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仏語、英語学習者。アイザック・アシモフのファン。ノース・ホワイトヘッド思想信奉。縄文志向、仏陀志向。

Author’s theme

2022-01-21 04:08:04 | 源氏物語
Arthur’s theme

 往年、私の趣味といえば、カラオケでクリストファー・クロスの「アーサーのテーマ」を歌うことぐらいでしたが、ふと思いついたことを皆さまと共有したく、ちょっとだけ文章にしたためたいと思いました。
 皆さまもご存知の「ニューヨークと月」と繰り返す「アーサーのテーマ」ですが、当時の私の愛読書は、伊藤俊太郎の『十二世紀ルネサンス』で、今でもFBにあらゆる形の投稿をいたしておりますその思想的土台の一つとなっておりますほどの示唆を与えらました。
 この書全般にわたっての主張は、近代のヨーロッパの思考の根元がおおよそ、十二世紀のイスラム文化にあったというものですが、第七講では「ロマンティック・ラブの成立」について詳細にわたって説明していますが、要は現代では、当たり前のように自由でおおらかな男女の情愛の世界は、それ以前には欧米には皆無で、みんなイスラムからの影響で生まれたというものです。
 「アーサーのテーマ」は歌っています。「今君ができることのすべてっていうならね、この恋に落ちることなんだよ」、「その他のことは一切忘れろよ、ただひとつのことだけが大事なんだ」、「つべこべ言わずね」、「いいね自分の今に正直になれよ」。
 しかしね、皆さん、私は声を大にしてお伝えしたいことは、「落下の法則」を発見した万有引力の基礎ともいうべきニュートンの科学思考も元を正せばイスラム文化なんですよ。「落ちる」と同時に「恋」もイスラム。
 そして、そういう感性はそれよりも2世紀も古く日本の小説「源氏物語」に出ているんだよね。しかもですね、その情愛が仏教思想と深い関わりがあるっていうことなんですよ。はたと、迷ってしまいます。皆さんはどうご理解されるでしょうか? 

https://youtu.be/EDmp91YXLaU

Yi Yin



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