| クレジットカードのゴールドカードの保有者の約６割が年収４００万円未満――。ＮＴＴドコモがこのほど実施した調査で、そんな実態が明らかになった。ゴールドカードは高収入者のステータスの象徴とされてきたが、大衆化が進んでいるようだ。 調査はクレジットカードの利用に関するもので、今年１０月中旬、全国の１５〜７９歳の男女７０００人を対象にインターネットで実施。そのうち、ゴールドカード保有者（事前調査１６１３人、本調査６１７人）の回答をまとめた。 ゴールドカード保有者に個人の年収を尋ねたところ、最も多かったのが「２００万円未満」（３９・６％）だった。２番目に多かったのは「２００万円以上４００万円未満」（２３・２％）で、年収４００万円未満が６２・８％を占める結果となった。次に多いのは「４００万円以上６００万円未満」（１７・２％）で、年収６００万円未満までの人が８０％となった。 ゴールドカードを持った理由としては「ポイントやマイルがたまりやすい」が２０・６％とトップで、「ステータスが魅力的」は４・２％にとどまった。 ゴールドカード保有者にメインで使うカードを選ぶ理由を尋ねたところ、「ポイントやマイルの還元率」（４８・６％）、「ポイントやマイルの使い道が多く魅力的」（４２・３％）、「よく使うお店や施設のカードだから」（２７・７％）といった回答が多かった。 いずれの回答からも、ポイントやマイルをためる「ポイ活」を目的にゴールドカードを保有している人が多いことが浮かび上がった。 同社は「『年収４００万円未満』のなかには、専業主婦（夫）や学生なども多く含まれている。誰でもゴールドカードを持つ時代になり、社会的なステータスで持つものではなくなった」と分析している。（毎日新聞） |
今はプラチナカード以上がステータスでしょう。
