南国のエアポートの近くの市場の町に雨が降る
身に染み込んだ歌のリズムが心を震わす
路上のシャワーにそのまま行方をふさがれ
帰るところを失う
ふたたび空中を真っ白な水蒸気の波で満たす
悲しくも優しいラテン系のスピリットの薫りを遺して
僕の過去が何重にもこだまする
縦横無尽の色彩角度を切り取ったような蜃気楼が絡みつく
それはまるで懐かしいヴェイパー・ウェーブ・サウンドが何度でも
その名場面が繰り返されていくように
それはまるでずっと先に見えない明日までも
続いていきそう
それでも
いいよね
不透明な未来足の一歩も
今はまだ見えそうだからね
https://youtu.be/aOsZ_tV_1bo
yatcha john s. 「ヴェイパー・ウェーブ・サウンド」
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