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火星人襲来

2022-12-11 07:46:52 | 宇宙的意識
火星人襲来
 約5年も前の7月頃だったでしょうか、当時4歳の孫が保育園から帰って来るなり、「じいちゃん、大変だ。火星が攻めて来る」と大声で、言いに来たではありませんか。
 どこかで火星大接近の話を聞き込んで来たのでしょう。そこで思い出したのが、H・Gウェルズの「宇宙戦争」のラジオドラマ化の1938年のアメリカの出来事でした。名放送作家のオーソン・ウェルズの演出が効を奏し過ぎて、全米大パニックに陥った事件がありました。後の評論家は電波媒体が成功を納めた、最優秀作品と評したほどです。しかし果たして、広報媒体は、人々にどのような information を与えていったらよいか、依然としてはっきりとした解答がないままで、今日に至っているのではないでしょうか?

 当時の世情はナチの台頭と相まって、先行き不透明な社会だったことも原因の一つだったでしょう。

 日本でも、社会の誘導、情報操作など依然として不透明な問題があります。しかもその問題の難しさから、人々の関心が今一つとなっているわけです。私たち一人一人が、惑わされないで、自分の判断力をフルに発揮できるような社会構造とは、一体、どういうシステムなんでしょうか。様々な悲惨な過去の出来事を総括出来ないまま、今日に至って、またそのまま無思慮に未来に進んで行って、いいものなのでしょうか?

 日本の文化は今世界的にも高評価頂いてる点が無数ですが、それでも精神文化面で見逃せられない弱点もあることは忘れてはならないのです。

 その大きい弱点とは、「喉元過ぎれば暑さ忘れる」(Once it's past the throat,one forgets the heat of the swallowed object.)にあることです。楽天的といえば聞こえはいいのですが。

 私見では、精神文化の向上は、過去の経験を多方面から考察する哲学的総括を進めて行くことが肝要かと。

   右の写真はその放送で、火星人到来の場所とされた記念碑です。

https://youtu.be/uZjG6VPlwuw







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