)を演じてるのがアンディ・サーキスというのが、観客に「あなたまたそういう役なの」と突っ込む隙を与えていて安心設計だなぁと思いました。続編で「いとしいしとぉぉぉ!!」って叫んでくれるのを期待してます。

カイロ・レンの痛さを味わうのが「フォースの覚醒」の醍醐味の一つなわけなんですが、もう一つ、身もだえするほど良かったのがBB-8。なんなんすかね、あのかわいさは。もし私が小学生で、クリスマス前にこの映画を見ていたなら、絶対サンタさんにBB-8をリクエストしてましたよ、ええ。40過ぎた大人の今でも、できるならリクエストしたいくらいですよ。

そのBB-8の登場するシーンで一番萌え萌えだったのは、映画冒頭で離ればなれになったポー・ダメロンと再会するシーンでした。人混みの中からダメロンを見つけるや否や、ぴゃーっと駆け寄る(正確には転がり寄る)姿を見て、「ああ、俺もダメロンになりてぇ!!」と心の中で叫んだのはきっと私だけではない…はず。できればダメロンとBB-8でスピンオフ作ってほしいくらいですわ。2人の出会いから信頼関係を築くまでのストーリーを見てみたいです。

リアルタイムで旧3部作を見ていない私は、金曜ロードショーなどのテレビ放送で旧3部作を、テレビ&劇場で新3部作を見て、東京ディズニーランドで一番好きなアトラクションがスター・ツアーズなくらいのゆるいファンです。その私でも映画本編上映中はずっと顔が緩みっぱなしで、ラストシーンではテンション上がりすぎて拳突き上げそうになったくらいなので、ディープなファンの人はさぞ大変なことだろうと思います。エピソード8の公開はまだまだ先ですが、それまでずっと超嬉しそうな顔が続けられそうなくらい、楽しめる作品でした。

…振り返ると今年観た映画はすごく面白いかすごく残念かの両極端だったなぁ。残念な映画が何だったのかは伏せますが。
来年はどうなるかしら。年明けに公開する映画の中で、見に行きたいのが結構あるけど、さてどうなることやら。とりあえず映画館で映画を見られるくらいの体力はつけておかねば!


コメントを投稿