OBSニュース

小樽商科大学ビジネススクール(専門職大学院)に関する情報を定期的にお知らせいたします。

第6回 戦略MG研究会が終わりました

2009-12-08 09:00:00 | イベント
11月21日、小樽商科大学札幌サテライトにおいて、本年度6回目の戦略MG研究会が開催されました。戦略MG(マネジメントゲーム)とは、材料の購入、製品の製造と販売を繰り返して株主資本の多寡を競う経営シミュレーションゲームです。

今回のインストラクターは滴草さん(4期)で、プレーヤーの総数は10名でした。インストラクター歴の長い芝さん(3期)は久しぶりにプレーヤーとして参加され、また、毎回最後の講義を担当していただいている籏本教授も参戦しました。二人は闘志をメラメラさせて同一のテーブルに着くこととなりました。結果は籏本教授が全期黒字を達成するも、最終期にかわされ、株主資本トップは芝さんでした。「芝さん、おめでとう」。最後の講義を終えた教授は、「学者として高邁なことを述べるためにも、全期黒字の達成は正直ほっとしました」と胸の裡を明かしてくれました。

今回は3名の初心者が参加され、ルールの記憶と会計処理に格闘しながらも、第4期まで終えました。感想はというと、「夢中になりました」、「今までで最高の研修でした」と感激するほど満足していただいたようです。9:30から20:00まで続いた今回の研究会でしたが、「あっという間でした」というのが参加者の感想の大半でした。
参加者の皆さんは有意義な学習機会をエンジョイしたようでした。

第4回 OBSフォーラムは本日開催です

2009-12-04 11:29:00 | イベント
本日、札幌駅前のアスティ45において、第4回OBSフォーラムを開催いたします(参加費無料)。
事前に申し込まれていない方でも、当日参加を受け付けますので、ぜひおいでください。

概要は以下の通りです。

第4回 OBSフォーラム「石屋製菓再生の軌跡とコンプライアンス経営」

講師: 石屋製菓株式会社 代表取締役社長
   島田 俊平 氏


日時: 2009年12月4日(金)18:30~
会場: 札幌市中央区北4条西5丁目1 アスティ45ビル4F
    アスティホール
主催: 国立大学法人小樽商科大学ビジネススクール(OBS)
    (大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻)
参加費:無料(定員200名)

講師略歴:
1973年4月 北海道拓殖銀行 入行
1998年11月 営業譲渡に伴い、北洋銀行 入行
 帯広中央支店長、常務取締役を経て
2007年8月 石屋製菓・石屋商事株式会社 代表取締役社長 就任

お問い合せ先
小樽商科大学入試課入学試験係
TEL:0134-27-5253
nyushi@office.otaru-uc.ac.jp

後期オープンクラスのご案内(4)ケーススタディI

2009-12-01 17:04:11 | 入試関連
小樽商科大学ビジネススクールでは平成22年度学生募集に先駆け、より具体的に本学を知っていただくため授業参観日(オープンクラス)を設けました。
受験を検討中の方、ビジネススクールの講義スタイルにご興味がある方は、この機会にぜひご参加ください。
OBSニュースでは、オープンクラス当日の授業内容を順次ご紹介しています。

今回ご紹介するオープンクラスは、「ケーススタディI」です。近藤公彦教授(マーケティング)、玉井健一准教授(経営戦略)、堺昌彦准教授(会計学)のチームティーチングによる実践科目です。
当日は、TSUTAYAを展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」のケース分析を行います。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(略称:CCC)は1985年の創業以来、増田宗昭社長の強力なリーダーシップのもと、TSUTAYAの店舗名で全国にフランチャイズ展開して業績を伸ばし、AVレンタル業界のパイオニアとして多くの革新をもたらしてきました。
授業では創業から近年までにCCCが行ってきた経営に関する事例を、4つの基本的視点(財務、マーケティング、組織、戦略)から分析し、同社の問題点を発見し、その解決策を考える演習を行います。
受講生は経営に関する事例が記述された30余ページのテキスト(ケース)を読み、各々問題点を分析した上で授業に臨みます。授業当日は、グループディスカッションとプレゼンテーションを通して考察を深め、組織の経営を多面的・全般的に観察する目を養います。

通常は小樽キャンパスで開講する科目ですが、オープンクラスは札幌サテライトでの実施です。10:30から17:40まで4時限のうち、16:00から行われるプレゼンテーションと質疑応答および、全体ディスカッションをご覧になれます。
なお、希望者多数につき、申込は締め切らせていただきました。ご了承ください。

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オープンクラス「ケーススタディI」 
講師:近藤公彦教授、玉井健一准教授、堺昌彦准教授
日時:2009年12月5日(土) 16:00-17:40
場所:小樽商科大学札幌サテライト
札幌市中央区北5西5 sapporo55ビル3F



このブログにおいて、当初ケーススタディIのオープンクラスを「ブラザー工業のケース分析」としておりましたが、「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(TSUTAYA)のケース分析」に変更となりました。

後期オープンクラスのご案内(3)経営戦略とイノベーション

2009-11-27 09:00:00 | 入試関連
小樽商科大学ビジネススクールでは平成22年度学生募集に先駆け、より具体的に本学を知っていただくため授業参観日(オープンクラス)を設けました。
受験を検討中の方、ビジネススクールの講義スタイルにご興味がある方は、この機会にぜひご参加ください。

OBSニュースでは、オープンクラス当日の授業内容を順次ご紹介しています。
今回ご紹介するオープンクラスは、玉井健一准教授の「経営戦略とイノベーション」です。

当日は「競争と共同を通じた事業環境の変革」をテーマに講義を行います。価値相関図という競争と強調の関係を考えるフレームワークを利用した環境変革型の戦略を、次の2点から解説します。
(1) 環境決定と戦略的選択
(2) 環境変革のための競争戦略と協調戦略

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オープンクラス「経営戦略とイノベーション」 講師:玉井健一准教授
日時:2009年12月2日(水) 20:10-21:40(2講目のみ公開)
場所:小樽商科大学札幌サテライト
札幌市中央区北5西5 sapporo55ビル3F



参観希望の方は下記のサイトからお申込ください。
http://www.otaru-uc.ac.jp/hnyu1/graduate/setsumei2009.12.5.htm

お問い合せ先はこちら
小樽商科大学入試課入学試験係
TEL: 0134-27-5253
E-mail: nyushi@office.otaru-uc.ac.jp

後期オープンクラスのご案内(2)ビジネスプランニングの技法

2009-11-26 08:18:43 | 入試関連
小樽商科大学ビジネススクールでは平成22年度学生募集に先駆け、より具体的に本学を知っていただくため授業参観日(オープンクラス)を設けました。
受験を検討中の方、ビジネススクールの講義スタイルにご興味がある方は、この機会にぜひご参加ください。

OBSニュースでは、オープンクラス当日の授業内容を順次ご紹介しています。
今回ご紹介するオープンクラスは、山本充教授の「ビジネスプランニングの技法」です。

当日は「標的とする市場の選定」をテーマにレクチャーを行います。
様々なニーズや欲求をもつ顧客グループ(セグメント)から構成される市場において、自社製品あるいは事業を展開し利益を確保するには、参入する市場セグメントを適切に評価・選定し、限りある経営資源を有効に活用できる戦略を構築しなければなりません。
授業では、そのために必要な市場分析に関する理論的な概要を取り上げ、その活用方法について学びます。

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オープンクラス「ビジネスプランニングの技法」 講師:山本充教授
日時:2009年12月1日(火) 18:30-20:00
場所:小樽商科大学札幌サテライト
札幌市中央区北5西5 sapporo55ビル3F



参観希望の方は下記のサイトからお申込ください。
http://www.otaru-uc.ac.jp/hnyu1/graduate/setsumei2009.12.5.htm

お問い合せ先はこちら
小樽商科大学入試課入学試験係
TEL: 0134-27-5253
E-mail: nyushi@office.otaru-uc.ac.jp

OBSエグゼクティブセミナー2009

2009-11-24 08:55:26 | イベント
OBSの修了生を対象としたOBSエグゼクティブセミナーが11月14日(土)に開催されました。

昨年に続く2回目のセミナーであり、ケースライターは2期生の志賀格氏と玉井健一准教授でした。セミナーの講師は志賀氏であり、2期生の土門亨氏と籏本智之教授がセミナーのサポート役を務めました。

セミナーの前半では、ケース執筆後の最新情報を補足説明した後、60分間、ケースの経営課題を探るグループディスカッションを行いました。各グループは、市場、組織、現在までの戦略をケースに沿って分析し、あるいはSWOT分析として整理するという形で、企業の経営課題を抽出しました。その内容を5分で発表し、質疑応答時間として5分を使って、議論を深めました。



そして、後半は、企業の戦略代替案を提案するという最も重要かつ、もっとも困難なディスカッション課題でした。参加者は、ディスカッションが煮詰まることはありながらも、限られた情報の中で、使いなれた分析ツールを駆使して、戦略を策定しようと、OBS時代に培った精神力を発揮していました。策定した戦略を5分で発表し、5分の質疑応答では、戦略実行に必要な資金量、戦略立案のための前提そして親会社の事業との関連について活発に議論がなされました。

最後に行われた全体ディスカッションでは、ケースライターが調査で得た感想もふまえて、新市場への適応能力を大いに議論しました。その議論を受けて、志賀氏が「独自な社風の維持と成長戦略」について解説し、セミナーは終了しました。

このセミナーは、MBA修得後も継続して研鑽を重ねることを目的としたものですが、レベルの高い議論を行うことができ、参加者は大いに充実感を得たようでした。

後期オープンクラスのご案内(1)パブリックマネジメント

2009-11-20 10:05:56 | 入試関連
小樽商科大学ビジネススクールでは平成22年度学生募集に先駆け、より具体的に本学を知っていただくため授業参観日(オープンクラス)を設けました。
受験を検討中の方、ビジネススクールの講義スタイルにご興味がある方は、この機会にぜひご参加ください。
OBSニュースでは、当日の授業内容を順次ご紹介いたします。

今回ご紹介するオープンクラスは、相内俊一教授の「パブリックマネジメント」です。

当日のテーマは「パブリックセクターの特徴:民間とどこが違うか」。
受講生は、以下に関するレポートを事前に作成して講義に臨みます。

・ 公立病院は必要か
・ 必要だとすればその根拠は何か
・ 公立病院のマネジメントは誰が行うべきか

講義の前半では、レポートに基づくディスカッションを通じ、民間と異なるパブリック・セクター独特の問題はあるか、あるとすれば、どのような問題なのかを、さまざまな角度から検討し、認識を深めます。

講義の後半では、公共サービスの質と、提供主体、パブリック・セクターが存在する目的についてディスカッションし、パブリック・セクターのミッションについて考えます。さらに、日本における行政組織のあり方、とりわけ官僚制のもつ功罪について紹介し、改革の可能性について考えます。事例として、三重県とニセコ町の取り組みを紹介します。

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オープンクラス「パブリックマネジメント」 講師:相内俊一教授
日時:2009年11月25日(水) 18:30-21:40(18:30~20:00/20:10~21:40の2時限)
場所:小樽商科大学札幌サテライト
札幌市中央区北5西5 sapporo55ビル3F



参観希望の方は下記のサイトからお申込ください。
http://www.otaru-uc.ac.jp/hnyu1/graduate/setsumei2009.12.5.htm

お問い合せ先はこちら
小樽商科大学入試課入学試験係
TEL: 0134-27-5253
E-mail: nyushi@office.otaru-uc.ac.jp

授業参観(オープンクラス)と入試説明会のご案内

2009-11-19 09:13:29 | 入試関連
この記事において、当初ケーススタディIのオープンクラスを「ブラザー工業のケース分析」としておりましたが、「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(TSUTAYA)のケース分析」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
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小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻(OBS)では、平成22年後期学生募集に先立ち、下記の日程で入試説明会と授業参観(オープンクラス)を実施いたします。
オープンクラスではOBSで実際に行われている授業を見学、入試説明会における模擬授業では実際に授業の雰囲気を体験していただくことができます。
ご興味のある方はぜひ、お気軽にご参加ください。

<オープンクラス>
11月25日(水) 18:30-21:40
パブリックマネジメント
―パブリック・セクターの特徴:民間とどこが違うか―
相内 俊一 教授

12月1日(火) 18:30-20:00
ビジネスプランニングの技法
―標的とする市場の選定―
山本 充 教授

12月2日(水) 20:10-21:40
経営戦略とイノベーション
―競争と共同を通じた事業環境の変革―
玉井 健一 准教授

12月5日(土) 16:00-17:40
ケーススタディI
―カルチュア・コンビニエンス・クラブ(TSUTAYA)のケース分析―
近藤 公彦 教授
玉井 健一 准教授
堺 昌彦 准教授
(定員25名)

<入試説明会>
12月5日(土) 18:30-21:40
・ ビジネススクール概要説明
・ 平成22年度入試説明
・ 模擬授業、他

会場:小樽商科大学札幌サテライト
   札幌市中央区北5西5 sapporo55ビル3F

参加申込は下記のサイトからお願いいたします。
http://www.otaru-uc.ac.jp/hnyu1/graduate/setsumei2009.12.5.htm

お問い合せ先
小樽商科大学入試課入学試験係
0134-27-5253
nyushi@office.otaru-uc.ac.jp

第4回 OBSフォーラム開催!

2009-11-17 10:07:07 | イベント
12月4日(金)、札幌駅前のアスティ45において、第4回OBSフォーラムを開催いたします(参加費無料)。

石屋製菓株式会社 代表取締役社長 島田 俊平 氏をお迎えし、「石屋製菓再生の軌跡とコンプライアンス経営」をテーマに講演していただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
また、友人・知人の方もお誘いいただければ幸いです。

第4回 OBSフォーラム「石屋製菓再生の軌跡とコンプライアンス経営」

講師: 石屋製菓株式会社 代表取締役社長
   島田 俊平 氏


日時: 2009年12月4日(金)18:30~
会場: 札幌市中央区北4条西5丁目1 アスティ45ビル4F
    アスティホール
主催: 国立大学法人小樽商科大学ビジネススクール(OBS)
    (大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻)
受講料:無料(定員200名)

講師略歴:
1973年4月 北海道拓殖銀行 入行
1998年11月 営業譲渡に伴い、北洋銀行 入行
 帯広中央支店長、常務取締役を経て
2007年8月 石屋製菓・石屋商事株式会社 代表取締役社長 就任


参加申込は下記のサイトからお願いいたします。
http://www.otaru-uc.ac.jp/hnyu1/graduate/setsumei2009.12.5.htm

お問い合せ先
小樽商科大学入試課入学試験係
TEL:0134-27-5253
nyushi@office.otaru-uc.ac.jp

友人・知人の方へのご案内には次のURLよりパンフレットをダウンロードしてご利用ください。
http://www.otaru-uc.ac.jp/master/bs/091204_OBSforum4.pdf

『MBAのための組織行動マネジメント』が出版されました

2009-11-10 08:36:22 | 書籍紹介
今夏、OBSの書籍シリーズ第5弾、『MBAのための組織行動マネジメント』(同文舘出版、2,300円+税)が出川淳教授、近藤公彦教授の共著により刊行されました。
その内容についてご紹介いたします。

1960年代に米国で展開が始まった組織行動学という考え方が、日本においても認知度が高まってきました。これまでは、人的資源管理として研究されてきましたが、組織よりも個人に焦点をあてた人的資源管理では不十分であるのが現在の経営環境です。つまり、複雑化する一方の経済環境や経営環境下では、企業変革や経営戦略を成功させ、事業を発展させていくためには、個人やそのグループによって構成されることを前提とした組織に主眼をおき、組織的な活動の成果や効果に注目する組織行動という考えが必要となってきました。
企業で求められるのは、組織行動をマネジメントするための具体的な施策でしょう。そこで、本書では、以下のような要素について、実践的な効果を持つと考えられる理論や実際に活用できる知見を明らかにして読者に提供していくことを主たる目的としました。

・ モチベーション(動機づけ)のメカニズム
・ 組織の意思決定における現象
・ 円滑なコミュニケーションを実現する方法
・ リーダーシップを発揮するための要件
・ 組織の編成方法
・ 職務設計の方法
・ 業績評価と報酬システム
・ 組織文化のコントロール
・ 上記要素と組織変革/経営戦略との連携

この目的のため、従来の組織行動学の解説書には含まれていないような内容、例えば、円滑なコミュニケーションや効果的なリーダーシップのための心理学的な研究に基づく知見等も取り込まれています。

なお、本書の目次は次のとおりです。

第1章 組織行動学とは
第2章 組織の中の個人
第3章 グループ行動の基礎
第4章 コミュニケーション
第5章 リーダーシップ
第6章 組織としてのシステム
第7章 組織変革と組織行動学