インターネットの定着で企業が直接情報を発信しやすくなっているにもかかわらず、全国の企業の54・8%がSNSを運用していないことが東京商工リサーチの調査で分かった。運用している企業のうち29・3%は「効果が得られなかった」と回答。SNSの有効活用を巡り企業の模索が続きそうだ。 SNSを運用していない企業は、資本金1億円以上の大企業の53・1%を占めた。企業からは「BtoB(企業間取引)企業のため対外発信は限定している」(卸売業)、「ホームページがあるので、SNSを始める必要は感じられない」(製造業)といった声が寄せられた。 SNS運用後の効果で最も多かったのは「会社のイメージが向上した」で32・2%。これに「自社の製品・サービスのイメージが向上した」(26・7%)、「社員間のコミュニケーションが活発になった」(24・5%)が続いた。一方、「従業員採用の応募者が増加した」は7・9%にとどまった。 担当者は「SNSを運用する意向があるのなら、どのような効果があるかを探らなければならない」と分析している。 調査は8月1日〜9日に実施。4947社から有効回答を得た。(産経新聞) |
SNSは諸刃の剣ですからね。
使い方を間違えると大変なことに。